晴登雨読

山と自然を楽しみ、より良き社会を望む自由人。
飛騨 鈴鹿 大峰など日本百名山から里山まで山の魅力と美しさを記録する。

四国の最高峰・石鎚山の紅葉

2015-11-06 14:01:55 | 四国の山
四国の最高峰・石鎚山の紅葉を期待して山の会メンバーとともに10月31日登頂を目指した。
 10時過ぎに石鎚山ロープウエー駐車場に到着。山頂成就駅から11時に登山を開始した。この成就駅付近は、いまが紅葉が盛りであった。
 紅葉の中、石鎚山の東にそびえる「瓶ヶ森(1896m)」が雲海を従えてどっしりとした大きな山容をあらわした。石鎚登山コースに絶えず、この「瓶ヶ森」が付き添ってくれることになる。
 暫く歩くと八丁の鞍部に到着、紅葉のブナ林を行く気持ちの良い尾根道である。12時30分「試しの鎖」をよじ登った後、「前社ケ森」の休憩所で昼食を取った。そのあと「二の鎖」をよじ登り、一の鎖を迂回して14時に「弥山」の頂上にたどり着いた。
 頂上からは、眼下に瀬戸内海が大きく広がり、東方には伊予富士など四国の脊梁をなす山々が、そして頂上の正面は「天空を突く天狗岳」の異形の山容が登山者を圧倒する絶景となった。
 弥山から、両端が鋭く切れ落ちた岩稜を天狗岳へ往復の後、登って来たルートを引き返して17時にロープウエイ乗場に無事下山できた。

雲海を従えた「瓶が森」が迎えてくれた
ロープウェー成就駅を降りたら、この風景が広がった

石鎚神社の成就までは、落ち葉の道を進む

登山道の入口となる成就社の山門

見事な紅葉越しに見る弥山

四国の最高峰・弥山の頂からの360°の大展望
頂上の笹原が展望できる「瓶が森」

四国の脊梁をなす山々、伊予富士方向を望む

天空を突く「天狗岳」
天狗岳をよじ登る登山者の姿がはっきりと

弥山頂上での記念写真

四国 剣山

2015-11-04 17:05:23 | 四国の山
 すでに山頂付近は紅葉も終わりを迎えた、四国の第2・第3の高峰である「剣山と次郎笈」を山の会のメンバーとともに訪れた。
 車で徳島自動車道の美馬ICから国道438号線を登りつめて、見の越の登山口に1時過ぎに到着。さっそく登山リフトで西島駅へ。
 登り始めて30分で刀掛けの松へ、さらに登ること30分で剣山の頂に立てた。360度の大展望が開けて、西方には笹原が覆う次郎笈が見事な山容を誇っている。「剣と次郎笈」をつなぐ尾根道を一旦下って、また登り返すこと50分で次郎笈の頂に立てた。
 帰路は、剣山の頂を迂回するルートからリフト口の西島駅に16時30分に到着した。四国特有の笹に覆われた2つの高峰を結ぶ稜線の景観は、見事と言うほかない。
 この日は、見の越から車で数分のラ・フォーレつるぎ山に宿を取って、翌日、四国第1の高峰「石鎚山」をめざす。

見事な景観をなす剣山と次郎笈を結ぶ稜線
登ること30分で刀掛けの松へ

剣山山頂

笹原が広がる剣山の頂上台地

剣の頂から四国の山が一望に、西には三嶺、そして次郎笈が

剣から次郎笈を目指す

次郎笈手前の尾根道から次郎笈を望む

次郎笈から剣山を望む。尾根道は気持ちの良い笹の道

剣山の頂を迂回するルートから三嶺方向への登山道を望む

大剣神社の巨岩を望む

大剣神社の巨岩、ここに御神水がある