晴登雨読

山と自然を楽しみ、より良き社会を望む自由人。
飛騨 鈴鹿 大峰など日本百名山から里山まで山の魅力と美しさを記録する。

高島トレイル 3 全縦走をめざす

2016-05-16 15:46:28 | 比良山・高島トレイル
中央分水嶺を構成する高島トレイルの全縦走をめざす「山の会」の例会に参加した。今回で3回目の縦走となる。
 5月12日(水)、前日までの雨空が一転して快晴となり、琵琶湖を望むトレイルの稜線からは、東西南北のすべての山々のスカイラインがくっきりと見渡せる絶好の登山日和となった。
 朝7時、道の駅・琵琶湖大橋米プラザの集合地でメンバー合流。下山地の「マキノ高原スキー場」に車一台を配置し、8時45分に登山口の「ピラデスト今津」からスタートした。
 ルートは、家族旅行村の平池から杉の植栽林をへて新緑がまぶしいブナ林の中を「近江坂」を上り下りして高島トレイルの大御影山への分岐点へ、そこから抜土、大谷山、寒風を経てマキノ高原へ下った。



びわ湖に浮かぶ竹生島










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新緑の鈴鹿 イブネ クラシ

2016-05-01 13:07:55 | 鈴鹿の山々
かつて織田信長が尾張と都を往来する間道として利用した「千草街道」は、愛知川支流「渋川」沿いを縫うように杉峠へいたる渓谷の道である。いま、この古道は山桜も散り新緑のトンネルが渓流に映える見事な渓谷美をつくっている。
 この「千草街道」を杉峠まで至り、そこから鈴鹿の山々に多い「カタカナの山名」の山、"イブネ"と"クラシ"さらに時間が有れば"ダイジョウ"をと思い快晴の4月30日、軽トラックで甲津畑集落の岩ケ谷林道登山口を目指した。甲津畑には信長の「馬掛けの松」が残る。林道入口の空き地に駐車し、8時20分杉峠めざし登山をスタートさせた。

登山道入り口の岩ケ谷林道口
途中までは整備された林道がづづくが、かつて織田信長が狙撃された「隠れ岩」や真宗の中興の祖・蓮如が避難した旧跡がなどが残る古道である。