赤い靴で 街あるき

横浜の波止場から~♪函館に。
街の散策やキッチンの片隅から。見たり聞いたりの「ひとかけら」を綴ります。

ガツンと固い栗饅頭 ②

2008-01-23 | Buon Appetito(召し上がれ)

   

昨日は失礼いたしました。
<我天敵は睡魔なり  by 赤い靴>なもので。。。

↑頭に当ったら脳震盪をおこしかねない・・・
場合によっては凶器になるほど
ずしりと重くて、ガツンと固い栗饅頭。
でも、お味はgoo!白餡がとっても美味しかったです。

これを売っていたお店に<遭遇>したのは、全くの偶然。
あの、コロッケを食べながら日本酒が飲める洋食屋の帰りに
夫の両親と4人で、ぶらぶら歩いていたとき・・・

近視のアタシなのに、遠方に突然見えた<暖簾>の文字!
。。。どら焼き。。。
「ねっ、あれ見て。どら焼きって書いてない?」
「えーっ、こんなところに?」と夫。そう、そのあたりは飲み屋街。
もし夜だったら、レディが歩くのはちょっと・・・というような
怪しげなお店もたくさんあって、和菓子屋さんがあるとは
思えない場所なんですよ。

そんなところに、ひっそりとあったお店。
   
携帯画像ですが、わかりますか?この暖簾の文字。
(店の前にいる二人は、姑&舅です)

雨戸を閉めた窓(茶色)の左手に裏口があり
そこに書いてあった<ようかん>↓
   

中の写真を撮れなかったのが残念です。
店内は間口一間・奥行き一間くらい。
薄暗い奥に、作業場がありましたが・・・あまり見えなかった。

和菓子の種類は4種類・・・だったような。
きんつば・蒸し羊羹・どら焼き・栗饅頭・・・だけだったような。

出てきたおじいちゃまに「どら焼きと栗饅頭を4個ずつ下さい」
「はい」と薄暗い作業場から、持ってきてくれた。
・・で・・・「寒いので固くなっちゃってるな。暖めたらいいよ」

。。。
驚いたけれど、「無添加だったら、そうかも」と納得。

そして、もう一つ驚いたのは、栗饅頭もどら焼きも
白い紙の袋(ほら、すごく単純な袋。あれです)にコロッと
入れてくれました。過剰包装なし。究極のエコじゃ~ん

「あんこも 全部ここで作ってらっしゃるんですか?」
「そうだよ。全部手作りだよ」と、ボソッ。でも、うれしそうだった。

このおじいちゃまが、ご主人&職人さんなんでしょうね。
愛想はないけれど、感じが悪いわけじゃない。
お値段は忘れてしまったけれど、とても安かった。

栗饅頭の白餡が、本当に美味しかったし(柔らかければ
皮も美味しかったと思う)
いっしょに買ってきたどら焼きも美味しかったです。

あっ、どら焼きは柔らかかったんですよ(笑)
   

想定外の場所で遭遇した、想定外のようなお菓子屋さん。
お店の名前もわかりませんが、場所は覚えているから、
また行ってみようと思います。
今度は、何を買ってこようかしら