近江フィールドワーク

琵琶湖の淡水魚を中心とした、下手の横好き素人ブログ。内容を信ずるなかれ!

海水NO.95『ワタクズダマシ』 まただまされた~

2014年08月12日 18時31分35秒 | 海水甲殻類
 閲覧有難う御座います。海に生息する生物の紹介、今日の1匹はワタクズダマシ。以前、ヨツハモガニで紹介した個体なのですが、モガニぞわぞわさんよりワタクズダマシであることを教わりました。ありがとうございます。
<データ>
名前:
ワタクズダマシ
分布:
 日本海には生息していました
全長:
 甲羅幅15mm程の採取歴あり
生息:
 水深1mくらいの藻場にいました
特徴:
 漢字で「綿屑騙」とでも書くのでしょうか?小型のカニです。形状は前方に長い菱形で、体中に鋭い突起が多数見られます。歩脚に対して鋏脚はそれほど大きく無いですね。体色は何かいっぱい付いていて分かり難いのですが、甲羅が赤褐色系のように見えますね。ヨツハモガニやらと同じく、体の棘に海藻を付けて身を隠すのが有名らしいです。このカニもカニ歩き以外に、前方で進んでいました(海藻をよじ登っていた)。
参考・引用文献
私見:
 カニダマシに続いてまた騙された~。
飼育:
容器:1200×450×450 ガラス水槽
底砂:サンゴ砂
餌 :冷凍エビ、フレークタイプの市販飼料
藻類:何種類か入ってました。
混泳:エビ類、ヤドカリ類、海水魚
置物:サンゴ、石などで隠れ家ができる程度
 これと言った事もしないで、半年くらいは飼育できています。
動画:

画像:

     

海水NO.91『テッポウエビの一種』 豆鉄砲~

2012年05月18日 08時04分37秒 | 海水甲殻類
 閲覧有難う御座います。海に生息する生物の紹介、今日の1匹はイソテッポウエビの一種。日本海側の磯で採取したこのエビ、テッポウエビの仲間ですね。イソテッポウエビ系ではないかな?と思いますが、詳細は不明です。詳しい方、ご教授お願いします。
<データ>
名前:イソテッポウエビの一種
分布:日本海側にいました
全長:体長20mm程の個体は採取歴あり
生息:磯の石の下など
特徴:
 漢字では『磯鉄砲蝦の一種』とでも書くのでしょうか、エビの仲間ですね。形状はザリガニ系のエビ型でして、片方の手(鋏脚)が巨大化しています。テッポエビ系共通のこの手で、大きな音を出し相手を威嚇するようです。体色は透明感のある淡い茶色をベースに、茶褐色~紫褐色の帯が入っているので縞模様です。普段は石の下に穴を掘って暮らしていまして、ハゼ類と共生する事もあるようです。
参考・引用文献
私見:
 テッポウエビの仲間でも大きくならない部類でして、飼育向きですね~
ただしレイアウトによっては、水槽の裏側に巣穴を掘ってしまい
音しか観賞できないと言う事態を引き起こすことも・・・(実体験)
飼育:
 音が聞こえるので、現在飼育中の筈?(笑)
動画:
 見えないし撮影出来ん(涙)
画像:



近江工舎

海水NO.90『ツノモエビ』 隠れる緑

2012年05月17日 08時02分41秒 | 海水甲殻類
 閲覧有難う御座います。海に生息する生物の紹介、今日の1匹はツノモエビ。太平洋側の潮干狩り場で、アマモに付いていました。コシマガリモエビのグリーンタイプと似ていますが、こちらは腰曲ではなく真っ直ぐなエビですね。種名も正確に言えば、モエビの一種かと思われます。
<データ>
名前:ツノモエビ
分布:太平洋側にいました
全長:殻長20mm程の個体は採取歴あり
生息:アマモ場でアマモの裏に隠れている
特徴:
 漢字では『角藻蝦』とでも書くのでしょうか、エビの仲間ですね。形状は筆っぽい細長い体形でして、エビの割に背筋はピンとしてますね。体色は緑~淡い緑褐色の個体が多い様に思います。
類似種との比較
コシマガリモエビ:極度の腰曲
ツノモエビ(モエビの一種):エビのくせに腰がほぼ真っ直ぐ
参考・引用文献
私見:
 腰が曲がっていようが、いまいが、結局は餌でしか無い(笑)
飼育:
 飼育経験無し(即日餌になった)
動画:

