酔いどれ反省会

反省出来ない人の反省文

忙しい日々

2015年02月18日 07時52分01秒 | 日記
「八日目の蝉(角田光代著)」読了。

最近なんだか本ばかり読んでる。

数年に一度、自分の中で「読書ブーム」があるんだけど、


今回は「ブーム」の域を超えて、嫌なことや辛いことを考えないための「逃避」と言えるくらい本ばっかり読んでる。

とか思ってたら、考えなきゃいけない事まで考えずに本ばかり読んでて「あかん!」という、忙しい日々。

「忙しい日々」とは言いつつも、本を読んでは、たまに「あかん!」と思うだけなので、動き的にはゼロです。

でも忙しいのです。「忙しい」という事を、ただただ、せわしなく動き回っているだけのことだと思ってほしくないのです。

じっと動かず、黙っているだけでも、「ものすごく忙しい」という事もありえるのです。

僕は今、ものすごく忙しいのです。

だから、飲み会の誘いを「今忙しいから」と断ったのに、喫茶店でぼーっとしてた僕を見かけたからと言って、糾弾して欲しくないのです。

100人いれば100通りの忙しさがあるわけで、自分の価値観や基準などを他人に押し付けてはいけないと思うわけです。

喫茶店でぼーっとしてても、スーパーで半額のシールが貼られたお惣菜を吟味してても、TSUTAYAでDVDを選んでいても、それは、その人にとって今、すごい忙しいんだ、と思って欲しいわけです。

それを「飲み会に来たくなかったんだね」と思うのは安直だと思うのです。

「忙しい」という言葉を、もっと咀嚼し、原子レベルにまで細かくして、無限の形を形成して、飲み込んで欲しいのです。

「いや、要するに来たくなかったんでしょ?」と、真っ直ぐに言われちゃったら、そりゃもう「そ、そうです」と言わざるを得ません。

こんな対人障害を抱えた僕ですけど、また今年、教員の方々と一緒にお芝居をやることになりました。

素人劇団だけど、教員の方だけじゃなく、お芝居ダンス音楽美術、いろんな人と一緒にできたらいいなぁ。

考えよう。

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っていう本日のKATO'Sキッチン

・鶏手羽のにんにく酢醤油煮
・水菜人参玉ねぎのサラダ

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鍵がない・・・

2015年02月17日 07時53分16秒 | 日記
部屋の鍵がない。

いや、無いはずはない。

昨晩は鍵を開けて部屋に入ったのだから、この部屋のどこかにある事は間違いない。

なので焦る必要はない。落ち着いて探せばすぐに見つかる。

そう。落ち着いて探せばすぐに見つかるのだ。

しかし、今は朝だ。仕事に行かねばならない。すぐにでも部屋を出なきゃならない。

今すぐに、部屋をでなきゃならないのだ。

この状態で「部屋の鍵がない」って・・・落ち着けるはずがないのだ。

僕の中のもう一人の僕が、「大丈夫、落ち着くんだ!落ち着けばすぐ見つかるよ!」と、そう言うたびに、

僕の中のもう100人の僕が、「あかんあかんあかんあかんんんんん!!!!!!!」って騒ぎ出すので、

実際の僕は、精神的民主主義よろしく、「あかんーーーーー!!!!!!!」と部屋をかき回すのです。

結局見つからず部屋を出る。そう、鍵開けっ放しです。

貧乏舞台人の僕なので、取られて困るものは無いとは言え、

部屋の鍵を開けっ放しで出るというのは、いささか不安はありますどうしても。

以前、舞台で共演した役者の方で、自分の部屋の鍵を失くしたという方がいて、

「だから僕が部屋にいる時は鍵しまってるけど、いない時は鍵あいてるんだよね」

と、平然と言った方がいらっしゃいました。

すごいです。その境地には、なかなかたどり着けないものだと思います。

っていうか、たどり着きたくないです。部屋の鍵は持っていたいです。

自分の部屋に取られて困るものは無いけども、「鍵があきっぱなし」というのは、どうしたって不安です。

帰ったら、部屋中荒らされていたらどうしよう。
  
帰ったら、テレビがなくなっていたらどうしよう。

帰ったら煙草の匂いが漂い、「僕は吸わないのに変だな」と思った瞬間、暗い部屋に橙色の煙草の火がポツリと灯る。
「誰かいる!!」と背筋を凍らせると同時に、橙色の灯は消え、煙草の匂いがきつくなり、暗闇から一言、「久しぶりだな」と声がする。
その声は、傲慢さと確信のない自信に溢れていた。
忘れもしない。あいつだ。

ってただの妄想ですけどね。「あいつ」って誰やねん?って話ですけどね。

最近小説読みまくってるのでね、ちょこちょこ影響されます。

仕事から帰ってきて、落ち着いて探したらすぐに鍵、見つかりましたけどね。

なんだろう、この焦ってるときのアホさ加減。。

スペアキーを持ってないので、一つ作って財布の中に常に入れておこうと思います。

財布無くしたらアウトですけどね。怖い怖い。無くしものにはご用心。

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っていう本日のKATO’Sキッチン!

