ドラマー涼の激辛ブログ『Eat with fire!』

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THE PENINSULA『辣椒豆板醤(CHILLI SOYA BEAN SAUCE)』

2014年11月04日 | 辛さレベル☆☆
THE PENINSULA『辣椒豆板醤(CHILLI SOYA BEAN SAUCE)』

辛さ満足レベル:☆☆
旨さ満足レベル:☆☆☆☆
※レベル表記方法についてはこちらのページを。



香港のペニンシュラホテルの豆板醤です。
高級豆板醤です。
日本で買うと1瓶(220g)3,240円もします。
四川料理の定番であるピーシェン豆板醤なんて、250gで500円前後で買えますからね。
しかし、そこは香港の高級ホテルの豆板醤ですから比べること自体が間違いなのかもしれません。


さて、どんだけウマいんでしょうかね? ワクワクしますよ。

まずは原材料を拝見。

英語と中国語ですが、日本語にするとこんな感じ↓
『キャノーラ油、唐辛子、ニンニク(天然亜硫酸塩含有)、ピーナッツ、大豆、梅、水、トマトペースト、砂糖、小麦粉、ごま油、食塩』

ふむ。
普通の豆板醤に、さらに色々なものを混ぜてみた感じですね。
トマトペーストやら、なんと梅までも入っているのか....。
どんな味なんだ?


中身。

いい色してます。もちろん着色料は使われておりません。
細かい具がたくさん入っています。
ピーナツやら唐辛子の粒が確認できます。


まずはそのまま食べてみましょう。


むむむ。

けっこう甘いです。まぁ、砂糖が入ってますからね。
でも、なんだか美味しいです。なんか複雑な味わいです。
このまま食べてもなかなかイケますよこれは。
ちょっと前に日本で流行った『食べるラー油』的な感じがあります。
確かにほんのりと梅の味もしますが、それほど主張しておらず、うまく隠し味になっています。
ピーナツの食感も良し。
さすが、伊達にペニンシュラの名前で売っているわけじゃないですね。

しかし、甘さはもっと抑えたほうが個人的には好きです。
香港といえば広東料理系ですから、甘いのは仕方ないんでしょうけどね。
ちなみに、辛さもかなり弱めですが。



豆腐にかけて食べてみました。

うむ、なかなかいい感じ!

点心用のタレとして使うのは定番でしょうね。
そして、当然のことながら炒め物に使ってもいいかも。
チャーハンとか野菜炒めとか!!
麺と和えて、汁なし担担麺にしても良さそうです。
もうちょっと甘くなければもっといいのに。


で、豆板醤とくればやはり麻婆豆腐は外せないでしょう。
ということで、この豆板醤で麻婆豆腐を作ってみました。
広東的な要素は排除し、四川式のレシピで作りました。他の豆板醤はブレンドしたりせずに、豆板醤はこの辣椒豆板醤のみを使いました。


うむ。
おいしいけど、甘い! 豆板醤をそのまま食べるよりもさらに甘さが増した感じがします。
そして、やっぱりほんのりと梅の味もします。梅の味も合わなくはないんですが、なくてもいい...。

やっぱ麻婆豆腐はピーシェン豆板醤で作ったほうがいいかな。


=追記=
汁なし担担麺を作ってみました。
牛ひき肉とネギを炒め、それにペニンシュラ辣椒豆板醤(大さじ1杯弱)と醤油を混ぜ、麺(イオンの極太麺)にのせてみました。


よくかき混ぜてから食べてみます。


うーん、やっぱり甘い。
まぁ、元々が砂糖の入った甘い豆板醤なので甘いのは仕方ないですね。
そして、1人前に対して大さじ1杯弱だとちょっと少ないのか、味が結構薄い。
なので、けっきょく醤油と塩、そしてピーシェン豆板醤とガーリックパウダーを追加しました。
花椒やジョロキア唐辛子ももちろん入れます。
そこそこ美味しくなりました。

芝麻醤や黒酢や松の実などを入れてもいいかもですね。





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