近江フィールドワーク

琵琶湖の淡水魚を中心とした、下手の横好き素人ブログ。内容を信ずるなかれ!

餌話 『テトラマリン』

2012年04月06日 08時42分33秒 | 飼育・病気
閲覧有難う御座います。本日は飼育関係のお話です。


商品名:テトラ マリン
メーカー:Tetra(テトラ)
形状: 顆粒タイプ(細かい粒です)
用途: 沈水性(ゆっくりと沈む)
対象: 海水魚
私見:

 何時も愛用しているテトラ社ものですね。今回のアイテムは海水用の餌なのですが・・・
テトラ史上最も嗜好性が悪い(笑)

海水魚に与えると、素早く口に入れて即吐き出す!
ヤドカリが素通りした時は、ある種の感動を・・・
そして彼ら、金魚餌であるテトラフィンを与えると食べるんだな・・・
今まで買った中で、こんなに食べなかった餌は初めてですね~
因みに、このテトラマリンを淡水魚に与えると、凄く食べるんですよね。
”マリン”な割には海水魚に嫌われている餌の話でした。

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近江工舎

魚の病気⑥

2011年04月15日 07時48分54秒 | 飼育・病気
閲覧有難う御座います。本日は病気の話です。

                      
 昨年から飼育しているメダカです。最初は抱卵したのか?とのん気に考えていましたが、これは尋常じゃ無い膨れ方です。お腹の膨れるメジャーな病気には通称で、転覆病、腹水病と呼ばれるものがあるそうです。転覆病は仰向けになる事が多いようで、今回は仰向けにならず潜っているので腹水病の方でしょうか?

病名:
 腹水病
症状:
 眼球の飛び出し、鱗の逆立ち、出血、体表の潰瘍、尾鰭消失など様々
原因:
 正確な原因は不明とのこと
感染:
 腹部に水が溜まり、尋常じゃ無い膨らみ方をする。
治療:
 薬浴や注射器による水抜き等が有る様ですが、決定的な方法は不明。
魚のサイズや種類によって、治療の仕方が変わってくるのかもしれませんね。
予防:
 水質を綺麗に保つことが大切なようです。
私見:
 初感染、現在4ヶ月目ですが仰向けにならず餌を捕ってます。
                        
 上から見ても膨れ具合の異常さがわかりますね・・・。


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魚の病気⑤

2010年09月22日 07時53分38秒 | 飼育・病気
閲覧有難う御座います。本日は病気の話です。

         
 河川で採取した眼球の飛び出している個体です。
『エロモナス感染症 』と呼ばれる症状でして、その中でも特にポップアイと呼ばれる病気のようです(奇形の可能性もありますが・・・)。他には鱗が逆立つ松毬病穴あき病などと呼ばれる病気もこのエロモナス感染症の内の一つの症状のようですね。

病名:
 エロモナス感染症
症状:
 眼球の飛び出し、鱗の逆立ち、出血、体表の潰瘍、尾鰭消失など様々
原因:
 病原菌の付着
感染:
 主に淡水に生息するの常在菌が、免疫力の低下した魚に付着、感染するようです。感染してから症状が現れるまで、少し時間が掛かるようでして、症状を確認した時には手遅れである事が多い気がします。
治療:
 完全に症状が現れてからの効果的な治療法は、まだ確立されていないようです。
予防:
 水質を綺麗に保つことが大切なようです。
私見:
 感染してから生還させた魚はいません、難病かと・・・。

別のポップアイ個体。
           
 こちらは典型的な症状の体側と目の辺りからの出血です。

           
 こちらは『穴あき病』と呼ばれる症状ですね。



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餌話 「テトラモンスター」

2010年09月18日 08時16分57秒 | 飼育・病気
閲覧有難う御座います。本日は飼育の話です。

         
商品名:
 テトラ モンスター
メーカー:
 Tetra(テトラ)
形状:
 ペレットタイプ
用途:
 沈水性
対象:
 カマツカ等の底物、ナマズ・ギギ、淡水・海水甲殻類などは食べました 
私見:
          
         
 実はこのテトラモンスター、2種類のタイプが御座います。普通ならば内容量の違いだけなのですが、この商品はペレットもサイズが違うんですよ~。今回はこのサイズを比較する為にラージペレットの方を購入しました。大きい分、海水での沈水性が良いですね~

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魚の病気④

2010年06月12日 09時35分33秒 | 飼育・病気
閲覧有難う御座います。本日は病気の話です。

         
         
 採取したアユの体に数か所の”穴あき”が見られました。
『冷水病』と呼ばれる症状ですかね?
この症状、アユで多く見かけますが
アユ以外の魚では見掛けた事がありませんね。

病名:
 冷水病
症状:
 鰓蓋の出血、体表の穴あき等色々な症状があるようです。
原因:
 病原菌の付着
感染:
 20度以下の低温で水中の病原菌に接触、感染する。20度以上の水温でも感染したアユを見た事が有りますので、冷水だけでの病気ではないかも知れませんね。
飼育下で感染経験のある魚は、ありません。自然化ではアユのみ確認しています。
治療:
 効果的な治療法はまだ確立されていないようです。
予防:
 効果的な治療法はまだ確立されていないようです。感染個体やその環境の水を持ちこまない事くらいしか思いつきません。
私見:
 ①同じ穴あき症状でも、エロモナス感染症と違いがでるでしょうか?
 ②同じ魚でも耐性があるのか?耐性の違いは?



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