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ユラーナ Ulana - A bridge between Japan and Overseas Countries

龍神由美のブログ。江戸の面影を残す川越に、先祖代々300年住んでいます。私の川越暮らしを綴ります。

東京はとても暗かったです

2011年04月09日 | 社会
一昨日、午後、都内に出る用事がありました。川越駅構内も照明が落とされて大分暗かったのですが、池袋に着いて、メトロポリタン口からJR山手線に乗ろうとしたら、エスカレーターが止まっていました。節電なのね、と思いつつ、改札を通ったら、何番線と書いてあるボードにもライトはありません。

そして、山手線に乗り込んだら、車内は、全く電灯が点いておらず、真っ暗でした。「わぁ、ここまで節電しているのだ」とかなり驚きました。乗り込んできたサラリーマンらしき男性3人が「暗いよね。これ、ニューヨークだったら、事件とか起きそうだよね」と話していて、そうかもしれない、と思いました。(夜は、さすがに、車内は電灯が点いていましたが)

渋谷も暗く、五反田も暗かったです。五反田に着いたときには、すでに夕闇が訪れていたのですが、お店の看板は、ほとんど照明が消えていて、どこに何のお店があるのか、よくわからない・・という状態でした。

東京23区が計画停電の中に含まれなかったことに対して、不満の声も聞こえていましたが、「東京、がんばっているなぁ」というのが、私の感想です。電車も、間引き運転をしているそうなので、混んでいることを予想していましたが、逆に空いていました。乗ったタクシーの運転手さんにお聞きすると、「会社によっては、時差出勤をしているからね」とのことでした。

東京の暗さは、人の気持ちの暗さにも繋がるような気がしました。でも、これを何年も続けなければならないのでしょうね、きっと。

障がいのある方や、高齢者の方、赤ちゃんや小さいお子さん連れの方にとっては、エスカレーターやエレベーターを使えないということは、とても大変なことのように思えました。

川越駅に着き、バスに乗って仲町で降りたら、街路灯に照らされている蔵造りの町並みが見えました。いつものようにきれいでした。川越の夜は、以前と変わらない暗さです。変わらぬ暗さに、逆に、ほっとしました。

しかし、その深夜の地震は、怖かったです。


ユラーナ
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何とか収束への道に繋がるよう、お願いします

2011年04月06日 | 社会
買い物に出たら、「毎日のニュースで気分が悪くなってしまった」、という方にお会いしました。ごもっともです。いったい、この原発の不安定な事態は、いつまで続くのでしょうか。

ネット上の情報に比べて、新聞、テレビはかなり後から情報を流しますね。デマに惑わされないように、というACの広告もありますが、何がデマで何がデマでないのか、悩みます。

東電の会見、原子力保安院の会見、官房長官の会見、政府の外国人プレスへの会見(通訳付き)をカットすることなく、記者との質疑応答まで流しているネットの番組もあります。それらを見ていると、テレビや新聞は、ほんの一部だけしか流さないのだなぁ、とつくづく思います。

今日、夕飯の買い物をしながら、「いったい、何を手にしたらよいのだろう」、と思案に暮れました。当然のことながら、魚類は売れていませんでした。お寿司も。いくら、「今、市場に出ているものは安全です」と言われても、(それはそうなのかもしれませんが)手に取ることは心理的にむずかしい・・・今、「私は、全面的に政府の言うことを信じられる」という方は、少ないのではないでしょうか。

ずっと、「大丈夫だ、大丈夫だ」、と言われてきて、どんどん状況は悪化しているような感じです。「東電は1号機原子炉格納容器に窒素を入れることを決めた」という報道が先ほどありました。爆発を引き起こす可能性がある水素や酸素の割り合いを下げるために、原子炉格納容器に数日かけて窒素を注入するそうですが、窒素を入れることで原子炉格納容器の中の圧力が高まるため、放射性物質が外部に漏れ出す可能性がある、とも。これだけは避けて欲しいです。

