酔いどれ反省会

反省出来ない人の反省文

僕の雇用奇譚

2015年02月04日 22時06分40秒 | 日記
昨年12月、ある特別支援学校で「演劇の授業をしてほしい」と言われ、僕なりに試行錯誤しながら授業をやりました。

そうしたら、その授業を見学されていた副校長先生に気に入っていただけたのか、「年始からうちの学校で働きませんか?」というお話をいただきました。


僕は現在、講師で3つの学校をかけもちしていて、入れるとしたら金曜の午後しかありません。「それでも大丈夫なので、加藤先生さえよろしかったらぜひ」とのこと。

金曜の午前中は別な学校で授業をして、そこそこなダッシュでもって移動しなければならないので、わりと大変ではありますが、そのように言っていただけるのは嬉しいことだしありがたいことです。そして何よりも、体育会系である副校長先生の力強い笑顔には、ノーと言わせない迫力があるのでした。いや、もちろん嬉しいことだしありがたいことです。喜んでお話をお受けすることにしました。

1月から3月まで、週に一度の金曜日のみ。

非常に短い期間ではありますが、週に一度、定期的に顔を出していく中で、出来る限りの仕事を覚え、子供たちに触れ、教員の方々と関わっていこうと思います。

本当に短い期間なので、自分がどこまでのことができるかもちろん不安はあります。だけど、知っている教員や職員の方も何人かいらっしゃって、また同じ学校で仕事ができるのは嬉しいし、単純に新しい学校で働くという楽しみもあります。

そんな気持ちで冬休みを過ごしておりましたら、副校長先生から連絡がきました。

1月から3月という話が、なぜだか「2月のみ」ということになってしまったのです。

しかも6日、13日、20日の3回だけ、とのことです。

さ、サンカイ??

瞬時には理解ができず、なぜか頭には「山海塾」という舞踏カンパニーの白塗り姿が浮かんできました。

電話を切ったあとも、頭の中では白塗りの舞踏ダンサーがゆらゆらと「動揺の舞」を踊っています。

ぶるぶると頭を振って白塗りダンサーを頭から振り払い、落ち着いて考えます。

3回。たった3回で何ができる?何をすべきなんだろう?

いくら考えても、こればっかりは実際に現場に行ってみないとわかりません。

大丈夫。行けばなんとかなる。

根拠はひとつもありませんが、このように自分に言い聞かせて、平静さを取り戻そうとしている時、追い打ちをかけるようにまた連絡がありました。

13日は授業がなくなり、6日と20日だけになってしまったのです。

頭の中では無数の白塗りダンサーが乱舞しています。思わず僕も、一人で白塗りで乱舞しそうになりました。

2回??しかも隔週????

どういうことでしょう。こんな「サブリミナル」的な感じで加藤を差し挟むことで、子供達にどんな効果があるというのでしょう。

こうなると、もはやあちら側も「一度声をかけちゃったもんだから引っ込みがつかない」となっているのではないかと思ってしまいます。

サブリミナル加藤で、子供の潜在意識におかしな印象を残さないようにしなければいけません。

子供達が、夜な夜な「メガネのおっさんが変なダンスを踊る」という悪夢にうなされないか心配でなりません。

とりあえず今週の金曜が最初です。間違えて白塗り姿で行かないよう気をつけます。

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そんな本日のKATO'Sキッチン

・鶏ハムとキャベツの生春巻き
・かぼちゃサラダ(残り物)

コメント
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