
今日の1匹は※トンガリササノハガイ。彦根市の大型農業排水路で発見しました。幅3mほどの両岸は、コンクリートを用いていましたが、水路底は自然のまま。水位0.1m、流れは緩やかで、薄く泥の堆積した砂底でした。橋の上から水路を覗いた時に、貝殻を多くあったので調査したところ、他の二枚貝と共に発見。初めて生体を採取することができました。
※ササノハガイとして居ましたが、トンガリササノハガイに統一
<データ>
名前:トンガリササノハガイ
分布:日本各地
体長:殻長80mm~120mmくらい
生息:琵琶湖・淀川水系の砂泥底
特徴:
漢字で書いたら「笹葉貝」。黒色で長細い二枚貝でして、笹の葉の様な見た目から名前が付けられたようです。イシガイと共に、主にヒガイの産卵母貝になるようです。繁殖期は4~8月頃で、母貝から放出された幼生は、ヨシノボリ類などの鰓や鰭などに寄生します。ササノハガイ(琵琶湖固有種)となっていましたが、トンガリササノハガイと同一種のようで、近年ではトンガリササノハガイに名前が統一されてきました。
滋賀県版レッドリスト:分布上重要種
参考・引用文献
私見:
淡水二枚貝では大きい分類でして、形状も好きです。
知人は昔、ルアーなどを作る材料にしていたそうです。
採取:
河床の泥から姿を出しているのを見つけて掘り起こす。
飼育:
他の二枚貝と同様。長細いため、他の二枚貝より砂を厚く敷いて上げる方が良いかもしれません。餌が難しく、水槽内での飼育は困難です
動画:
画像:



08.06.05追加画像。砂に潜っている時のトンガリササノハガイです。
よろしければこちらにもお越し下さい。
※ササノハガイとして居ましたが、トンガリササノハガイに統一
<データ>
名前:トンガリササノハガイ
分布:日本各地
体長:殻長80mm~120mmくらい
生息:琵琶湖・淀川水系の砂泥底

特徴:
漢字で書いたら「笹葉貝」。黒色で長細い二枚貝でして、笹の葉の様な見た目から名前が付けられたようです。イシガイと共に、主にヒガイの産卵母貝になるようです。繁殖期は4~8月頃で、母貝から放出された幼生は、ヨシノボリ類などの鰓や鰭などに寄生します。ササノハガイ(琵琶湖固有種)となっていましたが、トンガリササノハガイと同一種のようで、近年ではトンガリササノハガイに名前が統一されてきました。
滋賀県版レッドリスト:分布上重要種
参考・引用文献
私見:
淡水二枚貝では大きい分類でして、形状も好きです。
知人は昔、ルアーなどを作る材料にしていたそうです。
採取:
河床の泥から姿を出しているのを見つけて掘り起こす。
飼育:
他の二枚貝と同様。長細いため、他の二枚貝より砂を厚く敷いて上げる方が良いかもしれません。餌が難しく、水槽内での飼育は困難です
動画:
画像:



08.06.05追加画像。砂に潜っている時のトンガリササノハガイです。
よろしければこちらにもお越し下さい。

水質に敏感なので飼育は経験が必要なのでしょうね。
私はずぼらに水槽に放り込んでいますが…。
ササノハガイ…羨ましいです。
二枚貝は、室内水槽では上手に飼育できませんでした。ろ過無しの野外グリーンウォーターでは調子がいいんですが、ここでは観賞できません。
ですから、小さな個体を少量だけ入れて、水換えも余りせずに室内飼育中です(何匹か☆になりましたが)。