陳健一麻婆豆腐店『菰田麺』

陳健一麻婆豆腐店『菰田麺』

辛さレベル：☆☆+
旨さレベル：☆☆☆
※レベル表記方法についてはこちらのページを。


陳健一麻婆豆腐店にこんなメニューがありました。

『菰田麺（コモダメン）』

四川飯店グループ菰田総料理長考案の限定メニューらしいです。
僕は菰田料理長のファンでもあるので、これは食べないわけにはいきません。
し、しかし！　なんと1,380円もします．．．．．。
たけー！
でも、一度は食べておかないと。

写真を見ただけでは、どんな感じの味かは想像がつきません。
『野菜と牛肉たっぷり、辛さのなかにコクと旨みが効いた絶品麺です』との説明が書かれています。

早速注文してみました。



僕『菰田麺をひとつお願いします！』

店員さん『菰田麺はかなり辛いですがよろしいですか？』

僕『辛いのは大丈夫です。さらにもっと辛くして欲しいのですが、できますか？』

店員さん『それはできません．．．』



あらら．．．．

まぁ、仕方ないですけどね。

麻婆豆腐は辛くしてくれるけど、菰田麺はできないのですね。きっと決まったレシピがあるのかもしれません。

このお店は、テーブルの上に朝天辣椒面（四川唐辛子の粉末）と辣油がおいてあり、自分でもある程度は辛くする事ができるので、よしとしましょう。花椒も置いてあります。


着丼です！


メニューの写真のような赤みはありません。

あんかけがかかっているラーメンですね。

上に乗っかってる黒っぽいのは、海苔かなにかかと思ったら、どうやた花椒と唐辛子（焦げている？）のようです。

食べてみると．．．．

あ、甘い．．．．

醤油ベースのラーメンですかね。

確かに、なかなかの具沢山です。

しいたけとか、青梗菜、牛肉．．．


しかし、とにかく甘さがかなり気になります。


もっと四川っぽい雰囲気のラーメンかと思ってましたが、雰囲気的には広東風のようなイメージです。

しかし、花椒はかなり効いてきます。　僕的にはもうちょっと抑えてもいいかなと思うくらい効いています。

辣味もそこそこありますが、「辛いですが大丈夫ですか？」と念を押される程の辛さはない感じです。ピリ辛に毛が生えた程度です。

どちらかというと麻味（花椒の痺れ）のほうが強いかもしれませんね。

で、僕は麻味も大歓迎なのですが、その前にどうも甘さがダメなんです。

麻辣よりも甘みのほうが前面に出てて、合わないんです。

テーブルの辣油や朝天辣椒を追加して食べても、当然甘みは消えません。

甘くなければけっこういい線いってると思うんですけどね。

とにかく、それほど甘かったわけです。



確かに具もそこそこ入っているのですが．．．ちょっと1,380円は高いと思いました．．．．


まぁ、このお店は麻婆豆腐も1,050円～1,200円しますからね。

麻婆豆腐が2,800円くらいするスーツァンレストラン陳よりははるかにマシでしょう。（あそこは高級店ですが）

しかし、スーツァンレストラン陳で食べた、菰田料理長が作って下さった麻婆豆腐はさすがにウマかったなぁ。

あ、昨日食べた、インスタント春雨『菰田料理長監修の中華風トマチリ春雨スープ』もなかなかおいしかったです。

しかし、『菰田麺』は、期待値が高かっただけに、ちょっと残念でした。

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