敗戦前後の「父の日記」を読む

昭和19年当時の世相、生活状況、父の考え方を読む。

ソ聯宣戦布告

2009-02-19 22:36:14 | 日記 戦中編
昭和二十年八月九日 晴 二、三直出勤

 朝、七時早くも第一回警報発令。 敵機動部隊から発進した小型機が福島、山形、宮城、岩手、新潟等に少数づつ入ったので関東地区も警報を出したのだ。
 八時半頃第二回警報発令。 B29一機、八王子、川越等を経て東方に退去した。

 夕方、大久保営業所に行くと 日ソ開戦の話をしていたので信じられなかったが、 七時の報道で大本営発表があったので真実だった事が判った。 ソ聯から九日午前零時を期して宣戦布告をして来た。 そしてソ満国境で軍事行動を起こした。 時局いよいよ重大である。





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