近江フィールドワーク

琵琶湖の淡水魚を中心とした、下手の横好き素人ブログ。内容を信ずるなかれ!

『ヌマガイ(ドブガイA型)』 几帳面な性格?

2010年02月27日 08時03分44秒 | 滋賀県の貝類紹介
 閲覧有難う御座います。滋賀県に生息する貝類の紹介、今日の1匹はヌマガイ(ドブガイA型)。水田環境の用水路で採取した二枚貝、ヌマガイかも知れませんね~。
西村さんのコメントより、ドブガイを”タガイ”と”ヌマガイ”に分けました。
<データ>
名前:ヌマガイ(ドブガイA型)
分布:滋賀県の平野部 
体長:最大200mmくらい 
生息:溜池や用水路、田圃の日当たりの良い泥底の中らしい
     
特徴:
 漢字で書くと「沼貝(溝貝A型)」ですかね?殻は卵形よりも丸く両殻が膨れ、噛み合わせの歯がありません。殻の色は外側が黒系(一部緑褐色などが混じる)で内側が白色系ですね。雌雄異体で産卵期は春から夏頃らしく、年に1度しか繁殖しないそうです。生まれた幼生はヨシノボリなどに寄生して移動します。幼貝期は成貝と異なり、殻色が黄色っぽいですね。
類似種との違い
タガイ:やや長く膨らみが少ない。流水域などで見られる
ヌマガイ:円系に近い形で膨らみ、サイズ共に大きい。止水域などで見られる
滋賀県版レッドリスト:記載無し
参考・引用文献
私見:
 A型と言う事は几帳面な方なのでしょうね~
採取:
 河床から出ている殻の周りをタモ網や素手で漁る。
飼育:
 水槽飼育は難しいと思います。
動画:

画像:
         
        
        トップ画像とは別の個体ですが、多分ヌマガイかな?
        
        ヌマガイの幼貝と思えわれる個体、殻の色がまだ淡いです。


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16 コメント

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Unknown (懐畔泥鰌)
2010-02-27 18:53:28
私は、田貝と沼貝という呼び方の方が、しっくりします。
ただ、正確に見分けられるほどのものはありませんが…。
B型もいるの?
YさんとMさんそうらしいよ…。
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Unknown (ボテ男爵)
2010-02-27 22:39:03
ドブガイも2種類あるのですね、たぶんワタシには見分けつきませんが(笑)
こちらでは大河川にいるヌマガイ?の大きさはハンパではありません。
20センチを超えてるだろ?という固体も見受けられます。
一体何年ぐらい生きてるんでしょうね~?
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Unknown (ゆう)
2010-02-27 23:14:40
B型のYです。
几帳面なのはryuさん?
ちゃんと分けて記事にするとこなんかが見た目によらず几帳面。
A型なの?
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難しいですね。 (サワ)
2010-02-28 03:47:29
2枚貝の飼育は本当に難しいですね。

琵琶湖の水を1週間に一度くらい
ぶち込んでいた頃は落ちることは
無かったのですが・・・・。

って言うよりは水槽入れて
半年ぐらいが限界かもしれませんね。
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Unknown (しかちん)
2010-02-28 04:17:29
ホントに貝の見分けは分からないw

うちの貝はベランダで雨水を溜めるプラントで
飼育しているので結構長生きしてくれるんです
が、それでも中には落ちるのが何個かあります
本当に飼育は難しいですね。
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Unknown (masa (お気楽忍者))
2010-02-28 05:46:21
B型のMです。
二枚貝は昨年いくつか飼育しましたが、水槽内ではやっぱり難しいですね。
田んぼの泥などでないと無理なのかな。
餌になる植物プランクトンが必要なんでしょうね。
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A (iokun-oz)
2010-02-28 20:37:39
秋に持ち帰った二枚貝はまだ生存中。
やはり水温が低いので長生きしているのでしょうかね。
暖かくなったらダメだろうな。
ちなみに私は几帳面なA型。
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B型 (ryu-oumi )
2010-02-28 22:00:04
>懐畔泥鰌さん
 B型がタガイの方になるらしいです。
 >正確に見分けられる
勿論、私の見分けは適当ですね~
この画像にも怪しいのが混じってます。
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書籍 (ryu-oumi )
2010-02-28 22:03:32
>ボテ男爵さん
 書籍では、ドブガイ・タガイ・ヌマガイ
の3種類にマルドブガイが有りました。
個体差もあるので、私では見分け不可能!
殆ど勘ですね~
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 (ryu-oumi )
2010-02-28 22:08:05
>ゆうさん
 >A型なの?
何型という話ですか?
前は”富士型”で後は”河童型”です。
後はゆうさんと同じ”型”ですね~
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