おかずブログ

ここでは主に撮影画像を発表します。
近場で撮影した植物などがメインとなります。

六月の雑草

2008年06月30日 | 雑草
六月の雑草
本日で本年の半分が終りです。毎日を未消化のままに終わることの連続で、いつの間にか
一年の半分を閲した感じです。
本日は夏越の祓えの日です。あちこちの寺社では茅の輪くぐりの儀式が行われました。
画像はエノコログサ、ツユクサ、ヒメコバンソウ、ムラサキカタバミ、カラスビシャクの順です。

























六月の花(3)

2008年06月28日 | 魅惑の花たち
六月の花(3)
未発表の今月撮影の花たちを出します。
初めのトケイソウは初めて見る種類でした。近くのアパートのフェンスに這っていました。
ネット友達がスペインで見たそうです。
ナデシコ、ヒメジョオンとカメムシ、ルリギク、マツバギク、キバナコスモス、
カサブランカのメシベ、ダリア、ハイビスカスのシベの順です。

























ネジバナ

2008年06月26日 | 魅惑の花たち
ネジバナ
ネジバナ(別名モジズリ) ラン科

地生ランで高さ10~40センチ。初夏の頃、芝生や土手などの日当たりのよい草地に、
いっせいにかわいい花を咲かせる。花色は紅紫色が多く、唇弁は白い。まれに白花もある。
細い花穂に下から上へとらせん状に横向きの花が咲きあがり、花数の多いものでは
直径数ミリの花が50個を越す。ラセンの回転数は4.5回。左巻きも右巻きもある。
花期は四~十月と長いが、開花には春型と秋型があることが最近わかった。

日本全土のほかサハリン、千島、朝鮮半島、中国、マレーシア、オーストラリア、
インドに広く分布する。
「朝日新聞社 草木花歳時記から抜粋」

一枚目の画像は草ぼうぼうの原です。管理する人が今はいません。この原にネジバナが
群生しています。少し掘り取って自宅に移し植えました。






























六月の花(1)

2008年06月19日 | 魅惑の花たち
六月の花(1)
ビヨウヤナギ・ナンテンの花・アザミ

ビヨウヤナギ (オトギリソウ科)

ビヨウヤナギは「美容柳」の文字を当てています。「未央柳」とも表記します。
別名に「金糸桃」があります。美容は「美しい花」ということ、柳は「葉が柳のように
長楕円であること」にちなむようです。実際には柳ほどに細長くはありません。
中国が原産地といわれていますが、日本にも早くから入ってきていて、
貝原益軒が1694年に「花譜」という本で「金糸桃」と書いているようです。
同じオトギリソウ科の仲間に「金糸梅」があります。

ナンテンの花 (メギ科)
ナンテンの実は冬の季語ですが、花は夏の季語です。
実はここを見てね。
ナンテンの実

アザミ (キク科)
なんとアザミはキク科です。
世界に3百種、日本には約60種あるとのこと。春に咲くのは野アザミのみ。
そのほかの品種は夏から秋にかけて開花。
江戸時代にはすでに園芸品種が作られていたようです。すごいなー。
(朝日新聞社 草木花歳時記を参考)























アジサイ

2008年06月18日 | 魅惑の花たち
アジサイ
梅雨の季節の風物詩ともいえるアジサイは「紫陽花」と漢字表記の方がふさわしいと
思う。入梅してから二週間ほどにはなるのだが、今のところ、まとまった降雨がなくて、
梅雨時の蒸し蒸しとした、ジメジメとした感じはない。それでもたまの雨に濡れてしっとりと
した風情を醸し出している紫陽花は、この季節にふさわしい花だと思う。

ガクアジサイ アジサイ科(ユキノシタ科)

アジサイの原種で、房総半島、三浦半島、伊豆諸島に自生しているのが確認されている。
他にも野生状態のものがあるといわれているが、古くから庭などに植えられてきたため、
本来の自生かどうか定かではない。
枝先につく大きな花序の中心部には、小さな両性花がたくさん咲き、その周辺を五・六個の
大型の装飾花が取り巻いて、ちょうど額縁のようにみえるのでこの名がついている。