画像:


近江工舎

海水NO.76『ヨツハモガニ』 デコレーション~

2011年09月09日 07時09分23秒 | 海水甲殻類
 閲覧有難う御座います。海に生息する生物の紹介、今日の1匹はヨツハモガニ。日本海側の海水浴場付近で採取したこのカニ、何かクモガニ系の臭いがしますね~。こう言うモガニ系は似てわかりません・・・。取敢えずはヨツハモガニと言う事にしておきます(笑)
※モガニぞわぞわさんのご指摘により、トップ画像を差し替えました。ありがとうございます。
<データ>
名前:
ヨツハモガニ
分布:
 日本海には生息していました
全長:
 甲羅幅15mm程の採取歴あり
生息:
 水深1mくらいの藻場にいました
特徴:
 漢字で「四歯藻蟹」とでも書くのでしょうか?小型のカニです。形状は前方に長い菱形で、体中に鋭い突起が多数見られます。歩脚に対して鋏脚はそれほど大きく無いですね。体色は緑褐色から茶褐色辺りでして、腹部は白っぽいです。体の棘に海藻を付けて身を隠すのが有名らしいです。このカニもカニ歩き以外に、前方で進んでいました(海藻をよじ登っていた)。
参考・引用文献
私見:
 ヒラツノガニやらこの辺りのクモガニ系は区別が・・・。でも小型で擬態すると言う所に惹かれますね。派手に海藻をデコレーションした個体が面白い!
飼育:
容器:1200×450×450 ガラス水槽
底砂:サンゴ砂
餌 :冷凍エビ、フレークタイプの市販飼料
藻類:何種類か入ってました。
混泳:エビ類、ヤドカリ類、海水魚
置物:サンゴ、石などで隠れ家ができる程度
 これと言った事もしないで、1年少々飼育できています。
動画:

画像:

甲羅に比べるとおなかの方はあっさりしていますね。でも歩脚を見ると海藻を付ける為のトゲがいっぱい。


 これぐらいの子ガニでも、藻類を身に付けて擬態。
     

近江工舎

海水NO.75『イッカクガニ』 実は二角・・・?

2011年08月26日 12時15分08秒 | 海水甲殻類
 閲覧有難う御座います。海に生息する生物の紹介、今日の1匹はイカックガニ。日本海側の海水浴場付近で採取したこのカニ、何種類か似たようなカニが捕れて良く分かりません。比較的、コノハガニに見た目が近そうなので、イッカクガニではないでしょうか?
<データ>
名前:
イッカクガニ
分布:
 日本海には生息していました
全長:
 甲羅幅20mm程の採取歴あり
生息:
 水深1mくらいの藻場にいました
特徴:
 漢字で「一角蟹」とでも書くのでしょうか?小型のカニです。形状は一方がやたらと長い菱形で、三角形に近い甲羅をしていますね。また、鋏脚は体に対して大き目です。体中に鋭い突起が多数見られます。体色は緑褐色から茶褐色辺りでして、周辺の海藻の色に近いです。ただし腹部は白っぽいです。体に海藻を付けて身を隠すタイプのカニでして、場合によっては体色が不明なほど付けている事も。このカニ、カニ歩き(横方向)以外に、前方へも進んでいました。
参考・引用文献
私見:
 この角、一角と言う割に先で僅かに2つに分かれているそうな。二角?
飼育:
 飼育中。
動画:

画像:
     

近江工舎