おかずブログ

ここでは主に撮影画像を発表します。
近場で撮影した植物などがメインとなります。

180911 本薬師寺址と山の辺の道

2018年09月14日 | 京都

180911 本薬師寺址と山の辺の道

暑くもなく寒くもなく、天気の良い一日に奈良に行く機会を得た。

今年になって、奈良には5回ほどは行ってはいるのだが、若い頃から

馴染んでいる所でもあり、奈良に行くというだけで妙にうれしい。


今回は属しているカメラグループの撮影会として、橿原市の本薬師寺址で

植栽されているホテイアオイの撮影のためである。

本年7月30日に藤原京址の蓮を見に来たことがある。その時に八木西口駅で

下車して藤原京址まで歩き、藤原京址から本薬師寺址のホテイアオイと蓮を見ている。

以後は畝傍御陵前駅→今井町→八木西口駅と歩いて過ぎた。

7月30日でもホテイアオイはまずまずの見頃であった。しかし今回の方が

花数は多いとも思う。広い場所で植栽されていて、花のシーズンが長い。

それまでには8年ほど前と、もう一度はもっと前に本薬師寺址まで来ているはず

だが、古い記憶は定かではない。

今回は見に来ている人が多い。それだけ有名になったということだ。

畝傍山を借景としてホテイアオイを撮りたいものだが、建物が立ち並んで

いて、思うような絵にならない。仕方ないことでもある。

畝傍御陵駅近くのレストランで昼食後、私は一人で桜井駅まで行き、駅から

歩いて山の辺の道を北上する。

海柘榴市址→金屋の石仏→磯城瑞籬宮址→平等寺と過ぎる。

これまでに山の辺の道は幾度となく歩いているというのに、大神神社から

桜井駅までは古道のルートを歩いたことが一度もない。不思議なことだ。

はじめて来たのはもう35年ほど前の事だろうか?その時は歩いたのではなくて、

京都の自宅から自転車で来て、山の辺の道を石上神社から大神神社を過ぎ、

桜井→耳成→畝傍と走って、畝傍御陵前で夜を明かしたことを覚えている。

今回も古代の出来事に思いを馳せながら、ゆっくりと見ながら過ぎる。

大神神社の「大美和の杜」は小高い丘なのだが、紅枝垂れ桜を植栽していて、

そのために毎年のようにと言うほどでもないのだが、桜の頃にしばしば来ている。

今回も大美和の杜に上ってみたが、木々が茂って来て耳成山とその背後の

二上山や葛城山にカメラを向けた時に枝先が映り込んでしまう。

はなはだ良くない。これではもう来られないかなーとも思う。

大神神社→狭井神社→桧原神社と歩いているうちにほの暗くなってくる。

さあ、夕景の撮影時間だ。とはいえ、桧原神社から見た夕景は雲が

陽を遮っている。一応は三脚を立てては見たのだが、うまく絵にはならない。

仕方なくJR巻向駅に向かう、その道すがら、割と良い夕景になってくる。

日没間際である。大急ぎで遮蔽物のない場所まで走り、手持ちのままに

落日を撮影。なんとか良い夕焼けは見られたのだが、撮影結果は

ひどいものである。仕方ない。

かくして、この日の一日が終わった。次は彼岸の中日頃に当麻寺付近と、この日の

桧原神社近くに来て、何度目かの夕陽撮影にチャレンジしたい。

その頃なら二上山の両岳の鞍部に夕日は入るだろう。天気がよくて雲のないことを

祈るしかない。

この日の画像は下に出しています。よろしければご覧願います。

180911本薬師寺址と山の辺の道




 

 


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