釧路湿原サイクリング

　きのう貰ったお握りで朝食。私には２個分の大きさ。鰹節入りだったので、半分は持ってきた梅干で食べた。

　釧路まで逆戻りし、先日の釧路河畔駐車場に車を置き、自転車をレンタルするためにすぐ近くの釧路市民活動センター「わっと」に行った。入り口前にママチャリ３台とマウンテンバイク１台が並んでいた。ママチャリではとても走れない。ヘルメットも借りて釧路市湿原展望台を目指し出発した。

　サイクリングロードまで市街地をかなり走った。歩道に歩行者と自転車を分離する表示があった。

　これはいい。突然にサイクリングロードが現れた。

　１本道なので間違うこともなかろうとルート案内を切った。（これが間違いの元）
　釧路市湿原展望台はサイクリングロードの近くにあるものと思い込んでいたのでどんどん走って行ったが、何のガイドもないので不安になってマップを開いたら、かなり無駄足を踏んでいた。Ｕターンしてサイクリングロードを離れ、長い坂（車道には登坂車線がある）を上り、展望台に着いて自転車を降りる時には脚がわなわなした。
　レストランで昼食。きょうもカレー、食欲がない時はこれに限る。
　展望台までの木道のアップダウンが、勘弁してくれと言いたくなるほど応えた。

　しかし、展望台からの眺めはそれまでの苦しさを吹き飛ばすのに十分だった。

　写真はつまらん。遊歩道一周１時間弱。疲れた。

　帰りの下り坂は最高だったが、サイクリングロードを出て市街地に入ってからマップの動きが妙になって何度も道を誤り、大きく迂回してやっと「わっと」に着いた。総距離40km弱の予定が50kmを超えた。
　汗を流しに先日の「パコの湯」に行った。カラスの行水よりも早い私に750円はもったいないが、他を探す気力もなかった。

　風呂の後、「細岡展望台」に向かった。未舗装道路がどんどん淋しくなり、今夜泊まるのが不安になってきた。

　展望台からの眺めは期待以上だった。ちょうど釧路市湿原展望台の真向かいに当たる。

　昼間は点いていたトイレの明かりは、辺りが暗くなったら消えた。全くの闇、そして誰もいない。