晴登雨読

山と自然を楽しみ、より良き社会を望む自由人。
飛騨 鈴鹿 大峰など日本百名山から里山まで山の魅力と美しさを記録する。

鏡池から三俣蓮華岳

2022-08-25 10:42:49 | 日本アルプス
本当に久々となる登山、裏銀座の一部を縦走した。あいにくの天候だったが雨空の合間にも晴れ上がっ登山が楽しめた。コースは新穂高温泉からわさび平ー鏡平ー双六山荘ー双六岳ー三俣蓮華岳ー三俣山荘ー双六山荘ー鏡平ーわさび平の縦走をした。















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北アルプス「表銀座縦走路」を歩く

2017-08-05 22:19:48 | 日本アルプス
中房温泉の登山口から燕山荘への急登をつめ、目指す槍ヶ岳がスカイブルーの行く手稜線にすっきりと立つ絶景を期待して「表銀座縦走路」をスタートした。
初日は、う薄曇りながら、そこそこの天候でスタート、。「三大急登」といわれる登りも、適度に設置された「ベンチ」での休息場で意外と楽に登れる。合戦小屋のスイカの味が忘れられない。登山口から3時間30分で燕岳山荘到着、その一瞬だけこれから目指す槍ヶ岳や燕岳の山頂の視界が広がった。
2日目は、早朝5時の燕岳山頂への往復からスタート。しかし、2日目はあいにくの雨と強風中かの尾根歩きとなった。
燕岳から大天井岳の稜線は、素晴らしい展望のはずが、残念ながら強風と雨の中、夕刻ずぶぬれになって「ヒュッテ西岳」に到着。
3日目は、またまた雨模様。梯子と鎖場の多い東鎌尾根はら、槍ヶ岳山荘をめざすことになったが、雨風が強まれば槍沢へルート変更も想定してのスタートとなった。
午後、雨とガスに覆われた槍ヶ岳山荘に到着。視界が利かず槍の穂先も周囲の山々も何も見えずがっかり。
 翌朝も雨とガス、風は多少おさまったものの視界は利かず、槍ヶ岳への登頂グループと槍沢への下山グループに分かれそれぞれスタートした。
 歩行時間約8時間をかけて上高地に無事下山となった。
大天井岳からの槍ヶ岳の絶景を期待した「表銀座縦走」だったが、あいにくの悪天候で一瞬だけの展望と足元の「高山植物」と花ばなが記憶に残る山行となった。

縦走初日、中房温泉から燕岳山荘をめざす


日本三大急登といわれる急登・第1ベンチに


急登を登り、合戦小屋に到着


これからめざす稜線がのぞく


登山口から3時間30分で燕岳山荘へ、到着の一瞬に槍が岳が




そして燕岳の頂も



合戦小屋から燕山荘の尾根道は高山植物






縦走2日目は、早朝5時の燕岳頂から




縦走路は、あいにくの雨の中 素晴らしい尾根道と槍が岳が望めるはずだったが残念ながら雲とガス






でも、足元には高山の花々が
こまくさ




雨の中、西岳山荘へ






縦走3日目 西岳ヒュッテから東鎌尾根、そして槍ヶ岳をめざす。しかし残念ながら雨模様







難所の梯子と鎖場の連続








ガスと雨で展望が開けないが足元には花々が




縦走4日目 風と雨の中、槍沢を下って無事、高地へ下山










春の信州、雪と花を巡る旅

2015-04-26 12:26:52 | 日本アルプス
残雪の山に桜やこぶしが映える春の信州を訪れた。4月22日から24日にかけて快晴の信州を安曇野から白馬岳の山麓の姫川源流や栂池高原を巡った。
 姫川源流では福寿草やキクザキイチゲを、栂池高原・落倉湿原では水芭蕉とざぜん草、そして白馬山麓では、後立立山連峰・白馬三山に映える「こぶし」と「桜」を訪ねる旅となった。
 安曇野の桜の名所「光城山」から、残雪の穂高連峰や後立山連峰の眺望は絶景と言っていいものだった。

こぶし咲く白馬山麓から残雪の白馬岳、鑓ヶ岳、杓子岳を望む

安曇野・光城山から後立山連峰を

スタートは姫川源流湿原から

 姫川源流湿原は、国道148号線の佐野坂を過ぎたあたりにある。それはど大きくはないが、こっそりと谷間に隠れた湿地である。その姫川原流湿原は、まだ残雪が多く福寿草の花が咲き始めたばかりであった。

姫川源流湿原の福寿草


落倉湿原

落倉湿原は、白馬村の最北部で小谷村との境、岩岳スキー場と栂池高原の間に位置する。春先には、一面、水芭蕉に覆われる。ざぜん草も自生する。


栂池自然園とスノーシュウハイク

 栂池自然園は、白馬山麓の標高1900から2000mに位置する高層湿原。6月中旬には水芭蕉などが咲き、夏は様々な高山植物が咲く。
 でも、この4月下旬は、積雪は3メートル以上で一面雪の中。
この雪原をスノーシュウで歩き回り、斜面では尻で滑って降りる尻シェードもツアーの楽しみである。

栂池自然園もまだ雪の中
 旧栂池ヒュッテや栂池山荘は半分雪の中。






安曇野の光城山から残雪の穂高・槍ヶ岳、そして白馬・鹿島槍ヶ岳
を望む

 光城山は、安曇野市の篠ノ井線沿いにある。ふもとから尾根沿いに頂上まで伸びる桜の回廊は「昇竜桜」として有名で、この頂からの穂高岳や常念岳、さらに後立山連峰の眺望は絶景。



