晴登雨読

山と自然を楽しみ、より良き社会を望む自由人。
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春の信州、雪と花を巡る旅

2015-04-26 12:26:52 | 日本アルプス
残雪の山に桜やこぶしが映える春の信州を訪れた。4月22日から24日にかけて快晴の信州を安曇野から白馬岳の山麓の姫川源流や栂池高原を巡った。
 姫川源流では福寿草やキクザキイチゲを、栂池高原・落倉湿原では水芭蕉とざぜん草、そして白馬山麓では、後立立山連峰・白馬三山に映える「こぶし」と「桜」を訪ねる旅となった。
 安曇野の桜の名所「光城山」から、残雪の穂高連峰や後立山連峰の眺望は絶景と言っていいものだった。

こぶし咲く白馬山麓から残雪の白馬岳、鑓ヶ岳、杓子岳を望む

安曇野・光城山から後立山連峰を

スタートは姫川源流湿原から

 姫川源流湿原は、国道148号線の佐野坂を過ぎたあたりにある。それはど大きくはないが、こっそりと谷間に隠れた湿地である。その姫川原流湿原は、まだ残雪が多く福寿草の花が咲き始めたばかりであった。

姫川源流湿原の福寿草


落倉湿原

落倉湿原は、白馬村の最北部で小谷村との境、岩岳スキー場と栂池高原の間に位置する。春先には、一面、水芭蕉に覆われる。ざぜん草も自生する。


栂池自然園とスノーシュウハイク

 栂池自然園は、白馬山麓の標高1900から2000mに位置する高層湿原。6月中旬には水芭蕉などが咲き、夏は様々な高山植物が咲く。
 でも、この4月下旬は、積雪は3メートル以上で一面雪の中。
この雪原をスノーシュウで歩き回り、斜面では尻で滑って降りる尻シェードもツアーの楽しみである。

栂池自然園もまだ雪の中
 旧栂池ヒュッテや栂池山荘は半分雪の中。






安曇野の光城山から残雪の穂高・槍ヶ岳、そして白馬・鹿島槍ヶ岳
を望む

 光城山は、安曇野市の篠ノ井線沿いにある。ふもとから尾根沿いに頂上まで伸びる桜の回廊は「昇竜桜」として有名で、この頂からの穂高岳や常念岳、さらに後立山連峰の眺望は絶景。




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