旅が好き・そして日々の時間で気の付く事を。

旅では人々の生きた来た跡を訪ねてみたい。
時間が出来たので、今までにしなかった事に手を出してみようと思う。

岡山県 長島のハンセン病収容施設 邑久光明園と長島愛生園

2022-07-29 10:17:09 | 
 本日は長く邑久光明園をボランティア支えてきた難波幸矢氏の案内で訪れる事が出来ました。この島には2カ所の収容施設があり、邑久光明園と長島愛生園それぞれ別の設立歴史を持つ組織。知らなかった。

 ハンセン病患者・施設収容者の悲劇性や悲しみ、それらは既に様々なメディアにより公開されています。私の見てきた処をさわりだけ写真で紹介します。少しでも行きどころの無い空しさが伝わればと思います。

愛正園波止場


目の前にある一次収容施設「回春寮」


クレゾール液を使った小さなタイルの風呂がある。
 クレゾール かっては医療機関で消毒などで使われていたが特有の匂いなど現在は少なくなっている。
 「無らい県運動」で国立ハンセン病療養所に収容されたハンセン病入所者に対して、消毒風呂の中に高濃度のクレゾールに浸すことが行われていた。ウィキペディアに書かれている。




子供達が通った新良田教室
小さな子が親から離されて、残りの人生をこの島で過ごす事に・・・・。辛すぎる


火葬場(しのびづか)跡地
やんごとない人が来るというので火葬場は撤去された。




光明園波止場
穏やかな湾の静かな入り江に、その正反対の歴史の重さを感じる場所。

 長島の入り江に沈む蝉の声



長島愛生園歴史館
先ずはここからお勉強かな




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