近江フィールドワーク

琵琶湖の淡水魚を中心とした、下手の横好き素人ブログ。内容を信ずるなかれ!

フィールド紹介432 見に行ってみた

2014年08月28日 08時05分33秒 | ガサガサ調査
閲覧有難う御座います。本日は採取の話です。

 改修工事で午前の工程を終えて、職人さんと談話。
『にーちゃん、メダカ捕りに連れて行って!』
とのことなので、お昼に爺さんと二人で魚捕り~(笑)
職人の爺ちゃんがメダカを掬っている間に、ブログのネタを採取でございます。

<農業用排水路>
天気は晴れ、時間は昼、水温は測らず
両岸はアーム柵渠、底は土間コンクリートに泥質が堆積。
流れは緩やかで、水位が0.1~0.3m程度 透明度はやや悪い
水草はアナカリス、ホテイアオイなど、付着藻類は少々
甲殻類、両生類、巻貝、二枚貝、水生昆虫の生息を確認 


 先ずは大量のエビ達。アメリカザリガニとスジエビも混じっていますが、殆どはカワリヌマエビ属の一種ですね。
数年前は喜び持ち帰っていましたが、現在滋賀県では飼育許可が必要になっちゃいまして・・・





 水生昆虫の類。撮影を忘れましたが、コガムシだかヒメガムシだかも採取。



 こちらも飼育禁止型生物たちですが、ギルが圧倒的に殖えていますね。恐らくはエビが餌になっているのでしょうが、
外来のエビを外来の魚が食べて繁殖するカオスな状態だ~







 魚は主に、トウヨシノボリ、ドジョウ、カワムツ、ドンコ、ナマズ、フナ類ですね。メダカもいましたが、
これまた、撮影を忘れていました~


 そして本日のメイン。このオヤニラミ(国内移入種)とカネヒラを見に来たのですが、カネヒラの方は網に入らず
オヤニラミは長いこと捕っていなかったので、また戻ってきてしまったようです。
コチラも滋賀県では、飼育許可が必要な魚ですね。うちのフィルターが壊れてなかったら飼えるのだが・・・


採取成果総括
水草:アナカリス、ホテイアオイ
貝類:ヒメモノアラガイ?、ヒメタニシ、カワニナ、タイワンシジミ種群
甲殻類:アメリカザリガニ、スジエビ、カワリヌマエビ属の一種
両生類等:ウシガエル(オタマジャクシ)
水生昆虫等:コガムシ(ヒメガムシ?)、コオイムシ、タイコウチ、コシマゲンゴロウ、モンキマメゲンゴロウ、ヤゴ類
魚類:メダカ、ドジョウ、カワムツ、ドンコ、トウヨシノボリ、フナ類、ナマズ、ブルーギル、オヤニラミ

 カネヒラが捕れなかったので、採取に行って見たいが・・・
 
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近江工舎

フィールド紹介430 餌は捕ってる

2014年08月15日 17時53分43秒 | ガサガサ調査
閲覧有難う御座います。本日は採取の話です。

 まともに魚捕りには行っていませんが、タツノオトシゴが生きている間は、餌捕りは定期的に行っていました。
そう、これ2年前に書いた記事です~

 本日のフィールド、水田の排水路ですね。夏前には大規模な水路清掃が行われますが、ひと夏でこの通りです。
  
<排水路>
天気は晴れ、時間は昼、水温は測らず
両岸はコンクリート、底は泥質。
流れは緩やかで、水位が0.05m程度 透明度はやや悪い
水草はアナカリスなど、付着藻類は少々
甲殻類、両生類、巻貝、二枚貝、水生昆虫の生息を確認




 ちゃっちゃと画像を上げますと、こんなのが成果です~。
アメリカザリガニが数十匹に、メダカも数十匹、ドジョウが1匹、カワリヌマエビ属の一種が数百匹といったところでしょうか。

採取成果総括
水草:アナカリス
貝類:ヒメモノアラガイ?、ヒメタニシ、タイワンシジミ種群
甲殻類:カイミジンコ類、アメリカザリガニ、カワリヌマエビ属の一種
両生類等:アマガエル
水生昆虫等:マツモムシ
魚類:メダカ、ドジョウ、オイカワ(目視)、多分ヌマムツ(目視)

 餌捕りは、常時200匹のヌマエビをストックしていないと不安になる病気です!
※現在では、県の指定外来種に指定されているため、飼ってないです。
 (正直、指定するには遅すぎて、アメリカザリガニくらい手遅れな感じが・・・) 

