殿(しんがり)追走ハラヤマジツコ

フリーアナウンサー・原山実子のブログです。


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第58回 有馬記念

2013-12-23 02:38:44 | 馬~




圧巻でした。
GIで、有馬記念でこんな着差を見ることは、この先あるのだろうかと思える光景。
このオルフェーヴルの強さと、2着に粘り込んだウインバリアシオンと、
まっすぐ伸びてきたゴールドシップの姿を見て、涙がこみ上げてきました。
良いレースでした。

レース後、池江泰寿調教師は
「謙一が落ち着いて乗ってくれた。いかにも、ケンイチ・オルフェらしい競馬。ゴール後は自分も心のなかでコールしていました(笑)
オルフェーヴルは、家族みたいな馬、家族よりも一緒にいた馬です。
今回も良い意味で裏切ってくれました。ありがとう、という言葉しか出てきません。素敵な3年半でした。」

池添謙一騎手は
「直線を向いてターフビジョンを見たら(後ろの馬と)離れていたので、勝てる、と思いました。あとは悪い癖を出さないように気をつけました。1頭になって、最後の1ハロン、ステッキに反応して伸びたので、大丈夫だ、と。」
「勝ったレースはどれも思い出深いですが、やはりダービー。ダービージョッキーにしてもらいましたから。でも、そこからはプレッシャーがかかり、終わってホッとするレースばかりでした」
「オルフェーヴルは、出会ったことがないような馬。1頭の馬でGIを6つも勝たせてもらいましたし。もう、こんな馬に巡りあうことはないと思います」

オルフェーヴルの20戦目、そして最後のレースになる有馬記念を見守った中山競馬場の入場者数は、
およそ12万4000人。前年比およそ120%。

久しぶりに「混雑している!」と感じました。 

そして最終レース後の引退式。
予定されたより遅れて始まったのは、オルフェーヴルのレース後の検体が取れなかったから、だったそうです。
やはり最後まで、オルフェらしいマイペースさというか、なんというか。


冷たい風が吹く中、およそ6万人のファンがオルフェーヴルを待っていました。

震災後、競馬ファンに勇気をくれた1頭。
強いのに、個性的。
お父さんと同じ「愛さずにいられない」キャラでしたね。
本当に、ありがとうございました。

2着のウインバリアシオン。
今日、このために帰ってきたのかと思うような、オルフェの2着。
最後の戦いもオルフェに軍配が上がりましたが、この馬の不屈の闘志には敬意を表します、心から。

大好きなゴールドシップが3着。
いろいろ思うところはありますが、今はこの3着を喜びたい。
この先、どうなっていくのか判りませんが、この馬はとても人間臭い馬なのだと、勝手に思っています。
だからこそ愛さずにはいられない。
さすが、ステイの血を引く馬です。

有馬記念が終わって翌日は、エイシンフラッシュの引退式。
競馬の時代が移り変わるところに立っていることを実感する数日間です。


bayfm「競馬A GOGO!」
リリアン原山
◎オルフェーヴル
◯ゴールドシップ
▲カレンミロティック
△ヴェルデグリーン
△トゥザグローリー

伊津野さん
☆デスペラード

シャウラ
☆カレンミロティック

でした。
ウインバリアシオンを挙げられなかったワタシ。
…馬鹿め…(ぼそ


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2 コメント

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Unknown (ナリタハヤブサ)
2013-12-25 21:57:17
お疲れ様です♪

強かったですね。オルフェーヴル…
まさに圧巻でした。


それよりもウインバリアシオン…『あまりに出来すぎた話』自分で言ってて『いや、サスガに出来すぎてるでしょ…笑』と思ってたのにまさかホントに成立するとは…( ; ゜Д゜)

でも、オルフェにチギられた後、ゴールドシップを前に行かせない姿は『奴のラストラン、2着は俺以外ありえないでしょ!』ってカンジでしたね~。

こりゃ、来年も『話題に挙がった馬は買い』ですかね♪

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Unknown (りりあん)
2013-12-26 18:37:54
ナリタハヤブサさま
ウインバリアシオン、このために帰ってきた!
…という感じがして、涙涙でした(´;ω;`)
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