近江フィールドワーク

琵琶湖の淡水魚を中心とした、下手の横好き素人ブログ。内容を信ずるなかれ!

解説 二枚貝

2010年10月05日 08時03分03秒 | 解説・検証
 閲覧有難う御座います。本日は二枚貝の部位解説です。そうそう、カテゴリーも新たに立ち上げました~

生体紹介の時に用いる、専門書の受け売り用語
「殻長が○○で」とか書いてるけど、”殻長”って何処の話だ?
調子に乗って知ったかぶっていますので、
ここで簡単に、この部位はここ~っと説明を書かせて頂きますね~
        
        
        
        

①殻長(かくちょう)  :殻の長さの事ですね。
②殻高(かくこう)   :殻の高さの事ですね。私は『からだか』と言っていました。
③腹縁(ふくえん)   :殻の口が開く方ですね。離婚後に元鞘に戻るのとは別です。
④殻頂(かくちょう)  :殻の口と反対側の出っ張り部ですね。
⑤後背縁(こうはいえん):殻の背中側と言う事ですね
⑥前縁(ぜんえん)   :殻の前側ですね。そう、こちらが前何ですね~
⑦擬主歯(ぎしゅし)  :ドブガイ類には無いので、見分けるのに重要なポイントです。
⑧後縁(こうえん)   :殻の後ろ側と言う事ですね。潜るとこちらが上になります。

 簡単に書くとこう言うことのようですね~。囲いやラインは大よその位置を示したもので、正確な部位表示では御座いませんのでご注意を!

擬主歯の補足
        
        
 ササノハガイとヌマガイ。ドブガイ類(ドブガイ、タガイ、ヌマガイ、マルドブガイ等)には擬主歯と呼ばれるものが付いていないようで、内部はツルンとしてますね。

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解説 巻貝

2010年08月26日 11時29分06秒 | 解説・検証
 閲覧有難う御座います。本日は巻貝の部位解説です。

生体紹介の時に用いる、専門書の受け売り用語
「殻口が広く」とか書いてるけど何処の事だ?
となりますので、ここで簡単に説明を書かせて頂きますね~
        
①殻口(かくこう)  :殻の口の部分ですね
②体層(たいそう)  :殻の1つ目の層で、体の大部分が収まる一番大きい層
③殻高(かくこう)  :殻の殻口外側から先端までの高さ(長さ)ですね。
④次体層(じたいそう):殻の2つ目の層で、2番目に大きい層。
⑤螺層(らそう)   :殻の2つ目以降の各層ですね。
⑥殻径(かくけい)  :殻の一番広い所で計った直径ですね。
⑦殻頂(かくちょう) :殻の尖った先端部分ですね。
⑧縦肋(じゅうろく) :殻の縦に入る皺の事でして、タテヒダのヒダがそうですね。
⑨縫合(ほうごう)  :図には無いですが、層と層の間の凹みですね

簡単に書くとこう言うことのようです。
(他にも螺肋や成長脈などの言葉もありますが、うちではあまり利用することが無いので割愛させて頂きました。)

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検証・・・?

2009年06月26日 16時34分39秒 | 解説・検証
閲覧有難う御座います。本日はお魚の話です。
 
 先日のフィールド紹介210で紹介したスゴモロコ、大した検証もせずに直感で書いてしまいましたが、皆様からの『デメとスゴの違いも分からんのかお前は、これはデメだ!』など温かいご指を頂きました。

 そこで、素人なり勝手に同定を行ってみます!
参考は何時ものように、「日本淡水魚類愛護会」の同定ページです。

       
 前回採取してスゴだと思った、恐らくはスゴモロコ属の何かですね。

       
 早速手順に従い、側線上方横列鱗数なるものを数えます(そもそも、数え方は合っているのか?)。見た感じ5枚くらいありそうですので、4枚のイトモロコは消えます。残るはスゴモロコ(コウライモロコ含む)か、デメモロコですね

       
 手順に従い、頭長比の測定を行います(尾のあ。
頭長約610ピクセル ÷ 体長約2560ピクセル ×100 =約23.8%
と言う事は、スゴモロコ・・・?

       
 最後にお顔をアップで撮影。何か瞳がデカくない?何か髭が長くない?体側中央の暗色斑出てるよね?と言うことは?

 さあ結論・・・

スゴモロコだと思う・・・
教訓、慣れん事はしちゃいかん・・・


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