160419 長岡天満宮と勝竜寺城址
押しなべてというほどに今年は花の開花が早いという印象を受ける。
長岡天満宮のキリシマツツジも例外では無いようだ。
「ほぼ見頃になっている」という情報に接して、行ってきた。
真っ赤に燃え立つツツジが待っていた。
15歳で宝飾品加工会社に入社した私は愛媛の寒村から長岡に移り住んだ。
長岡町から長岡京市と名称は変更したが、長岡の地に15年ほどを過ごしたことになる。
それ以後は京都市に転入した。
この天満宮も若い頃の遊び場であったともいえる。だからここのツツジも50年以上
前から見ていることになる。
50年も前からツツジは有名であった。ツツジは樹高が高くはならず、感じとしては
50年前とあまり変わらない印象だ。
天満宮はもちろん道真公を祀っているが、勝竜寺城という歴史的に少し名の通った名所もある。
荒れ果てた小高い丘に水の淀んでいる堀があるだけ、という昔の状態を知れば、名所というにはちょっと
という気もするが、まあいいだろう。
この城は明智光秀の娘の「お玉」が細川忠興に嫁いだ城でもある。
彼女はキリスト教信者で洗礼名は「ガラシャ」。三浦綾子さんやその他の作家の著作で
有名な女性だろう。この城にいた光秀が、天王山の戦いで敗北を喫してから伏見方面に
落ち延びても行ったとも言われるが・・・。
長岡京市は忠興、ガラシャを主役にNHKの大河ドラマ制作の陳情をしているようである。
確かにドラマ化するのにふさわしいかもしれない。
当時、住んでいた所からは天満宮よりはお城の方が近い。同じ地域内でもあったことだし、
それで天満宮の後にここにも寄ってみた。
現在は「勝竜寺城址公園」として整備されている。
花の二枚は天満宮でのもの。
他の画像はリンクしているOnedriveで見ていただきたい。
https://onedrive.live.com/redir?resid=8EA1F320F7D9172F!11177&authkey=!ADfxTe1yiGKK4gQ&ithint=folder%2cini