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おかずブログ

ここでは主に撮影画像を発表します。
近場で撮影した植物などがメインとなります。

190305城南宮

2019年03月06日 | 京都

190305城南宮


当然のことだが季節は移り行き、啓蟄前の昨日5日、
天気も良いので城南宮に行ってみた。

昼過ぎまでは用事があり、城南宮着は14時頃。
城南宮の春先は梅の香で満たされる。しだれ梅が有名になって久しい。

ここは古くは邑の鎮守社のような役割を担っていたのだろうけど、
平安時代に72代白河天皇・74代鳥羽天皇が院政を執った所として、
にわかに開けて、「都移り」の感を呈したらしい。
この社の歴史についての詳述はしないが、明治維新の時の鳥羽伏見の
戦いの場としても知られている。
そのように歴史的には非常に重要な位置を占めていることは論をまたない。

さて、しだれ梅。飽きもせずに毎年のように見に行っているが、今年は
花が少し少ないか?という気もした。ひょっとしたら昨年9月の台風禍の
影響がほんの少しはあるのかもしれないとも思う。
ともあれ、ほぼ満開の梅が競うように咲き誇っていて、花に酔い痴れる。

初めの写真は安楽寿院の近衛天皇陵。ここはもともとは美福門院の陵墓と
して建立されたものだが近衛天皇が夭折したために近衛天皇陵としたらしい。
もちろん建立当時のものではなくて豊臣秀頼の寄進になる。

下の4枚は城南宮でのもの。散った花弁が水路に浮かんでいたけれども、設定が悪い。
花弁がぼけても良いので、わずかにあった水流を感じさせる写真でないとダメ。味がない。
絵になっていない。もう一度撮り直しにとは思ったが、行かないままである。

以下はしだれ梅。

城南宮での写真は下にあります。御覧願います。

190305城南宮




190227 植物園

2019年03月02日 | 京都

190227 植物園

如月も2月28日で晦日、如月仁である。旧暦では2月27日は1月13日。
春になってまだ13日である。立春からは20日余り。春はまだまだ浅い。

春は浅いとはいえ、今年三度目の植物園に行ってみた。
早春の花々も多く咲き始めて眼を楽しませてくれる。眼福である。
ヒメウズなどの雑草ももう開いていて、月日の経過の早さを思い知る。

植物園では、あと1か月か2か月で百花繚乱の様相を呈することになる。
持病も深刻で、老いさらばえた(?)爺さんなのに、しかも男なのに花が好きなんて
笑われることに違いないのだが、好きなものはなんとも致し方ない。

10年ほども前になるのか花のホームページを作っていて、その関係もあって、
花の撮影は欠かせなくもあるのだが・・・
そののこともあって、これからの季節には、花を求めてあちこちをさまよい歩くと
いうことになるのだろう。毎年のことである。それは、いわば変人のたぐいである。

20年近く前から中世和歌文学のマガジンも出し続けている関係で時間はいくらあっても
足りない思いもするのだが、その時ごとに臨機応変に処して行きたいものだという思いで
やってきた。今後もそれは不変なのだが、少しでも充実したものを味わえたらと思う。

この日の画像は下にあります。

190227植物園

 



 


190226旧二条城と御苑

2019年02月27日 | 京都

190226旧二条城と御苑


三月の声も聴こうとする時節になれば、さすがに暖かさも増してくる。
持病のためもあり寒い時には用心して、閑居しがちであったが、
この暖かさではもう冬眠でもないだろう。啓蟄も近い。

さてこの日、同好会の撮影日。梅の花も咲き、天気もよろしくで、
良い撮影日和だ。

初めに旧二条城。私はと言えば梅よりもハシバミとコケの撮影を中心にする。
新しいカメラの設定が難しくて、なかなかうまくはいかない。

設定によっては真昼間でも背景が真っ黒になる。真っ黒は「黒つぶれ」で、「白飛び」と
同程度に良くないことなのだが、あえて黒背景にしてみる。黒背景にすると被写体が
浮き上がってきて、被写体そのものが主張する。だから私は黒つぶれはそれほど
気にはならないのだが、使い方に習熟してから臨機応変に考えたい。

コケの写真は梅の枝でのもの。コケ越しに背後の梅がうまく撮れないかと思ったのだが、
押しなべてコケからの位置が良くない。絞れば味がなくなるとも考えて多くは
開き気味の写真である。良い悪いは別にしても撮影自体を楽しめた。

旧二条城から御苑。

この日、午後から先約がある関係で、御苑は皆さんと離れて私一人で御苑の気になる
所を歩いてみた。要するに御苑の東側部分である。迎賓館などがある場所だ。
足早に歩いたので御苑の画像は4葉しかありません。



