閲覧有難う御座います。滋賀県に生息する昆虫の紹介、今日の1匹はミヤマクワガタ。一般的なクワガタムシですが、比較的山側に生息しているので、遭遇率はやや低めですね。特徴的な形状をしているので、人気が高いクワガタです。
<データ>
名前:ミヤマクワガタ
分布:滋賀県の山側
体長:60mm程度の成体を見掛けます(♂)
生息:広葉樹の木の上、樹皮の隙間、木の根元などで見掛けます
特徴:
漢字で『深山鍬形』と書く、クワガタの仲間ですね。形状は平たく、人間の人差し指の爪の様な腹部、長方形の胸部、リボン形(蝶々型?)に盛り上がった頭部、湾曲した大きなアゴがあります。このアゴの内側には、沢山の大きな突起(内歯)が見られますね。名前の由来は、生息地が涼しい山地だからでしょう(深山→深い山→山奥)。体色は赤褐色系ですが、細かい毛が密生しているため、黄色にも見えます。また脚の付け根は薄いオレンジ色をしていますね。繁殖期は夏頃でして、♀は腐食土に卵を産みます。孵化した幼虫は1、2年くらいで蛹になり、1ヶ月ほどで羽化して成虫になります。寿命は一夏限りでして、成虫は越冬ぜずに死んで行きます。高温を嫌い、高温時には産卵をしないそうで、地球温暖化の影響を受けやすいクワガタだと言われています。
類似種との比較
ノコギリクワガタ:頭部は平滑で、毛は無い
参考・引用文献
私見:
個人的には、日本のクワガタで一番”かっちょええ”ではないかと思います。
昼間に簡単に採取できる所も良いですね~(ryu家の採取はいつも昼間)
採取:
樹木から剥がす、幹を蹴って木から落す、木の根元を掘る
(アゴに挟まれると、出血する事もあるので注意して下さい!)
飼育:
容器:100均のプラケ程度で可。飛ぶので、抜け出さない程度に目の細かい蓋が必要
マット:カブト虫用マットでいいと思います。高温・乾燥に注意です~
餌 :昆虫用のゼリーが良いのでは?
繁殖:飼育下で繁殖可能ですが温度管理などの問題から、難易度は高いようです。
因みに、♀は産卵木では無く土に卵を生みます。
動画:
画像:



やや小型の個体です。ノコギリクワガタと同じく、小型個体のアゴは湾曲が少ない。





上から下に向い小型個体になっています。小型になるほど、アゴの長さや湾曲が小さくなって行きますが、その差はノコギリクワガタほど大きくは無いですね。



こちらは♀個体。上翅に少し光沢が見られますね。
よろしければこちらにもお越し下さい。
<データ>
名前:ミヤマクワガタ
分布:滋賀県の山側
体長:60mm程度の成体を見掛けます(♂)
生息:広葉樹の木の上、樹皮の隙間、木の根元などで見掛けます

特徴:
漢字で『深山鍬形』と書く、クワガタの仲間ですね。形状は平たく、人間の人差し指の爪の様な腹部、長方形の胸部、リボン形(蝶々型?)に盛り上がった頭部、湾曲した大きなアゴがあります。このアゴの内側には、沢山の大きな突起(内歯)が見られますね。名前の由来は、生息地が涼しい山地だからでしょう(深山→深い山→山奥)。体色は赤褐色系ですが、細かい毛が密生しているため、黄色にも見えます。また脚の付け根は薄いオレンジ色をしていますね。繁殖期は夏頃でして、♀は腐食土に卵を産みます。孵化した幼虫は1、2年くらいで蛹になり、1ヶ月ほどで羽化して成虫になります。寿命は一夏限りでして、成虫は越冬ぜずに死んで行きます。高温を嫌い、高温時には産卵をしないそうで、地球温暖化の影響を受けやすいクワガタだと言われています。
類似種との比較
ノコギリクワガタ:頭部は平滑で、毛は無い
参考・引用文献
私見:
個人的には、日本のクワガタで一番”かっちょええ”ではないかと思います。
昼間に簡単に採取できる所も良いですね~(ryu家の採取はいつも昼間)
採取:
樹木から剥がす、幹を蹴って木から落す、木の根元を掘る
(アゴに挟まれると、出血する事もあるので注意して下さい!)
飼育:
容器:100均のプラケ程度で可。飛ぶので、抜け出さない程度に目の細かい蓋が必要
マット:カブト虫用マットでいいと思います。高温・乾燥に注意です~
餌 :昆虫用のゼリーが良いのでは?
繁殖:飼育下で繁殖可能ですが温度管理などの問題から、難易度は高いようです。
因みに、♀は産卵木では無く土に卵を生みます。
動画:
画像:



やや小型の個体です。ノコギリクワガタと同じく、小型個体のアゴは湾曲が少ない。





上から下に向い小型個体になっています。小型になるほど、アゴの長さや湾曲が小さくなって行きますが、その差はノコギリクワガタほど大きくは無いですね。



こちらは♀個体。上翅に少し光沢が見られますね。
よろしければこちらにもお越し下さい。
