晴登雨読

山と自然を楽しみ、より良き社会を望む自由人。
飛騨 鈴鹿 大峰など日本百名山から里山まで山の魅力と美しさを記録する。

冬ばれの鈴鹿・綿向山の大展望

2018-01-14 11:10:09 | 鈴鹿の山々
冬の絶景、山頂一帯の樹氷を求めて1月12日(金)鈴鹿・綿向山をめざした。麓に雪はないが頂上付近は雪化粧。樹氷を期待して西明寺の登山口駐車場を8時40分に出発した。
冬ばれの快晴、気温は氷点下?。凛とした空気の杉林の登山道を歩くこと1時間10分で三合目へ、このあたりから踏み固められた雪道となってアイゼンを装着。7合目の「行者のコバ」あたりからはブナ林となり本来なら「樹氷の絶景」が広がる。しかし、今日は樹氷の姿は無い。至極残念。7合目からの冬道を直登して頂上をめざす。いつもは8合目・9合目あたりは樹氷のトンネルだが今日は冬枯れの林を抜けて11時20分、綿向山頂上に到着。
 「樹氷の姿」は無いものの綿向山山頂は「冬ばれの快晴」で360度の大展望が広がった。昼食・コヒータイムの後、竜王山・イハイガへと続く尾根道へ。この尾根道からは湖東・湖南の平野の街々と琵琶湖が一望のもとに広がり、その向こうに雪景色の比良の峰々や高島の山々が展望できる絶景が広がっていた。

9時、ヒミズ谷出会小屋


三合目あたりから雪道。アイゼンを装着。


12時20分「5合目小屋」、ここからの展望良好


良く締まった雪道・7合目「行者のコバ」をめざす


8合目・9合目に「樹氷」の姿は無いものの陽の光が差し込む急斜面




11時20分 綿向山山頂到着。3グループが既に昼食中。


頂上からは360度の大展望
 東・眼前に冬化粧の「雨乞岳」と鈴鹿の槍「鎌ヶ岳」




 南は、四日市方面とその先に光る伊勢湾が広がる


北は、雪化粧の伊吹山・霊仙岳、そして御池岳

御池岳・藤原岳


雪化粧の伊吹と霊仙


頂上でのコヒータイムの後、竜王山・イハイガへと続く尾根道へ・琵琶湖と比良の大展望


幸福の根曲がりのブナ


イハイガへの尾根道は、近江盆地と琵琶湖・雪景色の比良山の絶景
湖南地方の三上山・比叡山と琵琶湖を一望


湖東平野と琵琶湖・比良山を一望






東近江市の市街一望


蛇行する愛知川、荒神山と琵琶湖・高島の山々


びわ湖に浮かぶ、雪げしきの比良・高島トレイル




冬ばれの絶景・大展望を堪能して下山へ
イハイガへの尾根道から綿向山山頂への尾根道を振り返る


綿向山へ引き返す



越前勝山・苔の平泉寺白山神社

2018-01-02 14:26:07 | 旅・旅行
 杉木立と苔が美しく、神秘的な雰囲気の参道の写真を見て、是非訪ねてみたいと思っていた越前・勝山の平泉寺白山神社に初詣をしまた。
社殿や苔を覆う雪景色は、凛とした美しい平泉寺白山神社でした。
 白山平泉寺は、717年に泰澄によって開かれ、頼朝に追われた義経と弁慶が立ち寄り、この寺の長がわざと見逃したと伝えられている。
戦国時代には8000人もの僧兵がいたと伝えられ、当時の日本では最大規模の宗教都市として繁栄していたが、天正2年に越前の一向一揆勢に攻められ全山が焼失します。
 元々この寺は、神仏混合で白山信仰の越前での拠点とされ、白山の3つの頂である「御前峰・大汝峰・別山」が、それぞれ「神」として三つの社に祀られています。
 平成元年から始まった一帯の発掘調査によって、数々の石畳や石垣、坊院跡が発見され、当時の遺構がそのまま平泉寺地区の地中に埋もれていることがわかりました。遺跡の広大さや保存状態が全国屈指であるため国史跡に指定されています。
 門前の「そば処・まつや」で越前そばをいただいた。この「まつや」の かんばんねこが人懐っこく客を迎えてくれる。
福井の苔寺 平泉寺白山神社


冬・初詣の光景は雪の中






夏の参道



本社殿前の拝殿


雪囲いの本社殿


夏の本社殿


苔の参道


三宮への参道


参道を下る


門前の「そば処まつや」さん


迎えてくれるた「ネコ」、このネコの背景には苔の林が広がる。