昨年9月の台風以来、二度歩いているのだが、現在も台風被害の後がそのままに
なっている部分もある。たくさんの木が被害に遭っていて、見ているだけで痛々しい。
何とか以前の景観をと思うが、むろん一朝一夕のことではない。

この日の画像は下にあります。御覧願います。

190226旧二条城と御苑

本日27日は植物園に行ったので、おそらくは明後日にそのアップします。



190225 梅宮大社と車折神社

2019年02月26日 | 京都

190225梅宮大社と車折神社

昼までかかるだけの所用を済ませてから、天気が良く暖かな日で
あったので、昼過ぎから自転車で出かけてみた。


25日は官公祭(梅花祭)なのだが、2/23日に北野天満宮近くの知り合いの所に
用事があったついでに天満宮を覗いていたのでパスする。

笑われそうなのだが、梅宮大社も飽きもせずに毎年行っている。
もちろん目的は観梅である。梅宮大社も古刹の一社で、歴史的には松尾大社と
並び称されるほどの社ではあるのだが、このブログはそんなことには触れない。

ここの梅は品種が多くて長く楽しめはするのだが、境内敷地がそれほど広くは
ないので咲いている本数は少ない。もう終わりかけのと、まだまだ蕾のとが混在する。
同じ季節にたくさん咲いてほしい気もするが、それは仕方がない。
それでもまずまず楽しめる。




梅宮大社からは車折神社。ここは5月に桂川で「三船祭」を主宰する神社である。
境内には芸能人たちの名前を記入した玉垣用の赤い板がたくさんある。

もちろん私は芸能人たちに興味があるわけではなくて、境内の河津桜の進み具合を観に
行ったのだが、4.5本ある木によっては五分咲き程度のも見られた。
やはり河津桜は大輪の花弁でもあり、あでやかさがある。華のある桜だと思う。




もう数日してからまた、この桜を見に行くかどうか迷うところではあるのだが、はてさて・・・
車折神社からは罧原堤沿いに自転車を走らせて帰宅する。
天気も良くて、まずまずの早春の日であった。

画像は少しですが下にあります。花の画像ばかりです。

190225 梅宮大社と車折神社

 


190218 桜咲く

2019年02月19日 | 京都

190218 桜咲く

ちょっと思わせぶりなタイトルなのだが、なんということはない、
咲いたのは「寒桜」である。
ソメイヨシノの開花はもちろん1か月有余を待たなくてはならない。

桜も品種がとても多くて、夏以外は咲いているともいえるのだが、
このカンザクラはソメイヨシノに先駆けて、見事に枝一杯に花をつける。
それで私も何年も通っている。昨年は確か2月16日。

場所の特定できることは書かない方が良いのだろうけど画像にテキストを入れてみた。
配慮が足りないと思われる方もいるのだろうが、ご容赦をと思う。
木は一本しかないのだが、たわわにつけた花は素晴らしい。
例年のように、この花を見てから私の今年の桜行脚は始まるともいえる。

初めは、この桜を見てから淀緑地に行き、早咲きの満開になっているはずの川津桜を
見るつもりだった。でも今年は暮れから新年と続いて病臥していた関係もあり、
気持ちも身体も甘やかせてしまっている。それでも完調には遠い。そんな状態なので、
淀に行くのは早々と断念して、宇治川派流をゆっくりと散策しただけで、家路へと向かった。
まあ、それも良しだと思う。自身に何ら恥じることでもないだろう。



宇治川派流は川底を浚渫していた。今年の10石船の就航のためだろう。
あとの雑草も散歩中に撮影したもの。ツグミも撮ったが、ちょっと難しい。
テレコンをつけて1000くらいになるようにカメラをアップグレードしないと無理だとは
思うが、目下のところ鳥を撮るつもりがない。眼のことも考えると無理過ぎる。

この日の画像は下にあります。

190218寒桜と宇治川派流

はてさて、今年の桜撮影はどうなるのだろう。そろそろ予定を立てたいものである。




190214植物園

2019年02月15日 | 京都

 

190214植物園

半月ぶりの植物園である。前回は1月30日。

当日はときおり小雪がちらつく寒い日であり、行くべきか迷っていて
自宅を出発したのは13時前。

植物園に行くには、ほぼ1時間を要するので、植物園着は14時前。
3時間ほどしか居られないので、足早に見て回る。結果的には3時間いたのだけど、
やはり半分程度しか見ることができない。いつものように5.6時間は欲しい。

植物園はまだまだ冬枯れのさなかではあるけれど、少しは春の息吹が感じられた。
あと、一か月もすると春らしい植物園になるだろう。

例によって例のごとくに初めは「生態圏」を見て回る。植物園だから自生というのは
おかしいけれど、地植えのフクジュソウやセツブンソウやフキが見られた。春はもう少しである。

