本日文化祭一日目。俺は勤務日じゃないが、生徒らの晴れ姿を見ようと学校へ。そして学校に来たのなら、ただぼーっとしているのも居心地が悪いので、簡単な手伝いくらいはしていた方が楽だなぁ、と思って何か手伝おうとすると、周りの先生方も「勤務日じゃないのにわざわざ来て頂いて!!!!」という気遣いがあるのだろう、「大丈夫です大丈夫です!!!!」と手を出させない。優しさだし気遣いだとは重々にわかる。とは言え、周りの先生方がせわしなく働いている中、ただただボーっとしているのも申し訳ない。ボランティア出勤してもらって申し訳ない。お互いの強大な恐縮力がぶつかり合って、ドーーーーーンと、ドラゴンボールみたいに地面が丸く凹むかと思った。。
あまりの居心地の悪さに、フェードアウトして帰ってきてしまった。なーんだかモヤモヤするので、気分転換という意味も込めて髪を切る事に。ま、ずっと切りたいと思ってたしね。そして前回も切ってもらった美容室へ。1500円で良い感じに仕上がるので大変助かる美容室である。今回切って頂いた美容師の方は若い女性だった。若い女性は大好きなので「うむ」と思っていたのだが、切られ始めて数分で「ん?」と思う。
ふ、不慣れ????
切られている感じ、クシがやたらと耳に引っかかったり、頭皮を容赦なく叩きつけたりと心もとない事この上ない。いつ耳を切り取られるんだろう…と気が気じゃなかった。とは言えプロですからね。それほど不安もなかったけど、「前髪の長さは、こんな感じでどうですか?」と言われた時である。髪を切りたい、と思うのはたいてい「前髪が邪魔くさい」という理由なので、最初に「前髪は短めで」とは言っておいた。だが、そう言っておいた割には前髪長めだ。まぁ、若さゆえに今ひとつ踏みこめないのだろう。大丈夫。もっと自分のカットに自信を持ちなよ、という意味を込めて「もっと短めでお願いします」と注文する。若いってのはね、無謀な自信を持つこともあれば、怖くて一歩踏み出せないこともあるでしょう。そんな後者の背中を押すようにね、僕は言ったわけですよ「もっと短めでお願いします」と。この一言でね、この若い美容師は数年後、僕に感謝するはずですよ。「あの時、もっと短めでって言ってくれたお客様のお陰で、わたしはここまで来れました!!!!」ってね。「ここまで」って「どこまで」だかわかんないけど、きっと言いますよ。そしてカリスマ美容師になってね、いつしかテレビにも出演するようになり、「あの人に会いたい!!」みたいな番組で、「あの時、『短めで』と言った男性に会いたい」と言う事で俺はテレビ局に呼ばれるわけですわ。そんで「ああ!!!!」なんて言われて、俺も「おお!!!!」なんて言ったりして、司会者の、たぶんTOKIOの国分太一あたりが「付き合っちゃえばいいんじゃない!!!」って言いだして、「付き合って下さい!!!!」「え、あ、はい!!!!」ってなって付き合ったりするんだろうなぁ。そんでさらに数年後、
「髪伸びてきたんじゃない??切ろっか??」
「そう??じゃあ、お願いしよっかな」
「相変わらず髪質固いねぇ」
「こればっかりは変わんないなぁ」
「ねぇ…」
「ん?」
「前髪、どうする?」
「…そうだな。じゃ、短めで」
「ふふ、了解」
「ふ…」
みたいなね。あるんじゃないあるんじゃないこんな事が!!!!!!などと妄想していたら、美容師さんから「どうでしょう?」と言われて鏡を見てみる
短い!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ままま、前髪が短いぃぃぃぃぃぃいいいいいいいい!!!!!!!!!どないしてくれんねんこのアマ!!!!!!!ひんむいたろか!!!!!!そのオシャレなふわふわした服、ひんむいたろか!!!!!!!!!!!とは言え、「もっと短めで」という注文にはキチンと沿っているので、文句のつけようがない。俺が何も考えてなかったのが悪い。ぬぉぉぉぉおおおおおおん。やってもうたぁ・・・・・・・。や、仕方ねえや。髪なんざいつか伸びるわ。。はぁ~。。。
あまりの居心地の悪さに、フェードアウトして帰ってきてしまった。なーんだかモヤモヤするので、気分転換という意味も込めて髪を切る事に。ま、ずっと切りたいと思ってたしね。そして前回も切ってもらった美容室へ。1500円で良い感じに仕上がるので大変助かる美容室である。今回切って頂いた美容師の方は若い女性だった。若い女性は大好きなので「うむ」と思っていたのだが、切られ始めて数分で「ん?」と思う。
ふ、不慣れ????
切られている感じ、クシがやたらと耳に引っかかったり、頭皮を容赦なく叩きつけたりと心もとない事この上ない。いつ耳を切り取られるんだろう…と気が気じゃなかった。とは言えプロですからね。それほど不安もなかったけど、「前髪の長さは、こんな感じでどうですか?」と言われた時である。髪を切りたい、と思うのはたいてい「前髪が邪魔くさい」という理由なので、最初に「前髪は短めで」とは言っておいた。だが、そう言っておいた割には前髪長めだ。まぁ、若さゆえに今ひとつ踏みこめないのだろう。大丈夫。もっと自分のカットに自信を持ちなよ、という意味を込めて「もっと短めでお願いします」と注文する。若いってのはね、無謀な自信を持つこともあれば、怖くて一歩踏み出せないこともあるでしょう。そんな後者の背中を押すようにね、僕は言ったわけですよ「もっと短めでお願いします」と。この一言でね、この若い美容師は数年後、僕に感謝するはずですよ。「あの時、もっと短めでって言ってくれたお客様のお陰で、わたしはここまで来れました!!!!」ってね。「ここまで」って「どこまで」だかわかんないけど、きっと言いますよ。そしてカリスマ美容師になってね、いつしかテレビにも出演するようになり、「あの人に会いたい!!」みたいな番組で、「あの時、『短めで』と言った男性に会いたい」と言う事で俺はテレビ局に呼ばれるわけですわ。そんで「ああ!!!!」なんて言われて、俺も「おお!!!!」なんて言ったりして、司会者の、たぶんTOKIOの国分太一あたりが「付き合っちゃえばいいんじゃない!!!」って言いだして、「付き合って下さい!!!!」「え、あ、はい!!!!」ってなって付き合ったりするんだろうなぁ。そんでさらに数年後、
「髪伸びてきたんじゃない??切ろっか??」
「そう??じゃあ、お願いしよっかな」
「相変わらず髪質固いねぇ」
「こればっかりは変わんないなぁ」
「ねぇ…」
「ん?」
「前髪、どうする?」
「…そうだな。じゃ、短めで」
「ふふ、了解」
「ふ…」
みたいなね。あるんじゃないあるんじゃないこんな事が!!!!!!などと妄想していたら、美容師さんから「どうでしょう?」と言われて鏡を見てみる
短い!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ままま、前髪が短いぃぃぃぃぃぃいいいいいいいい!!!!!!!!!どないしてくれんねんこのアマ!!!!!!!ひんむいたろか!!!!!!そのオシャレなふわふわした服、ひんむいたろか!!!!!!!!!!!とは言え、「もっと短めで」という注文にはキチンと沿っているので、文句のつけようがない。俺が何も考えてなかったのが悪い。ぬぉぉぉぉおおおおおおん。やってもうたぁ・・・・・・・。や、仕方ねえや。髪なんざいつか伸びるわ。。はぁ~。。。