現場で大量の放射線を浴びながら、必死で作業をしてくださっている方には、頭が下がります。ご家族はどんな思いでいらっしゃることでしょうか。しかし、何とか収束への道に繋がるよう、お願いしたい。赤ちゃんや子供たちの未来をつぶさないで欲しい。どうぞよろしくお願いいたします。祈るばかりです。


ユラーナ

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川越市の水道水の状況について(3/31)

2011年03月31日 | 社会
本日の川越市の発表によると、「大久保浄水場から配水され、さいたま市内の蛇口から3月30日に採水された水道水を埼玉県が測定したところ、放射性ヨウ素が1リットル当たり4.3ベクレルとなっています」とのこと。

ヨウ素131については、30~40ベクレル/リットル未満を不検出とするそうですので、問題なさそうです。また、セシウム134・セシウム137については、具体的な数値は書いてありませんが、20~30ベクレル/リットル以下の不検出とされています。

今後は、川越の水道水については、値が国の基準を超えたときに、記事にしたいと思います。


昨日、「小江戸新聞」にある「川越の水道水に問題出ず」という記事をご紹介しましたが、最後の部分を転載させていただきます。

摂取制限に備え、応急給水体制を準備(小江戸新聞より)
(最後の部分を抜粋)
 また、市では28日午後3時から開いた第8回「緊急危機管理対策本部」(本部長・川合善明市長)で、今後万が一市内の水道水から摂取制限基準を超えた放射性ヨウ素が検出された場合を想定し、応急給水体制の準備を進めることを決めました。
 
応急給水では、市内11カ所に給水タンク(容量1t)を需要に合わせて複数設置。市郭町浄水場(郭町)でくみ上げた深層地下水を検査した上で、2台の給水車で運搬する体制を整えていくとしています。



原発の状態は、依然として危機的状況にあるわけですから、川越市でこういう対策を検討してくれているということは、喜ばしいことだと思います。


ユラーナ

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川越市の水道水の状況について(3/30)

2011年03月30日 | 社会
本日の川越市の発表によると、「大久保浄水場から配水され、さいたま市内の蛇口から3月29日に採水された水道水を埼玉県が測定したところ、放射性ヨウ素が1リットル当たり5.3ベクレルとなっています」とのこと。放射性ヨウ素の値はだいぶ下がりました。

川越市のホームページより
川越市の水道水の状況について(こちら)


しかしながら、福島第一原発の状況は、依然、厳しい状況であるようですね。「1000万倍」とか、「1000倍を超える値」という表現に慣れてしまって、あまり驚かなくなっている自分がいて、その自分の感覚に危機感を感じます。かと言って、私たちにはどうすることも出来ず、事態を正視するしかないですね。


川越の水については、「小江戸新聞」が詳しく書いてくれています。万一に備えて川越市が動いてくれていることを知って、嬉しく思います。


ユラーナ





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川越郵便局での義援金送金は簡単になりました

2011年03月29日 | 社会
父も東北関東大震災への義援金を送りたいというので、代理で川越郵便局(ゆうちょ銀行川越店)に行ってきました。

先日、私が行ったときには、「この口座記号番号、加入社名を書いてください」と言われ、ちょっと戸惑いました。口座記号番号は、どの部分に記入したらよいのか慣れていないのでわかりずらく、「書いてもらえませんか?」と言ったら、「それはできないんですね」と言われてしまいました。

しかし、今日は、「どちらへ送りたいですか?」と訊かれたので、「日本赤十字です」と言うと、口座記号番号、加入者名がすでに書き込んである振込み用紙をくれましたので、金額と名前、住所を書くだけで済みました。

インターネットで簡単に送金できる方法もあります。少しずつでも、積もれば大きな金額になるかと思います。何億も寄付される方は、それはそれで素晴らしいですけれども、一般の人はなかなかむずかしいですね。しかし、例え、100円でも1000円でも、気持ちを送るというのは、この大災害では大切なことかと思います。

ボランティアに参加される方も多いと聞いています。私は、家族があってなかなかそこまでできませんが、少しでも、自分の出来ることをやろうと思います。


ユラーナ

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