赤い靴で 街あるき

横浜の波止場から~♪函館に。
街の散策やキッチンの片隅から。見たり聞いたりの「ひとかけら」を綴ります。

お空にヨット☆

2008-01-19 | 街・散策(横浜)

   

昨日・今日と冷えている横浜です。
明日は雪が降るかも・・・ですが、センター試験となると、
なぜか例年雪が降るようです。

お天気の神様は、入試がお嫌いなのでしょうか?

自分の入試は、歴史上のことになるほど(笑)はるか昔だし
子どものいない我家にとって、入試は他人事でしたが
受験生を持った親御さんが、どんなにお天気を心配なさるかと
想いを巡らしています。

                    

その昔、私の高校入試の前に実家の両親が心配だったのは
お天気ではなく、スキーの怪我だったそうです。
(札幌のこの季節。雪が降るのは当たり前)
足を折るなら良いが、利き手の右手を折ってしまったら・・・
よほどのミスをしない限り、入試には受かるだろうが
骨折して、字が書けなかったら・・・・

今思えば、のどかな時代でした。
高校入試を控えた中3になっても、スキー授業があったとは!
そして、そんな呑気な中学校に対して親も子も
ブーイングを鳴らすことがなかったとは!

幸い骨折することもなく、無事受験に臨んだ私ですが
当日びっくりしたのは、受験校玄関前の「雪だるま軍団」
○○中学生頑張れ。△△中合格祈るetc・etc・・・
各中学の先輩たちが作った、大きな雪だるまがゴロゴロと
受験生を迎えてくれました。

北国らしい入試風景だったと、あの玄関前の光景を
懐かしく思い出す、この頃です

それと、記憶に鮮やかなのは隣の席の女の子のお弁当
蓋を開けたら、ご飯の上に可愛いチューリップ
チューリップの花びらは紅生姜だったかな?
私たちの母親は、可愛いお弁当を作る世代じゃなかったので
当時は、まだ珍しかったんです。

ほぉーと、見ていた15才の私。
・・・自分のお弁当の記憶はないのに、その子のお弁当を
覚えているのが私らしい。
食いしん坊の視線は、当時から育っていたようです。

そして、努力と忍耐の文字がないのも今と同じ(笑)
15才・18才とも、受験勉強とは全く無縁の生活
受かりそうなところしか、受験しない・・・・
いくら呑気な時代とはいえ、今更ながら<反省>です。
(子どもがいなくて良かった。勉強しろなんて言えないよぉ)

さて、↑のお空に浮かぶヨット
冬空らしく青く広がる空。ヨット形の空も可愛い。

横浜駅からみなとみらい方面へ向かう歩道橋の照明です。
(ヨットのついているプレートの上が照明)
お洒落な舗道の敷石がある横浜ですが・・・
こんな照明もあるんですよ

無理なこととはわかっているけれど、どの受験生にも
こんな青空が広がりますように