敗戦前後の「父の日記」を読む

昭和19年当時の世相、生活状況、父の考え方を読む。

ズボン盗難

2010-04-16 17:42:54 | 日記 戦後編
昭和二十年十二月二十九日 晴 明け

 夕刻 次男(10歳 当人)が隣家の子と一緒に風呂に行き先日作ったばかりのズボンを盗まれてしまった。 明るい中に湯船から自分の衣類が見えなければあぶない。
上着を持っていかれなかったのが不幸中の幸いかも知れない。


昭和二十年十二月三十一日 晴 二,三直出勤

 空襲に明け、 敗戦に中し、 闇と食糧難に終わった二十年もおしまいになった。

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