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山と自然を楽しみ、より良き社会を望む自由人。
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北アルプス「表銀座縦走路」を歩く

2017-08-05 22:19:48 | 日本アルプス
中房温泉の登山口から燕山荘への急登をつめ、目指す槍ヶ岳がスカイブルーの行く手稜線にすっきりと立つ絶景を期待して「表銀座縦走路」をスタートした。
初日は、う薄曇りながら、そこそこの天候でスタート、。「三大急登」といわれる登りも、適度に設置された「ベンチ」での休息場で意外と楽に登れる。合戦小屋のスイカの味が忘れられない。登山口から3時間30分で燕岳山荘到着、その一瞬だけこれから目指す槍ヶ岳や燕岳の山頂の視界が広がった。
2日目は、早朝5時の燕岳山頂への往復からスタート。しかし、2日目はあいにくの雨と強風中かの尾根歩きとなった。
燕岳から大天井岳の稜線は、素晴らしい展望のはずが、残念ながら強風と雨の中、夕刻ずぶぬれになって「ヒュッテ西岳」に到着。
3日目は、またまた雨模様。梯子と鎖場の多い東鎌尾根はら、槍ヶ岳山荘をめざすことになったが、雨風が強まれば槍沢へルート変更も想定してのスタートとなった。
午後、雨とガスに覆われた槍ヶ岳山荘に到着。視界が利かず槍の穂先も周囲の山々も何も見えずがっかり。
 翌朝も雨とガス、風は多少おさまったものの視界は利かず、槍ヶ岳への登頂グループと槍沢への下山グループに分かれそれぞれスタートした。
 歩行時間約8時間をかけて上高地に無事下山となった。
大天井岳からの槍ヶ岳の絶景を期待した「表銀座縦走」だったが、あいにくの悪天候で一瞬だけの展望と足元の「高山植物」と花ばなが記憶に残る山行となった。

縦走初日、中房温泉から燕岳山荘をめざす


日本三大急登といわれる急登・第1ベンチに


急登を登り、合戦小屋に到着


これからめざす稜線がのぞく


登山口から3時間30分で燕岳山荘へ、到着の一瞬に槍が岳が




そして燕岳の頂も



合戦小屋から燕山荘の尾根道は高山植物






縦走2日目は、早朝5時の燕岳頂から




縦走路は、あいにくの雨の中 素晴らしい尾根道と槍が岳が望めるはずだったが残念ながら雲とガス






でも、足元には高山の花々が
こまくさ




雨の中、西岳山荘へ






縦走3日目 西岳ヒュッテから東鎌尾根、そして槍ヶ岳をめざす。しかし残念ながら雨模様







難所の梯子と鎖場の連続








ガスと雨で展望が開けないが足元には花々が




縦走4日目 風と雨の中、槍沢を下って無事、高地へ下山











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