晴登雨読

山と自然を楽しみ、より良き社会を望む自由人。
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紅葉の回廊・千草街道を杉峠へ

2013-11-03 21:03:42 | 鈴鹿の山々
2013年11月03日(日)
紅葉の絶景を期待して11月2日、滋賀・甲津畑から三重県菰野市・千草に至る「千草越え」を杉峠まで歩いた。
この千草越えは、織田信長が岐阜と京を結ぶ脇往還として利用したとされるが、その途中に信長が狙撃され負傷したと伝えられる「善住坊の隠れ岩」もある。
峠道は、フジキリ谷の渋川に沿って登るが、渋川の渓谷とともに渓流に映えるナラなど広葉樹の紅葉がすばらしい。
峠の手前にナラの巨木が迎えてくれる並木道がある。その巨木の中に枝張りが「一反」(10a)もある「一反ぼうそう」の見事な巨木がある。
そして登り切った峠が杉峠である。その名前の由来となった大きな杉の木があったが現在では、残念ながら枯れてしまった。名前を継ぐ杉が育ってほしいものだ。

千草街道。永源寺・甲津畑から20分で「織田信長が狙撃された」と言われる善寿坊の隠れ岩につく。


このあたりから愛知川支流・渋川沿いの渓谷となる


美しい渓谷が続く。




シデの巨木


シデの巨木の並木道がつづく杉峠への千草街道。紅葉の回廊が続く。


枝張りの面積が{1反」(10a)もあることから名付けられた「一反ボウソウ」




さらに続く「紅葉の回廊」




そして「杉峠」へ
一本杉が迎えてくれる。ここから更に根の平峠を超えて「伊勢」・三重県、千草に至る