紅葉の中、初冠雪の立山へ

2014-10-11 19:07:05 | 日本アルプス
2014年10月11日(土)
 10月7日、初冠雪が立山にあった。台風18号が東海地方から関東・東北地方に抜けた10月7日に立山・室堂に向かった。
 出発前にインターネット・ライブビューで立山室堂の様子を確認したら室堂一帯が一面の雪景色。積雪は2から5センチとみられた。
その立山・室堂に7日の夕刻到着した。
 さすがに室堂一帯は、ほぼ雪が消えていたが付近の山頂は雪景色。そんな冠雪した立山・雄山へ10月8日、朝7時過ぎから登山を開始した。周囲の浄土山、雄山、大汝山、富士の折立、別山の頂は白く雪景の絶景。一ノ越から雄山への急登の箇所もところによって凍結した雪道となっていた。雄山の頂上は5センチほどの積雪状態。はからずも初冬の立山と紅葉の立山が楽しめた山行となった。
 室堂から下った天狗平や弥陀ヶ原は紅葉真っ盛りの秋の風景が楽しめた。


室堂から日の出前の立山
10月7日朝に積もった初冠雪を頂く雄山


初冠雪の眞砂岳
室堂から一ノ越への道、祓堂付近から初冠雪の真砂岳・別山方面


祓堂付近から室堂を望む
登ってきた道を振り返る。大日岳や室堂、地獄谷の噴煙がわずかに見える


一ノ越から龍王山と笠が岳
龍王山北面には初冠雪が。すぐ左の小さく見える秀麗な山が笠が岳


一ノ越から雄山への登り、初冠雪の浄土山、薬師岳を望む
立山と同じく初冠雪となった薬師岳の姿が。


一の越から雄山への急登


初冠雪の雄山頂上
7日朝の初冠雪が残る雄山の頂上、背後に見える後立山


雄山頂上から室堂・地獄谷を望む 西方向
雄山の頂上から立山カルデラ・室堂を見下ろす。みくりが池
ミドリガ池、地獄谷の噴煙が見える。


雄山から御前沢と黒部ダムを見下ろす 東方向
すぐ下に見える御前沢の雪渓は「氷河」。その下に黒4ダムと堰堤がわずかに見える


雄山頂上から槍・穂高を望む 南方向
中央の突起が槍ヶ岳、下に見える黒部川


雄山頂上より初冠雪の大汝岳と剣岳を望む 北方向
雄山の立山神社社殿から大汝岳や別山、その向こうに岩峰の剣岳が


雄山頂上から、初冠雪となった薬師岳を望む
遠方に噴煙を上げる御嶽も


室堂山荘から下山道を振り返えり立山を望む


天狗平からの立山三山
室堂からさらに下った天狗平から真っ青な空に映える雄山・大汝山・富士ノ折立を望む。ふもとに見えるのが室堂ターミナルとホテル立山


天狗平からの剣岳
快晴の真っ青な空に突き刺さる剣岳


秋が深まる天狗平の高山植物
天狗平のチングルマ


ヤマハハコ


紅葉真っ盛りの弥陀ヶ原


夕日に映える立山三山


秋 台風一過の快晴 木曽駒ヶ岳へ

2013-10-17 17:55:58 | 日本アルプス
2013年10月18日(金)
10月15日から16日にかけて伊豆半島から房総半島沖を北上した台風26号。
この台風の影響が続く10月16日(水)。台風一過の快晴を期待して木曽駒ヶ岳登山に出かけた。
幸い木曽駒が岳のロープウェは、16日の夕刻4時に一便だけ運転が再開され千畳敷のホテルに到着することが出来た。
 翌朝は、まだ台風の影響で雲が下界を覆ていたが、南アルプスからのご来光を仰ぐことが出来た。
木曽駒が岳への登頂を目指して千畳敷ホテルを出発した7時50分頃には、台風が全ての雲を掃き去った快晴となり抜けるようスカイブルーの下の山行となった。

木曾駒ヶ岳ロープウエー駅 7:55発ー乗り越し浄土 8:52着ー中 岳 9:18ー木曾駒ヶ岳頂上 10:00着ー同 頂上 10:20発ー宝剣山荘 11:14着(休息)ー乗り越し浄土にて昼食ー千畳敷駅 12:40着

ご来光前の南アルプスの朝焼け 北岳・間ノ岳、そして富士山


雲海の下に広がる伊那谷・駒ケ根の町


南アルプスからのご来光


斐駒・千丈が岳・北岳・間ノ岳のシルエットを映してのご来光


青空が広がります。


そして、背を振り向くと千畳敷カール・宝剣岳の朝焼けです。


快晴の中、木曽駒ヶ岳をめざす。ダケカンバの赤い実が青空に映える




乗り越し浄土への岩場の登り



乗り越し浄土からカールを振り返る


乗り越し浄土から伊那岳


宝剣山荘から宝剣岳


空木岳方向を望む


これから目指す木曽駒が岳


木曽駒が岳からの展望
御嶽山


乗鞍岳


穂高岳・槍ヶ岳


再び千畳敷カールから歩いたルートを振り返る



夏山・白馬乗鞍岳

2013-07-21 22:42:00 | 日本アルプス
2013年07月19日(金)
今年の夏山は、白馬乗鞍岳。7月18日、長野県小谷村の栂池自然園より白馬乗鞍岳・白馬大池への山行。天気は快晴、乗鞍岳手前の雪渓が比較的大きかったものの予定通りの道程となった。
朝、登る白馬を望む

栂池自然園から白馬乗鞍へ

白馬乗鞍岳・小蓮華山を望む

白馬乗鞍のケルン

白馬大池