笑うかどには福きたる

日常生活で見たこと、聞いたこと、感じたことを牧歌的にのんびりと書いています。

着物の処分にようやく着手

2024年05月11日 23時35分36秒 | 日々雑記
亡き母の着物を本日ようやく処分しました。
母の着物だけでなく、私自身のもう着ることもない着物も一緒に。





業者さんと一緒に引き出し一杯に詰まっていた着物をチェックしながら引き取れるもの、引き取れないものに仕分けていきます。引き取られた着物はレンタルショップ、テレビ番組用などに再利用されるのだそうです。襦袢(未使用でも)や雨コート、喪服、在庫の重複が多いモノなどは引き取れないそうです。
業者さんはスマホで一点一点画像を撮りデータを本部に送信。本部は画像を見ながら「査定」を行う、というシステムです。へぇ~。

で、今回、箪笥にしまわれていた母の着物全てを(初めて)見ることができました。
私が知る母の着物は、入学式や卒業式、改まった外出などで着ていたお品。見たこともない着物は、おそらくお茶やお花を習っていた若き日の母がお稽古などに着て出かけたものではないかと思われるお品でした。嫁入り箪笥に入れて持ってきたんでしょうね。。でも家事に追われ子供の世話をするようになって、着ることもなくなったのでしょう。「古い着物ですが、きれいに保存されてますね」と業者さんに言われました。
「ママもこんな可愛らしい着物を着ていた頃があったんだな~」。

私自身、着物には特別な思い出も愛着もありませんが、母にとっては自分の着物はもちろん、娘たちに誂えたこれらのお品ひとつひとつに思い出があったことでしょう。
「着物はなかなか処分できない」って知り合いが多いのも、そんな"母の念"みたいなものが"抜ける"のに時間がかかるからかもしれません(^_^;)コワ…

ところで、引き取ってもらえなかったお品の中に母が愛用していた臙脂(えんじ)色の羽織とその羽織とセットでよく着ていた着物を発見。このセットは捨てられないな~、と箪笥に再びしまうことになりました(^_^;)あ~


着物コート? これは秋冬の部屋着に再利用(^^)b


結局、3/6引き取り、2/6処分、 1/6箪笥に逆戻り。それでも箪笥の中がすっきり整理されました。
うん、これでよかったのだ(^^)
コメント
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