生態圏から観覧温室。猿面のドラクラも咲き残っているのではと、わずかに期待したのだが、
残念ながら無理。当然のように花は枯れる。

イワタバコ科の「ヒポキルティフロラ」をなんとか絵になるように撮れないものかと
思ったのだがうまく撮れない。全体的に開放にし過ぎたと思う。設定替えを
忘れたなどというのは恥ずかしい。たいていは一枚ごと、一シーンごとに設定を変えては
いるのだし、今回も替えはしたのだが・・・。

観覧温室なので温度が高くて、レンズが曇ってフォーカスがうまくいかない。
でもなんと粘って撮ってはみた。結果は良くはないのだが、接写はまあまあだろう。

温室から「早春の草花展」を見て回る。まあまあ良い展観だと思う。人もそれほど
いないのが良い。

時間を見ればすでに16時20分。なんとか梅園で梅の花の接写。梅は早先きは見ごろ、普通のは
これからである。

当日の画像は下にあります。御覧願います。

190214京都植物園


これから多くの花たちが咲き始める。花好きの私としては、植物園に行くのが楽しくなりそうだ。
昔に作った花のホームページもほったらかしだが、少しずつでも更新したいものである。

 


2019年

2019年02月06日 | 京都

2019年

なんと今頃になって今年初めてのブログアップです。

早くにとは思いながら、しかし他方で気持ちと体調が許せばという思いもあって、

それほどに焦る気持ちはありませんでした。

 

昨年末から今年初めにかけて罹患した「肺炎」の影響か、どうしても気分が高まって

くれなくて、気持ちの余裕がない、ということもあったのです。

肺炎は治癒したはずなのに、どうしたわけか現在も背中にいやらしい熱がこもって

いるようにも感じられて、この冬は本格的な冬眠?を余儀なくされるようにも

思っていました。微熱と咳が取れなくて、昨日もかかりつけ医でレントゲン撮影を

していただいたのですが、肺炎の再発はしていないということで、少しばかり

安堵はしています。

なんとかこれから昨年並みに活動したいものですが、もちろんそれも用心の上に

用心をしながらということになります。

1月には体調の良い日を見計らって奈良と植物園に行ってきました。

図鑑風に撮影している植物画像を載せているホームページの関係もあり、植物園に行くことは

欠かせません。その時々の植物の見せる様相もとても興味を惹かれるものです。

ただ今の時期は植物園も冬枯れの最中で、当然に花は多くはありません。

奈良は若草山焼きを目的に行きました。ついでに万葉植物園にも寄りました。

花火600発ほど打ち上げの後に山焼きなのですが、奈良公園からの撮影では

近すぎて却って絵にならないように感じました。山を焼いている光景それだけでは

寂しい写真なので花火を張り付けました。コラージュ写真です。

他の写真も出してみます。以前に撮影していたものです。

終日安静にしているのも時間に対して申し訳ないという思いもするので、体調の良い日を

見計らって、これからも撮影、その他のことでどこかに行きたいものです。

植物園と奈良の写真は下に置いています。

奈良と植物園画像

下は京都の四季の写真を少しまとめてみました。桜・紅葉・雪があります。

観光写真ということを考えて撮影したのも多くあります。

私の場合は風景であれば観光写真、植物であれば図鑑風写真としての

目的で撮影する場合が殆どです。

京都の四季




 


181202京都紅葉

2018年12月25日 | 京都

 

181202・05東山紅葉

今年の京都の紅葉は悪いとは思いつつ、さすがに12月のはじめとなれば、

少しは良いのが見られるだろうという淡い期待を持って出かけてみた。

事実、いくつかのサイトで11月末頃の紅葉は色づきが良くなっているとも

聞いていたことだし、やはり京都の紅葉を見て今年の紅葉の見納めとしたいとも思う。

 

02日、岡崎神社から金戒光明寺、栄摂院、真如堂、南禅寺、天授庵、智積院と

見て回る。智積院の後に駅の噴水とロームのイルミネーションを見る。

紅葉どころの真如堂、天授庵、永観堂のうち、永観堂のみがまだまだ十分に

きれいな紅葉が楽しめた。真如堂も天授庵も盛りをとうに過ぎていたのが

残念ではある。とはいえ、至福の時間が過ぎる。望外の喜びでもある。

上から順に栄摂院・真如堂・天授庵。

南禅寺から東山三条まで歩いてバスで智積院。ここで日没。

駅に戻って虹色の噴水を見てからロームのイルミ撮影。

05日には自転車を走らせて今熊野観音寺。泉涌寺には寄らずに雲龍院。

今熊野観音寺には密かに期待していたのだが無理であった。部屋の中一杯に紅葉が映り込み、

まるごと紅葉の部屋とも言うべき建物があり、それを一番に見たかったのだが残念。

かくして今年の私の紅葉行脚は終わりを告げた。来年に期待したい。

両日のリンクはページの冒頭にあります。ご覧願います。

今年はこれでブログアップは終ります。

今年一年間のご交誼ありがとうございました。来年もよろしく願いあげます。

 

