晴登雨読

山と自然を楽しみ、より良き社会を望む自由人。
飛騨 鈴鹿 大峰など日本百名山から里山まで山の魅力と美しさを記録する。

鈴鹿・天狗堂の秋

2015-11-08 21:12:15 | 鈴鹿の山々
鈴鹿山中に「天狗堂」と言う珍しい山名を持つ山がある。最近、広大な鈴鹿の山域を市域とする東近江市が、市内の標高千メートル級の特徴ある山を「鈴鹿10座」として選定した。
 鈴鹿最高峰の御池岳や琵琶湖を望める御在所岳、コケの絨毯が広がるイブネ、シロヤシオの眺望が広がる竜ケ岳、花の山・藤原岳などとともに、この「天狗堂」を含む10座を選定した。
 「天狗堂」は、鈴鹿のほぼ中央部、愛知川支流の御池川を挟んだ「御池岳」の対岸に位置する標高988mの峻峰である。今回は、「天狗堂」へは東近江市の木地師の里、君ヶ畑の大皇器地祖神社の参道からの登山道を急登し、尾根道に至り天狗堂からサンヤリ(958.1m)へ、そして天狗堂へ引き返し、御池林道に下るルートを山の会のメンバーとともに歩いた。鈴鹿の見事な紅葉が堪能できる山旅だった。

木地師の里・君ヶ畑の大皇器地祖神社の参道から出発

神社境内の奥を登ると幽玄な森林
紅葉の中を行く。しばらくすると「急登」の登山道になる。
朝からの雨で道が滑ること滑ること。


天狗堂山頂直近の展望岩。眺望がすばらしい


登ること2時間で天狗堂山頂に到着




展望岩からは御池岳・藤原岳・竜ヶ岳など鈴鹿の主稜線の山々を一望

サンヤリの頂は、標識はありますが眺望は望めません。

下草の紅葉が美しい植林の尾根道

サンヤリからの戻りに見上げる「天狗堂」

天狗堂からサンヤリの尾根道はシャクナゲの大群落
サンヤリへの尾根道はシャクナゲの大群落地。春が楽しみ


サンヤリから天狗堂を経て御池林道へ下山
御池林道へ下山。御池川も紅葉の盛り


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