「答え」を求めない強さを持つ

マニュアルに縛られた世界に長く居る事により、体の使い方も硬く、どこかぎこちないなと思う人はいます。

これは自分もそうでしたが、やはりそういうマニュアルに慣れてしまった現代人には「答え」という定まったものがないと不安で仕方がないという人が多いといいます。

ですが、本来人間は「幸せ」や、「強さ」など「答え」のない世界に生きています。

同じようにボクシングや他のスポーツにしても「答え」などはなく、あるのは基本だけで、「答え」自体は自分自身で見つけるしかないものだと思います。

勉強のように「1+1=2」など「答え」などがあれば実に簡単なのですが、それはそれでいて全く面白くありません。

「答え」のない世界で、自分がどう感じ、何を信じるか。

それが一番大切なものだと思います。

こうしないといけない、ああしないといけないと思ってしまうと、心が硬くなり、また同時に体も硬くなってしまいます。

周りの評価を気にしすぎたり、どう言われようが、ぶれないような心の「軸」を持つ事が大切なんじゃないかと思います。

体の使い方を見るだけでこの人はどういう生き方をしてきたのかもわかるものですが、この空間では「自然体」であって欲しく、マニュアルもなければ強制も一切しません。

どうぞみなさん柔らかく「心」と「体」、「頭」を使って下さい。