 

 

 

 


181125 勝尾寺ほか

2018年12月22日 | 京都

 

2018・11・25 勝尾寺と箕面

2018・12・18 大阪港

2017・03.12 大阪港

 

今年の京都の紅葉は良くない印象だという事は、このブログでも触れて来た。

毎年の秋には飽きもせず京都の紅葉の追っかけをしていたのだが、今年は少し

方針転換して、これまでに行きたかったけど行ってなかった場所に行くことにした。

その中の一つに勝尾寺がある。

 

11月25日に箕面の滝に行ったついでに足を伸ばして山間に鎮座する勝尾寺を訪れる。

紅葉が良い具合に色づいて美しい。なぜもっと早く来なかったのかと自責の思いも

するが、これが縁というものでもあるのだろう。

大小のあるダルマが境内の至る所に置かれている。一つの景物としては良いのだろう。

境内が広くて、自然の中で、ゆったりとした気持ちで見て回る。

勝尾寺に比肩する広さの寺社は京都には何処があるのだろうか?

京都という狭い盆地の中で、いきおい、寺社も小さくならざるを得ないのは仕方がない。

明治時代の「上地令」がなければ、京都の寺社も広い所が多かったのだが・・・。

いまさら、それを言っても初まらない。

箕面については前にも出しているので、ここでは触れません。

 

今月18日、久しぶりに大阪港に行く。今年は大阪南港には行ったのだが

大阪港は1年9か月ぶりになる。私は海育ちのためか潮の香りをかぐのは、うれしい。

私は夜は家に引きこもるという習慣がついて長い。ゆえに夜景撮影は経験値が決定的に足りない。

今回もカメラの設定がうまくいかず、どうにもならいこともあったのだが、

これはこれで良しとしたい。

昨年の大阪港の画像も出しておきます。




今年はあと一度、今月初めの京都の紅葉を出して、今年のブログアップは

最後にするつもりです。

リンクは記事冒頭のリンクをクリックしてください。

 

 

 


181124 当尾と海住山寺

2018年12月17日 | 京都

181124 当尾と海住山寺

近鉄京都→近鉄奈良→浄瑠璃寺(バス)→岩船寺(徒歩)→JR加茂駅(バス)

→海住山寺(タクシー)→加茂駅(徒歩とバス)→JR京都

 

山城の国相楽郡当尾の里に浄瑠璃寺と岩船寺がある。

当尾の里ではないのだが、現在の住居表記で言う「相楽郡加茂町」に

海住山寺もある。

 

当尾の里にはたくさんの石塔、石仏があって、それらは野のあちこちに散在

している。若い頃からこのことは知ってはいて、一度は行きたいと思いながら、

交通の便の悪さなどもあって、これまでは行くこともしなかった。

頭の片隅にかすかにあったというだけである。

今回、行く気になったのは、京都の紅葉が今年はあまりにも悪いという感じがして、

紅葉はともかく三社に参詣して塔を見たいという気になったからである。

24日早くに自宅を出て近鉄奈良。当尾の里行きの奈良交通のバスがある。

それを利用してまず初めに浄瑠璃寺。

静かな里にあるお寺。全体が純朴で優美な感じがする。京都の観光寺社のような華やかさ、

きらびやかさは当然にないのだが、信仰という事の意味を考えさせるような気もする。

 

浄瑠璃寺から2キロ近くを歩いて岩船寺。案外と時間がかかったので、

もっと距離があるのかもしれない。

岩船寺もまた、浄瑠璃寺と同じような感覚を味う。

両寺社についての詳しい説明は割愛する。

京都まで帰る時間を考えると、野にある石塔・石仏を歩いて見て回る余裕はない。

岩船寺からはコミニティバスがJR加茂駅に接続しているので飛び乗る。

加茂駅から海住山寺近くまでバスがあるのだが、時間の配分を考えてタクシーで行く。

結果的にはそれが時間的には良かったと思う。

海住山寺は三上山という山の中腹に位置する。立派な車道は山門まで通じているのだが、

勾配がきつくて歩いて登るのは大変だ。境内には参詣者も数人であった。

ゆったりとした気分で見て回ったのだが、堂内には入らずに辞去して、徒歩、バスで加茂駅。

帰宅は20時頃になった。

当尾の里を散策できなかったのは残念ではあるのだが、行って良かったと思う。

翌日に行った箕面の滝と勝尾寺は次回に出します。勝尾寺の画像は未整理のままです。

この日の画像は下にあります。ご覧願います。

181124浄瑠璃寺ほか