・肉のせ野菜炒め

肉野菜炒めじゃなく、あくまで、肉はあと乗せ。

うまうまでしたー。

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シャンソンナイト

2015年02月13日 00時42分03秒 | 日記
シャンソン歌手・高橋絵実さんのライブを観てきた。

彼女の歌声を生で聴くのは、昨年3月の公演でご一緒したとき以来。

遠くて近いような、海の底みたいな歌声。

どこまでも澄んでるようでいて、うっすらとベールをまとった夜空みたいな歌声。

体の中、意識の底にまで、優しく静かに染み込むような歌声でした。

とてもステキなライブだったなぁ。

「秘密のケンミンSHOW」を諦めてライブを観に来て良かったです。

この「良かったー!」っていう気持ちを、一人も悶々溜め込まず、

写真を撮ってたまなほちゃんと「よかったねー!」と共有できてよかった。

とても刺激を頂きました。踊りたくなりました。とても良い夜でした。




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という本日のKATO'Sキッチン!

・鶏刺し
・ちくわサラダ

飲兵衛メニュー。うまうまでしたー。

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ここ数日のまとめ

2015年02月09日 00時12分40秒 | 日記
ここ数日の出来事を簡単に。

「簡単に」と思ってたのですが、めちゃくちゃ長くなったので、

お時間ある方だけお読みいただければ。


▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽

2月6日(金)
前回の投稿でも書いた通り、この日から新しい学校へ。
この日と20日だけという、まさかの2回しかない仕事。
子供達の前で元気よく自己紹介。
「金曜日だけなんだけど、よろしくお願いしまーす!」
とか言いつつ「今日と20日だけなのよぉ、、」と泣きそうになる。

夜は、ゲンパビとこゆび侍の合同公演を観る。
「薄膜を往く」「飴をあげる」の短編2本立て。
どちらもとても面白かった。
「飴をあげる」はずーーーっと前に僕が参加した作品の再演なので、いろいろと懐かしくて、作品やキャストスタッフのみなさんがとても愛おしかったです。

2月7日(土)
寒い。部屋のエアコンが壊れている。
完全に壊れているわけじゃなく、たまに動く。
ほとんど「まぐれ」でしか稼動しない我が部屋のエアコンはこの日は動かず。。
極寒の部屋で、何とか暖を取ろうと白湯を飲む。
テレビをつけると、月9の再放送がやっている。
「デート」という、恋を知らない男女の恋愛奮闘劇。
これが非常に面白くて、あはははと笑ってみていたら気づけば夕方。。
恋などおぼろげにしか知らない30すぎのおっさんが、極寒の部屋で一人、白湯を飲みながら、恋を知らない男女の恋愛奮闘劇を観てる。。
ふと自分を客観視しちゃったら、あまりにも恐ろしくて「ぎゃーーー!!!!」つって部屋を飛び出す。

夜は、胸を張って「友達」と言える井黒くん出演の「ナイスストーカー」観劇。
「ナイスストーカー」は井黒くんの他、最近仲良くしてくださっている方々も出演されているし、とても好きな劇団なので、これは絶対に行かねばなのです。
僕が観に行った初日は、立ち見が出るほどのウルトラ大混雑。
僕は何とか座れたけど、階段状に組まれた客席の一番後ろの席。
満員電車が何よりも嫌いな僕。「あー。。。」と思いつつも一番高い後ろの席へ。
席に置かれたチラシの束、こんなのいらねえや、つって後ろの溝に落として席に座る。
と思ったら、その公演はかなり実験的な公演で、当日パンフレットに書かれたQRコードを読み取って、
お芝居の中でいろいろ選択肢が出てくるので、それをそのQRコードで読み取ったページから、お客さんが選択して、それでお芝居の流れが変わっていくという、観客参加型のゲーム感覚の公演だったのだ。
非常に面白い試みだけど、僕は当パンが挟まれたチラシの束を、一番高い後ろの席から下へ投げ捨てた時点で、参加が不可能になってしまった。。
お芝居の所々に入る1分の「選択タイム」は、僕は「今日は何食べようかなぁ・・」と考えていました。
まぁ、参加は出来ずともシステムは理解できたし、それを観てるのは面白かったし、何よりもお話と役者がものすごく面白いので存分に楽しめました。