アジサイ アジサイ科(ユキノシタ科)

野生のガクアジサイのなかで、装飾花ばかりになつたのがアジサイである。花弁に
見えるのは四枚のがく片で、その中心部に直径一・二ミリの花冠がある。花の色が
日々微妙に移り変わることから七変化とも呼ばれる。
アジサイは日本原産の園芸植物。ヨーロッパに渡ったアジサイは改良が重ねられた
系統が日本に里帰りし、西洋アジサイと呼ばれてさかんに栽培されている。
「朝日新聞社 草木花歳時記から抜粋」




















ガクアジサイの中心にある花冠。それが開いた画像。








五月の雑草

2008年06月17日 | 雑草
五月の雑草
実のところ雑草と言っても私には雑草の定義が確定していません。
私の非常に大雑把な、感覚的な基準で色分けしているようです。
観賞用に人為的に植えられた園芸種ではないもの、または食用として栽培
されていないものが大雑把に言えば雑草ではないかと思います。
路傍や空き地に自然に生えている野草ということで良いかとも
思いますが、野生化した園芸種なども雑草といえるのかどうか、
難しい感じですね。
上からヒメコバンソウ、アメリカフウロ、アメリカフウロの葉、
アメリカフウロの実、コメツブツメクサ、キュウリグサ、カタバミ、
ヒメツルソバの順です。























五月の花(3)

2008年06月17日 | 魅惑の花たち
五月の花(3)

これまでに出した五月の花と同じように、すべで拙宅の半径200メートル
以内で撮影したものばかりです。
上からヤマボウシ、ユキノシタ、テイカカズラ、ヒマワリ、ナデシコ、ヤマハギ、
キンシバイのメシベ、キンシバイと虫、ユキヤナギ、最後は花ではなくて夏グミの実です。


























五月の花(2)

2008年06月14日 | 魅惑の花たち
五月の花(2)

(ドクダミ) ドクダミ科
人里に生える多年草で高さ30~50センチ。地下茎を伸ばしてどんどん増える。花期は6から7月で
白い花弁のように見えるのは総苞片である。本当の花はごく小さく、苞の上の短い花序にびっしりとつく。
茎や葉に強い臭気があり、日本では古くから民間薬として利用されてきた。葉を貼ると
腫れ物の吸出しや皮膚病に、煎じて服用すれば胃腸病や腎臓病に薬効ありといわれるなど、
さまざまな病気に効くという意味から十薬の名がある。

(シラン)ラン科。
高さ30~70センチの地生ラン。花は下から上へといくつも咲きあがる。関東地方から
九州までの暖地の山の斜面に自生し、北陸地方や長野県には自生しない。中国名は白及。
白い地下茎を外傷薬や胃腸薬などに使う。
平安時代はフジバカマのことも「紫蘭」と言っていました。

(ニワゼキショウ) アヤメ科
名は庭に生える石菖の意味。北米東半部が原産地。明治時代半ばに渡来した
後は各地で観賞用に栽培。
花は直径一センチほどで水平に開く六弁花だが、実際の花弁は三枚、残り三枚は
がくが花弁化したもの。
「上記は草木花歳時記から抜粋」

(ヒナキキョウソウ)キキョウ科
北米原産の一年草。不思議なことに五弁花、六弁花、七弁花があります。
























月下美人

2008年06月12日 | 魅惑の花たち
月下美人

月下美人は一日花というより一晩だけの花です。そのことによって、美人薄命にも例えられる花です。
独特の芳香を放って一晩だけ咲く名花といえるでしょう。
メキシコ原産のサボテンの一種です。結実しませんから挿木で増やすより他にないようです。
それゆえに日本の月下美人はほぼ同じ月下美人から増やされた株と言ってよいようです。
花の殆どが水分とのことですから、それゆえにしおれるのも早いのでしょう。花はさっと
湯通ししてから酢醤油などで食べても珍味とのこと。残念ながら私は食したことはありません。
1番最後の画像は昼前の撮影です。日が昇っても咲いていることはたまにあるようです。
170万画素のカメラで撮影。
         (草木花歳時記を参考)