ボクシングは人生の縮図といいますが
本当にそうだと思うんですよね。
他人と関わり、甘えを捨て、自らが努力し、リングに上がれば誰も助けてはくれず、闘うのは自分自身であり、
自分と真摯に向き合い、失敗しながら工夫を重ね、倒れてもなお、起き上がり、決してあきらめず、向かっていく。
結果でなく「挑戦」していこうとする気持ちこそが大事であったり、挑んでいくその「過程」こそに意味があり、大事であると思います。
考えると、後から気付く事も多く、「答え」などはない事に気付き、その中で一人一人が自分の中で何かを学び、強く、成長していきます。
「精神力」と「体」を鍛えましょう。
「精神力」がなければ体を作ることはできず、また、「体」がなければ精神力は作れません。 「その上で」の技術であり、技術は後から付いてくるものと思ってます。
一度、自分の人生にも置き換えて考えてみてください。
お金なんかでは得られない、色々な気付きや、たくさん得るものがあります。
本当になんて素晴らしいスポーツなんだろうと思います。
このスポーツに出会えた事にいつも自分は感謝しています。
今日はちょっとしんどいからミットなしであったり、今日はちょっとしんどいからミット軽めでやって欲しかったり、今日は忙しくて時間ないのでこれ位で終わるなど、
これに関しては言って貰って全然結構です。
いつも見ている人達なので言わなくてもなんとなくわかる事もあるといえばありますが、やはり言ってもらわないとわからない事もあります。
そんな時はどうぞ気軽に言って貰えたらと思います。
自分の方針として、練習の強制などは一切致しません。
強制しないのではなく、「一切」致しません。
各自の「気持ち」を最大限に尊重します。
本当に自分の出来る範囲でやって貰ったらいいと思っています。
ですが、それが「だらだら」やってたり、「甘え」を捨ててない怠惰であればそれはもうボクシングをやってるとは言えません。
周りにも「ボクシングをやっている」と言って欲しくない気がします。
ボクシングやってるというのがファッション感覚では少し寂しい気がします。
せっかく自らでトレーニングに来たからには、やっぱりそれなりにちゃんとやろうよと思う事が多々あるのも事実です。
基本的に人間自分には弱い、甘いものなので、つい「休みっぱなし」、「座りっぱなし」になってしまうかもしれませんが。
マイペースでのびのびとやってはもらいたいが、せっかくやるなら真剣にやらないと本当の意味ではボクシングの面白さ、奥深さが「全く」わからない、伝わらないと思ってます。
楽しくやるというのは「だらだらやる」、「甘える」のとは違います。
練習の途中に自分自身、座ったりなんかした事は一度もないし、いかに自分をストイックに追い込むかがトレーニングでもあり、ボクシングでもあると思うので、そのあたりに関して、「のびのび気軽にやってもらいたい」気持ちと、「やる時は真剣にやってもらいたいな」と思う「ジレンマ」はあります。
やはり「真摯に取り組まないと本当の意味でボクシングの面白さはわからない」と思っています。
その人なりに、自分なりに出来る範囲で頑張って欲しいと思います。
最近色々考える事があり、それこそが自分の思う「スポーツとしてボクシングを楽しもう」というコンセプトだとも再確認しました。
楽しむって言ってもだらだら、へらへらと楽しむんじゃなく、ボクシングを通じて「心・技・体」を自分のできうる最大限の高いレベルで会得し、自分自身を高めていって欲しいという事です。それでも、
「真剣にやってる」
「頑張っている」
人間、言葉ではなんとでも言えますが、「体は正直」です。
ドア開けて入る瞬間からこちらから見てやる気ないな、トレーニングをしているところを見ても本当に真剣にやってるのかな?いう感じではなく、せっかく来たのだから練習道具だけでなくやる気、情熱を持って来て下さい。
僕が思う同じ分だけ返します。
まぁ体が動かなくてしんどくて休んでしまいたい気持ちはわかるし、自分のミットもハードなのかなという部分もありますが。
ほんと「やる気」があるのかな~というのが感じられない人もやはりいるので、そこはちょっと色々自分の中で考えたりします。
昨日は近くの居酒屋で同じ中学に通ってた、先日も飲みに行く先々でも道でよくばったり会うボクサー時代の仲間のK島くんと飲みに行ってました。
考え方、波調が合い、居酒屋で男二人ものすごい感動しまくってました。
彼の兄貴とも僕は同じ高校でしたが(ここも何か縁あるなぁ)、その兄貴が関東に転勤になり、その際に一緒に関東に行った際、わざわざ「きんつば」を買ってくれてて頂きました☆