酔いどれ反省会

反省出来ない人の反省文

11月7日の日記

2010年11月08日 22時22分21秒 | 日記
11月7日(日)
今日は友人の芝居を観に新宿へ。先輩の太陽さんと共に観劇。とっても面白かったのだが、終演後の「客だし」という時間がものすごく苦手なため、出演者の方々にろくなあいさつもせずにそそくさと劇場を後にする。

久々に太陽さんと会ったのだから、それはもう当然の流れで飲み屋へ移動するわけだが、普段新宿で飲む事が無いので、新宿の感じの良い飲み屋を知らない。いつまでもフラフラ歩きまわるのも嫌なので、すぐさま下北へ移動。すぐさま移動したものの、太陽さんも俺も「優柔不断の最果て」という人間なので、「ここ!!」と店が決められず、結局フラフラ歩きまわる事になる。しばしフラフラした後に、美味い魚を食べさせてくれる店に入る。肉のガツンという満足感も良いが、美味い刺身には本当に心が揺さぶられる。
そこで、冷酒を飲みつつ刺身をつまむ。至福の時だ。気づけば男性二人で来てる客は俺らくらいで、周りはほとんどカップルだったり、どこぞの会社の飲み会と言った複数人ばかりが席を埋めている。俺らは、ここぞとばかりに持ち前のやさぐれ根性に磨きをかけ、冷酒のグラスを傾けながら、ブツブツと周りの人間に悪態をつく。もう「お手本」みたいなダメ人間である。
その店で、思う様ゲスぶりを発揮して、良い感じに酔っ払って店を出る。そして太陽さんと飲む時のいつもの流れとして、2軒目は太陽さんの部屋で飲む事になるのだが、先ほどの店で終始話していた勢いがおさまらず、どこかまた店に行こうとなる。「話していた内容」とは、言わずもがなであろうが、清純という言葉からは程遠い、言ってみれば「逆耳をすませば」みたいな内容である。そして、女性とお近づきになれそうな店を求めて、下北をさ迷い歩く事になる。もはやマックス不審者である事は重々承知であるが、どうしてもこの時の俺らは止まらなかった。「女性とお近づき」と言っても、それこそキャバクラや風俗と言った「ガハハ」とか「グヘヘ」という言葉が似合うような店は求めていない。こぢんまりとしたバー的なね、「マスター、今日のおススメのカクテルを頼むよ。あちらの女性にね」的なね。ちっちゃいグラスにチェリーとか入ってそうなね。チェリーは舌の上で転がして遊んでから一気に噛むのよ、的なね。あたし舌でヘタを結べるのよ、的なね。そういう空間を求めているわけですよ。そして太陽さんが、「そうだ!!」と言って「水タバコ」を吸わせてくれるという店を紹介してくれた。

「水タバコ」??

なんだそれ??噛みタバコや手巻きタバコは聞いた事があるが、「水タバコ」??訳もわからぬまま、太陽さんによって、俺は下北のディープな世界へといざなわれるのだった。とぅーびーこんてぃにゅーど。
コメント
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