2月8日(日)
昼は、浅野ちづるっちが出演している舞台
小松台東「暗く暖かい日々」を観劇。
観る予定はなかったけど、ひょんな事から観に行くことに。
これがむぉんのすごく面白かったぁ。。
僕が今現在、実家の父母、親戚などに思う感情が妙にだぶって、
あれこれグサグサ刺さりました。。
とってもステキな舞台だったなぁ。。
ひょんな事で観れて、ほんと、「ひょん」に感謝。

夜は横浜にてダンス観劇。
関かおりPUNCTUMUN「マアモント」
かおりさんの作品はとても好き。
アフタートークで「ラブ」という言葉が出たけど、
本当に、かおりさんの作品は「ラブ」だと思う。
「自然」という言葉が浮かんだ。
「天然・野生」とかもだし「当然の」とかっていう意味でも「自然」。
あと、「感覚」というものはいろいろあるけども、
そういった「感覚で踊る」というよりも、
「感覚そのものが形になる」という感じ。
それらの無限を孕んだ感覚たちが出会い、変化していく様は、
ずーっと眺めていたいなぁ、という気持ちになった。
本当にステキな作品だった。

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そんな本日のKATO'Sキッチン!

・鶏チリ

鶏肉の量に対して玉ねぎが多すぎて、もはや「玉チリ」ですな。。

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僕の雇用奇譚

2015年02月04日 22時06分40秒 | 日記
昨年12月、ある特別支援学校で「演劇の授業をしてほしい」と言われ、僕なりに試行錯誤しながら授業をやりました。

そうしたら、その授業を見学されていた副校長先生に気に入っていただけたのか、「年始からうちの学校で働きませんか?」というお話をいただきました。


僕は現在、講師で3つの学校をかけもちしていて、入れるとしたら金曜の午後しかありません。「それでも大丈夫なので、加藤先生さえよろしかったらぜひ」とのこと。

金曜の午前中は別な学校で授業をして、そこそこなダッシュでもって移動しなければならないので、わりと大変ではありますが、そのように言っていただけるのは嬉しいことだしありがたいことです。そして何よりも、体育会系である副校長先生の力強い笑顔には、ノーと言わせない迫力があるのでした。いや、もちろん嬉しいことだしありがたいことです。喜んでお話をお受けすることにしました。

1月から3月まで、週に一度の金曜日のみ。

非常に短い期間ではありますが、週に一度、定期的に顔を出していく中で、出来る限りの仕事を覚え、子供たちに触れ、教員の方々と関わっていこうと思います。

本当に短い期間なので、自分がどこまでのことができるかもちろん不安はあります。だけど、知っている教員や職員の方も何人かいらっしゃって、また同じ学校で仕事ができるのは嬉しいし、単純に新しい学校で働くという楽しみもあります。

そんな気持ちで冬休みを過ごしておりましたら、副校長先生から連絡がきました。

1月から3月という話が、なぜだか「2月のみ」ということになってしまったのです。

しかも6日、13日、20日の3回だけ、とのことです。

さ、サンカイ??

瞬時には理解ができず、なぜか頭には「山海塾」という舞踏カンパニーの白塗り姿が浮かんできました。

電話を切ったあとも、頭の中では白塗りの舞踏ダンサーがゆらゆらと「動揺の舞」を踊っています。

ぶるぶると頭を振って白塗りダンサーを頭から振り払い、落ち着いて考えます。

3回。たった3回で何ができる?何をすべきなんだろう?

いくら考えても、こればっかりは実際に現場に行ってみないとわかりません。

大丈夫。行けばなんとかなる。

根拠はひとつもありませんが、このように自分に言い聞かせて、平静さを取り戻そうとしている時、追い打ちをかけるようにまた連絡がありました。

13日は授業がなくなり、6日と20日だけになってしまったのです。

頭の中では無数の白塗りダンサーが乱舞しています。思わず僕も、一人で白塗りで乱舞しそうになりました。

2回??しかも隔週????

どういうことでしょう。こんな「サブリミナル」的な感じで加藤を差し挟むことで、子供達にどんな効果があるというのでしょう。

こうなると、もはやあちら側も「一度声をかけちゃったもんだから引っ込みがつかない」となっているのではないかと思ってしまいます。

サブリミナル加藤で、子供の潜在意識におかしな印象を残さないようにしなければいけません。

子供達が、夜な夜な「メガネのおっさんが変なダンスを踊る」という悪夢にうなされないか心配でなりません。

とりあえず今週の金曜が最初です。間違えて白塗り姿で行かないよう気をつけます。

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そんな本日のKATO'Sキッチン

・鶏ハムとキャベツの生春巻き
・かぼちゃサラダ(残り物)

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