おかずブログ

ここでは主に撮影画像を発表します。
近場で撮影した植物などがメインとなります。

180922 奈良

2018年09月24日 | その他

180922 奈良

この22日に天気が良さそうだったので急遽、奈良に行ってきた。

彼岸入りして3日目、彼岸の中日は23日、24日は秋の中日だから、

二上山の両岳の鞍部に夕日が近づくことを期待してのものである。

JRを乗り継いで巻向駅下車。夕刻までは間があるので、今回は

「箸墓古墳」の外周を一周してみる。

この古墳は大和政権古墳の中で最も古いものと言われていて、被葬者は

第七代孝霊天皇の皇女であるヤマトトトヒモモソヒメノミコトと言われている。

建てられている宮内庁の説明版では「大市墓」とある。

要するに「伝卑弥呼墓」ある。

ただし卑弥呼の邪馬台国は九州説もあり、定かではない。

話は3世紀の頃の事であり、大変に古いものだが、研究者ではなく門外漢の私でも、

こうして残っているのは大変に貴重で、ありがたいことだと思う。

時刻は16時過ぎ。次には桧原神社にと向かう。山の辺の道に入り、桧原神社の

境内を過ぎて、神社の下の池の周囲に陣取ってカメラの準備をする。

道すがら西の方の空を見ると、黒っぽい雲が覆っていて、今回も期待は

できないのかな・・・と思う。

画像を見て頂いたら分かるように、雲はまあ、なんとかなったけれども残念ながら

位置が大きくずれている。夕陽が二上山の鞍部に入るにはまだまだ日数がかかりそうだ。

また月末頃でも行くことにしたい。


それにしても今年だけで3度か4度は夕陽撮影にチャレンジしたというのに、情けないことに

一度も思ったように撮れていない。

仕方ない。虚仮の一念でチャレンジあるのみだろう。

当日の画像は下に入れています。ご覧願います。

この9月に拙宅近くで撮影したものもリンクを張ります。下の画像は拙宅近くのものです。

180922奈良






180916嵐山まで

2018年09月17日 | 京都

180916嵐山まで

本年9月の中日、旧暦では中秋の8月7日。特に用事もないこととて、

嵐山方面に自転車を走らせる。

国道9号線と桂川が交差するところから川沿いに進む。

嵐山から八幡までだったか、続いている自転車道である。

中秋にもなると、さすがに暑さも和らいでいて、サイクリングを楽しんでいる方も多い。

嵐山東公園では先の台風21号で被害にあった樹の処分が進んでいる。

各メディアによって知ってはいたのだが渡月橋の南側の欄干も修復中である。

 

渡月橋を渡り、三秀院をざっと拝見してから天龍寺の庭園に入る。

天龍寺はそれほどの被害がなかったのは僥倖というべきだろう。

庭内はむろんすっかり秋の装いである。一通り回ってみる。台風があったので

外国からの観光客は心持ち少ない気もするが・・・

帰路は西山の丘陵沿いに走り、松尾大社→月読神社のルートをたどったのだが、

やはり樹が裂けたり折れたり根元から倒壊したりしたのが多い。

それだけすごい台風だったということだ。今後もより強い台風が予想されるが、

なんとか被害は少ないようにと願うばかりである。

 

この日の画像は下に置いています。

よろしかったらご覧願います。

180916嵐山まで

 

 

 

 

 

 

 

 


180911 本薬師寺址と山の辺の道

2018年09月14日 | 京都

180911 本薬師寺址と山の辺の道

暑くもなく寒くもなく、天気の良い一日に奈良に行く機会を得た。

今年になって、奈良には5回ほどは行ってはいるのだが、若い頃から

馴染んでいる所でもあり、奈良に行くというだけで妙にうれしい。


今回は属しているカメラグループの撮影会として、橿原市の本薬師寺址で

植栽されているホテイアオイの撮影のためである。

本年7月30日に藤原京址の蓮を見に来たことがある。その時に八木西口駅で

下車して藤原京址まで歩き、藤原京址から本薬師寺址のホテイアオイと蓮を見ている。

以後は畝傍御陵前駅→今井町→八木西口駅と歩いて過ぎた。

7月30日でもホテイアオイはまずまずの見頃であった。しかし今回の方が

花数は多いとも思う。広い場所で植栽されていて、花のシーズンが長い。

それまでには8年ほど前と、もう一度はもっと前に本薬師寺址まで来ているはず

だが、古い記憶は定かではない。

今回は見に来ている人が多い。それだけ有名になったということだ。

畝傍山を借景としてホテイアオイを撮りたいものだが、建物が立ち並んで

いて、思うような絵にならない。仕方ないことでもある。

畝傍御陵駅近くのレストランで昼食後、私は一人で桜井駅まで行き、駅から

歩いて山の辺の道を北上する。

海柘榴市址→金屋の石仏→磯城瑞籬宮址→平等寺と過ぎる。

これまでに山の辺の道は幾度となく歩いているというのに、大神神社から

桜井駅までは古道のルートを歩いたことが一度もない。不思議なことだ。

はじめて来たのはもう35年ほど前の事だろうか?その時は歩いたのではなくて、

京都の自宅から自転車で来て、山の辺の道を石上神社から大神神社を過ぎ、

桜井→耳成→畝傍と走って、畝傍御陵前で夜を明かしたことを覚えている。

今回も古代の出来事に思いを馳せながら、ゆっくりと見ながら過ぎる。

大神神社の「大美和の杜」は小高い丘なのだが、紅枝垂れ桜を植栽していて、

そのために毎年のようにと言うほどでもないのだが、桜の頃にしばしば来ている。

今回も大美和の杜に上ってみたが、木々が茂って来て耳成山とその背後の

二上山や葛城山にカメラを向けた時に枝先が映り込んでしまう。

はなはだ良くない。これではもう来られないかなーとも思う。

大神神社→狭井神社→桧原神社と歩いているうちにほの暗くなってくる。

さあ、夕景の撮影時間だ。とはいえ、桧原神社から見た夕景は雲が

陽を遮っている。一応は三脚を立てては見たのだが、うまく絵にはならない。

仕方なくJR巻向駅に向かう、その道すがら、割と良い夕景になってくる。

日没間際である。大急ぎで遮蔽物のない場所まで走り、手持ちのままに

落日を撮影。なんとか良い夕焼けは見られたのだが、撮影結果は

ひどいものである。仕方ない。

かくして、この日の一日が終わった。次は彼岸の中日頃に当麻寺付近と、この日の

桧原神社近くに来て、何度目かの夕陽撮影にチャレンジしたい。

その頃なら二上山の両岳の鞍部に夕日は入るだろう。天気がよくて雲のないことを

祈るしかない。

この日の画像は下に出しています。よろしければご覧願います。

180911本薬師寺址と山の辺の道