近江フィールドワーク

琵琶湖の淡水魚を中心とした、下手の横好き素人ブログ。内容を信ずるなかれ!

海水NO.82『ミズヒキゴカイ』 イトミミズ?

2012年01月27日 08時15分33秒 | 海水藻類・その他
 閲覧有難う御座います。海に生息する生物の紹介、今日の1匹はミズヒキゴカイ。太平洋側の潮干狩り場で採取しました。イトミミズみたいなのがたくさん動いているな~、と思ったらこれで1匹のミズヒキゴカイと言う生物らしいですね。
<データ>
名前:ミズヒキゴカイ
分布:太平洋側の干潟では確認
全長:50mm程の個体の採取歴あり
生息:砂の中に埋まってました。
特徴:
 漢字で『水引沙蚕』と書くゴカイ等の仲間ですね。形状は紐っぽい体に、糸っぽい触手の様なものがたくさん付いていますね。触手の先はバネの様に丸まっています。体色は淡い赤系統で、白やオレンジ、紫等の色が入っています。普段は体を砂の中に隠して、触手のみを表に見せています。外敵が近付くと、素早く砂の中へ隠れます。参考・引用文献
私見:
 まあ、明らかにグロ生物ではありますね。でも水を綺麗にしてくれる良い奴らしいです。
採取:
 触手の出ている場所をすばやく掘り起こす。
飼育:
 飼育しようと思いましたが、あっという間に食べられた・・・
動画:

画像:

               

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海水NO.57『フサイワヅタ』 ウミブドウ大

2011年01月24日 08時06分05秒 | 海水藻類・その他
 閲覧有難う御座います。海に生息する生物の紹介、今日の1株はフサイワヅタ。日本海側の波打ち際で拾ったこの海藻、通称ウミブドウと言われているものの仲間ですね。楕円系で粒が大きくフサ状なのでフサイワヅタでしょうか?
<データ>
名前:
フサイワヅタ
分布:
 日本海では確認
全長:
 100mm程を塊を採取
生息:
 浜に打ち上げられていた
特徴:
 漢字で『房岩蔦』と書く海藻の仲間ですね。形状は地を這う蔦の蔓のようなランナーから上方向に房付きの枝、下方向に固着用の根(仮根)を出しています。房は葡萄の房のように見えますね。だからこの種類は全般的に海葡萄(ウミブドウ)と呼ばれているようです。体色は透明感のある緑から緑褐色でして、仮根やランナー先端は白いです。海藻サラダに使われるウミブドウ(クビレヅタ)と共に食用にされるそうです。食用よりも海水水槽のレイアウト海藻として、アクアリストに利用されている事が多いかも?
参考・引用文献
私見:
 生息地は沖縄のイメージでしたが、北陸の日本海にもいたとは・・・
採取:
 拾う?
飼育:
 強めの光を当てて20℃以上の水温なら、結構伸びました
動画:

画像:
 
                 

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NO.54『ホソジュズモ』 見覚えある?

2011年01月15日 07時57分52秒 | 海水藻類・その他
 閲覧有難う御座います。海に生息する生物の紹介、今日の1匹はホソジュズモ。日本海側の浅瀬で採取しました。緑藻類系の仲間で縮れているから、ホソジュズモではないでしょうか?
<データ>
名前:
ホソジュズモ
分布:
 日本海側では確認
全長:
 100mm程の群体採取歴あり
生息:
 浅瀬の石ころに付いていました
特徴:
 漢字で『細数珠藻』と書く緑藻類の仲間ですね。形状は分枝しない糸のようなものが、チリチリに縮れて群体を成していますね。体色は鮮やかな黄緑~緑色系ですね。よく、海藻に絡まって浜辺に打ち上げられています。
参考・引用文献
私見:
 何か見覚えが有るような姿ですが、
貴方から生えている”黒い”ホソジュズモは別の生き物です。
採取:
 海藻に絡みついているのを剥がし取る。
飼育:
 飼育失敗
動画:

画像:
               

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海水NO.53『ナミイソカイメン』 海綿色々

2011年01月14日 07時59分09秒 | 海水藻類・その他
 閲覧有難う御座います。海に生息する生物の紹介、今日の1匹はナミイソカイメン。日本海側の浅瀬で採取しました。カイメンの仲間なんだろうな~とは分かりますが、カイメンにも色々いますね。いわゆる普通種で分布も拾いナミカイメンではないでしょうか?
<データ>
名前:
ナミイソカイメン
分布:
 日本海側では確認
全長:
 100mm程の群体採取歴あり
生息:
 浅瀬の石ころに付いていました
特徴:
 漢字で『並磯海綿』と書く海綿の仲間ですね。形状は不定形なスボンジ状にでして、岩等に板状で広がっています。触感は軟らかく”ふわふわ”としています。表面には突起があり、その中心は管状に穴が空いていますね。体色は表面が淡い緑灰色系でして、岩に付いている方はオレンジをしています。分類では藻類とかではなく、動物なんですよ~
参考・引用文献
私見:
 気持ち悪いようですが、こんなのが発生する水槽が理想ですね~
水を綺麗にするらしいのですが、自分が綺麗に無くなった~
採取:
 小石に付いているのを石ごと採取。
飼育:
 飼育経験無し
動画:

画像:
 
  裏側のオレンジが、余計に受け入れられない要因?               

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海水NO.48『マダコ』 タコ初登場

2010年09月09日 08時06分35秒 | 海水藻類・その他
 閲覧有難う御座います。海に生息する生物の紹介、今日の1匹はマダコ。日本海側の海水浴場の浅瀬で採取しました。テトラの間から少し体を出したので、タモでひと掬い。タコはよくわかりませんが、浅場で普通に捕れてサイズもそこそこですから、一般的なマダコではないでしょうか?
<データ>
名前:
マダコ
分布:
 日本海には生息していました
全長:
 胴体が100mm程の個体採取歴あり
生息:
 水深2mくらいの岩場にいました
特徴:
 漢字で「真蛸」と書く一般的なタコの仲間です。形状は楕円形の頭に大きな1対の目玉、長い脚が8本と言うベタな姿をしています。体は柔らかく、体表には突起と言いますか、皮膚の皺の様な模様が入っています。脚の吸盤は強力で、吸い付かれると痛いですね。擬態名人でして、採取中にも体色を瞬時に変化させました。勿論、食用にされているのは有名ですよね。
参考・引用文献
私見:
 毒があるのは知らなかった・・・。普通に子供が触っていたので危ない、危ない!
飼育:
 飼育経験無し。
動画:

画像:
                            

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