これからＷＥＢ業界で仕事をしたい、

という方のためのセミナーのお仕事を先週一週間させていただきました。

参加される皆様の前職はいろいろで、それぞれ期待に胸を膨らませてセミナーに参加されているのですが、面白いなと感じたのは自己紹介のセクションで「いつか起業したい」という希望を述べる方が複数いること。
昔で言えば「社長になりたい」と同じ意味だと思うのですが、社長になる→巨額な自己資本が必要→ちょっと二の足　的なやや重い構図が、言っている本人たちにあまり感じられないことです。
う～ん、私の頃は「起業」なんて言葉は二十歳やそこらで口にできる言葉じゃなかったように思います。

起業する＝社長になる(会社を大きくして、社員を増やして)　という感じではなくて、起業する＝自分のしたいことで独立する（少数・先鋭）とでもいうイメージでしょうか。
業界の歴史が浅く前職やキャリアを問わず、ある意味やる気と根性(プラス時代を読む力)があればグイグイ上昇することが可能なＷＥＢ業界というイメージや、マスコミを賑わす社長然としていない方々の影響もあるんでしょうね。
起業する、というある一線を頭の中で軽々と越えることがこんなにも身近になったのか～とこちらもいい勉強になりました。

もちろん最終日にはこう付け加えることも忘れませんでした。
「ぜひ成功してヒルズ族になってください。で、一部上場の記念パーティにはぜひご招待下さいね！」

都内での仕事が終わり、

土日の２日間、まったりとビデオ漬けになっていました。
テーブルに飲み物、食べ物を準備し、ビデオスタート。
で、何を見ていたかというと「チャングムの誓い」。７月８月とＢＳで放映されていた1話～27話のアンコール放送をビデオ撮りしていたものを２日かけて見たのです。

このドラマは８日から地上波での放送が始まっていて、実はビデオでしっかり撮れていない分の再録画を計画しているのです。衛星からだと気象の影響を受けるのか、途中で画像が荒れている回もあります。地震情報のテロップが流れているものなどもありました。撮り直しの回をチェックしビデオケースにメモを貼り、物語に涙し、夜食にピザを注文し…とけっこう忙しい２日間でした。(笑)

このドラマ、ＮＨＫの公式本が既に７８万部売れているとかで、今回の地上波放送でミリオンセラーは確実だと思います。実は私も買いました(笑)。
どこを切っても面白いドラマなのですが、映像的にはロングショットの場面が気に入っています。テレビドラマのアングルではなくて、映画のアングルです、あれは。

地上放送といい、後半のアンコール放送(12月予定)といい、ちょっと目が離せない番組なのです。

今度はHPが大変身！

昨日Yahoo大変身と書いたばかりなのに、今度はHPが大変身するようです。
来年から一般向けPCのブラウザにNN8.0を標準搭載する予定とか。
現在シェア2%程度のNNですが、これが打倒IEの起爆剤になるのでしょうか。というより、生き残りに近いですが。

一般消費者としては、情報がしっかり見えればどのブラウザだっていいんですけど、企業としては、そうやすやすと引き下がるわけにも行かないようです。(当然)

兎にも角にも、複数ブラウザで動作確認しなければならないデザイナーさんたちは、やっぱり大変、大変。(笑)

Yahoo大変身！

１０月３日よりYahoo検索がカテゴリ表示からロボット表示に変わりました。
これまでYahooではキーワードでの検索結果を登録サイト中心に表示していたのですが、利用者の検索キーワードが複雑化してきたため、Googleと同じようにキーワードでの検索頻度の高いサイト、キーワード検索にかかりやすいサイトを上位に表示する、ロボット型に変えたのだそうです。

ちなみの自分のサイトタイトルをYahooでキーワード検索したところ、一番目に表示されました。でも同じロボット型のGoogleには引っかかりません。
膨大な登録ユーザーを抱えるYahooですから、まだまだそれはそれ、といったところなのでしょうか。

またデザイン面でも、いままでページのトップにあったバナー広告が消えキーワード広告に変身。画面がかなりスッキリしています。正直バナー広告はうっとうしかったですから。(でもこれでバナー製作の発注が減るという現実も考えられるわけですね…。逆に広告ライター、なんて職種が生まれるかも。)

Yahooのこの動きで加速されるのは、WEBデザイン現場でのCSSへのシフトでしょうか。
書店のWEBコーナーは最近この手の本であふれていますものね。
デザイナーさんたちも大変、大変。

ファッション雑誌が

楽しい季節になりました。
昨日本屋さんでCLASSY.を買いました。
ターゲットユーザーは２０代のCity派OL、目指すは「綺麗」で「賢そう」で「可愛い」、がテーマの雑誌です。
誌面に清潔感があって、三浦りさこさんがモデルをしていたJJの「お嬢」路線を踏襲している雑誌だと感じます。
さて、ではなぜ私がこの雑誌をわざわざ購入したのでしょうか。
「美女画の参考でしょう」。４０％は正解です。(笑)かなり勉強させていただいてます。
モデルのメイク、コーディネートの色使い、洋服の形や、靴、バッグ、全てが絵の材料になります。

で、残りの６０％は何かというと「カラーヒーリング」なのです。
５・６月の初夏号なら、ピンク、オレンジ、スカイブルーやホワイトといった色から「軽やか、伸びやか、さあ行くぞー」パワーを貰い、今頃の季節ならブラウン、ワインカラー、チャコールグレー、ネイビーといった色から静寂やクールダウンといった気分を貰います。
実際にファッション雑誌を購入するのも毎年この時期なのです。

もちろん女性ですからこの手の雑誌が嫌いなわけはありません。でも寝る前に誌面から受ける「色」の刺激は実に心地よいものです。気分が落ち着きますよ、秋のファッション雑誌って。それとも私が「超単純」？

ところで、「なんでCLASSY.なの？」ですよね。
単に広告のモデルが可愛かったから、なのですが…。(笑)

鎌倉在住の

水彩画家で、現在長野に拠点を移して活躍されている「橋本不二子」さんの個展が10/18-24の間丸の内で開催されます。
１０年ほど前に一度ご縁があって、作品を購入したことがありました。その後個展の度に招待状を頂くのですが、なかなか出向くまでに至りませんでした。
橋本さんの作品の多くがガラス瓶に活けた花や草花です。水彩画なのですが、油絵にも劣らないボリュームを感じさせる作風です。
私が絵を購入した当時は華やかなバラの花が多かったように記憶していますが、最近では野の草花が多いようです。長野に移られたせいかもしれません。
文具屋さんで見かける便箋などの挿絵でもお馴染みですから、絵を見れば「あぁ～、知ってる」と思う方も多いかもしれません。

私が購入した作品はコスモスでした。透明ジョッキに活けられたコスモスを時々眺めては、お目にかかった場面を思い出します。個人的に伺ったお話はここでは書きませんが、辛かった時自分は絵を描くことでその悲しみを克服された、というお言葉がとても印象に残っています。

今年こそはぜひ会場にうかがいたいと思います。
-橋本不二子水彩画展　丸善・丸の内本店４階ギャラリー　10/18-24