晴登雨読

山と自然を楽しみ、より良き社会を望む自由人。
飛騨 鈴鹿 大峰など日本百名山から里山まで山の魅力と美しさを記録する。

信越国境の百名山、雨飾山へ

2014-08-03 22:22:14 | 上信越の山
2014年08月03日(日)
 美しい山名に魅せられて信越国境の「雨飾山」(あまかざり山)へ出かけた。1900メートルという高い山ではないが、3000メートル級の高山の雰囲気をもつ山である。
 特に、荒菅沢の雪渓から見上げる鋭い岩壁がそそり立つ山容はアルプスの山々に引けを取らない眺望である。

 台風12号の影響で九州各地に大雨注意報が出され、午後から天候の崩れを考慮して早めの登山を行った。
 小谷温泉からさらに数キロ入った雨飾山キャンプ場登山口を6時45分にスタートし、ブナ平(7:45)、荒菅沢(8:30)、笹平(10:35)を経て11時30分に雨飾山頂上に到着した。
 頂は、晴れていれば360°の展望がきき、北アルプスの眺望がすばらしのですが、残念ながら、この日は白馬岳など後立山連峰や北アルプスの眺望は望めませんでした。でも東南方向の妙高や高妻山の展望が開けていました。

雨飾山キャンプ場駐車場に駐車し、前方の案内看板前の登山口からスタート


ブナ平・雪の重みで倒されても立ち上がり大木に成長したブナ


荒菅沢手前の尾根道より雨飾山頂を望む


荒菅沢の雪渓より大岩壁を擁する雨飾山の頂を望む


笹平のお花畑より雨飾山を望む


雨飾山頂上より双耳峰のもう一方の頂を望む


頂上より登ってきた登山道を振り返る


双耳峰より山頂を望む。頂の石仏とタカネナデシコ


雨飾山の花々

ヒメシャジン

シモツケソウ・イワオウギ

タテヤマウツボグサ

イワシモツケ

マルハダケブキ

新潟県糸魚川・フォッサマグナ上から雨飾山を望む
この近辺にフォッサマグナの露頭が見えるジオパーク公園がある。