 
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近江工舎

フィールド紹介428 雨上がり

2012年05月28日 08時27分26秒 | ガサガサ調査
閲覧有難う御座います。本日は採取の話です。

 5月のある日、前日の雨が上がり昼には晴天。勿論、増水ガサですよ、ハイ。

 本日のフィールド~。流石に雨の翌日はかなりの濁りです。
  
<河川>
天気は曇り、時間は朝から昼、水温は測らず
両岸底は粘土質で砂泥が堆積。
流れはやや速い、水位が0.3~0.6m程度 透明度は悪い
水草はヤナギモなど、付着藻類は多数
甲殻類、両生類、亀、巻貝、二枚貝、水生昆虫の生息を確認



 先ずは増水名物のコイ

そして・・・

 ナマズ様・・・。そろそろ田植えシーズンで、繁殖に向けた遡上が開始されております。


 小さいフナ類も増えてきましたね~



 そして冬眠明け?ブルーギルウシガエルのオタマジャクも増えて来たし・・・ 



 甲羅干しする亀も増えてきた気がする。クサガメとミドリガメ(ミシシッピアカミミガメの子亀)。


 目当ての餌ことカワリヌマエビ属の一種も抱卵が始まり、あっという間に夏が来そうな予感・・・。その前に梅雨かぁ。

採取成果総括
水草:オオカナダモ
貝類:タイワンシジミ種群、チリメンカワニナ、サカマキガイ
甲殻類:カワリヌマエビ属の一種、アメリカザリガニ、スジエビ
両生類等:アマガエル(目視)、ウシガエル(オタマジャクシ)
水生昆虫等:ヤゴ類
魚類:コイ、フナ類、ブルーギル、オイカワ、ナマズ

 梅雨に入る前に、餌を捕り溜めたいところですが
ナマズやらコイと遊んでいた為に、餌が全然確保できていない・・・

 
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近江工舎

フィールド紹介429 水田ガサ始動!

2012年05月25日 08時13分08秒 | ガサガサ調査
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 今年の五月は、暑かったり寒かったりと気候がおかしいですね・・・
そのためか?田植えの時期が遅くなっているようです。

 本日のフィールド、THE 水田。やや風邪が強いため、ミジンコ採取には不向き~
  
<水田>
天気は曇り、時間は昼、水温は測らず
両岸底は水田仕様。
水面に波がある、水位が0.05m程度 透明度は悪い
水草は野草の水中葉など、付着藻類は少々
甲殻類、両生類、巻貝、水生昆虫の生息を確認







 先ずは甲殻類。カイミジンコ類、カイエビ、タマカイエビ、オカメミジンコとアオムキミジンコ、ミジンコ、アメリカザリガニと言ったところでしょうか?ホウネンエビは、まだ幼生すら出て無い感じですね。

続いて水生昆虫編

 これは水生昆虫でしょうかね?稲の害虫イネミズゾウムシです。


 今回最大サイズだったコシマゲンゴロウです。このあとは順にサイズが下がって行きまして・・・



 コツブゲンゴウ?やら



 ゴマフガムシやら、見事に微小生物しか捕れず・・・


 最終的にはこのチビゲンゴロウまで行ってしまう(笑)

採取成果総括
水草:なし
貝類:ヒメモノアラガイ?マルタニシ
甲殻類:カイミジンコ、アオムキミジンコ、ミジンコ、オカメミジンコ
    アメリカザリガニ、カイエビ、タマカイエビ
両生類等:アマガエル(目視)
水生昆虫等:コシマゲンゴロウ、マメゲンゴロウ、ケシゲンゴロウ、ゴマフガムシ
魚類:なし

 

 
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近江工舎

浮子

2012年05月22日 08時09分29秒 | ガサガサ調査
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 先日、河川の護岸擁壁を観察していると

 タナゴ類の浮子らしきものを発見~、黒いのはゴミじゃないのよ(笑)


 で書いたもの以外にも多数で群れています。


 掬い上げてみれば、こんな感じですね~
多分、ヤリタナゴの稚魚なのではないでしょうか?
この前、産卵シーズンだな~っと思ったら、もう浮上。時の流れは早いな・・・
ちなみに彼らは、このまま飼育ネットを水中に浸けてリリースです。
(ちらっと、餌にしようか悩んだりもしましたけど~) 

 
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近江工舎