71km 滝見の湯(関門時間 10時間15分)
いや~長かった、念願の温泉到着
到着したからといってすぐに入れるわけでなく、荷物の受け取り(下着・靴下を預けた)入浴券受け取りをしなくてはならず、荷物の受け取りは坂の上、入浴は坂の下。一回登ってコースをまた下って戻る
みんなに「温泉って服脱ぐの?」
と聞かれたけど、そりゃ脱ぐだろ~
生まれてはじめてレース中に生まれたままの姿に(ワオ)
水を滝のように流し込んでたお腹、パンツで締め付けられて、むくんでぶよぶよで冷たくなってみたことないほど無残な姿に。足も靴下や靴で締め付けられて、ボンレスハムのように変なくびれが出来てる。なんせここまで走ってきた足の筋肉もはっちゃってパンパン。むくんでパンパン、足の甲がむくんで圧迫されて痛い。裸で走った方が身体にはいいね
お風呂にどぶん。
暑い日だったので、水シャワーでリフレッシュ
生き返った。みんなも絶対入った方がいいよ~
あ、1人も100kmランナーに会わなかった・・
お風呂の外には自販機が!冷たいコーヒーのみで、
前で71km完走の女性が、お金を入れた状態で何を飲むか迷っている
しばらく決まらない
後ろで足踏みしながら待つ
うぉ~早く決めやがれ~押してやろうか?
お風呂でて、くさい荷物を置いてきて、また復帰
ここまで25分~30分位
79km 馬越峠 (関門時間 11時間40分)
馬越峠は全部歩くと決めていた。ひたすらはや歩き...
すごい形相で走っていたおっちゃんが私に
「あなた歩くのはやいですね~ぼくと変わらないじゃ~ん」
しばらくしてそのおっちゃんが別のランナーに
「馬越峠の終わりは、あそこの山のはるか上ですよ!」
指をさして教えてもらってた
おっちゃん、走るのやめて、私に向かって
「歩いた方がいいって!」
うん、知ってる~(^^;
温泉入って元気になったけど、ここで全部使い果たした。アヘアへ...
80km 8:58
はぁ~歩いてるだけなのにきっつい・・
馬越峠を乗り切ったところで私はもうレースの大半は終わったと思った
甘い甘い、本当の地獄はここから・・今まで登ったところを今度は5kmかけて下るのだ。結構な傾斜。激下りです。この下りが、疲弊した足を完全に潰していく。その前に下りなのに全然走れないのだ。ちなみに全部下りで5kmのタイムは29分でした。
下りきった所で虫の息..(アヘアヘ...)
そして下り切ったら、超フラット、自動で足が出る区間が終わった
長い・・苦しい...唾液がでないので、20分前の小さい飴がまだ口の中にあった
87km 川上村原公民館(関門時間 12時間30分)
海苔巻きや野沢菜を食べた。おいしい・・。本当はもう何も食べたくないんだけど、好きなものなら少し食べられる。うどんは1本しか入らなかった。ここで仮設トイレに。両手を右と左の壁に付けながら少しずつ腰を沈めていく。しりもちついたら仮設トイレごと転がっちゃうかとおもったヨ。洋式を希望!
90km 10:56
ああ~・・・・・ため息しかでない。1km1kmが永遠に感じる
もしかして12時間切れる?
甘い甘い・・・
ここからまた登り坂が増える・・ここへきてだよ!!坂、坂、坂、連荘。傾斜もあるし、長さもある。
もう、歩いている人がほとんど。みんなゾンビ状態。私も全面的に歩いてしまった。悪い癖だ・・すぐ楽な方に流されちゃうんだよね。今思うとここは全部走らなきゃいけなかったなあ。走れたよ。うん
95km 11:43
ああ~長い。はるか1本道の先にもゴールらしきものは全く見えません
97kmあたりでゴール会場の前を通り過ぎた。
「みなさんお疲れ様でした。おかえりなさい!!おかえりなさい!!」
声が聞こえる
なぜかまっすぐにゴールとは離れる方向へ
遠くの方に米粒程のランナーの姿が!!ええ~あんなところまでゴールから離れるの?
最後の最後でこんな仕打ちが!!あべし!!
もうヨボヨボでいたら、ルッチ登場、500mほど並走してくれた
「りえど~ん、聞いたよ~温泉なんか入ってるから~まさみさんはとっくにゴールしたよ♪」
「このストレートキツイよね~俺も嫌いだよ~アハハ~」
「それでさあ、今年のボッカ駅伝の話聞いた~?」
まさかの野辺山ウルトラ98km地点でのボッカ駅伝打ち合わせ
最後の最後の試練をルッチのお蔭でなんだか?のりきった
スタート前にゆういちさんが
「ゴールで待ってるからね。ゴールするんだよ」
と言ってくれたのを思い出す
ゴール手前では、ゼッケンから名前で呼んでくれる
「おのでらさん、ゴールおめでとう」
スタッフさん、沿道の方々、笑顔と拍手で暖かく迎え入れてくれた
ここは天国だろうか・・
交響曲第九!!(特に意味なし)
泣いてまう
ついについに感動のゴール!!
100km 12:23 (関門時間 14時間)
ゆういちさん??いない!!
ノ_ _)ノ ズコーっ!!
結局、泣くことはなかった・・
100km女子完走率は54.9% 天気もよかったので高い方だと思います
45位/完走163人中 でした
長いレポートおつきあいいただきありがとうございました。
たくさんの人のお蔭でなんとか完走することができました。大会の運営、エイドステーション、スタッフさん本当にすばらしかったです。参加した人1人1人が熱い思いを胸に戦った1日でした。
朝の5時から夜まで走るなんて、まっとうな大人のすることでない(^^;
でも終わると、不思議と楽しいことしか思い出せないのですよ
またひとつ楽しい思い出ができました。
ありがとうございました~
いや~長かった、念願の温泉到着
到着したからといってすぐに入れるわけでなく、荷物の受け取り(下着・靴下を預けた)入浴券受け取りをしなくてはならず、荷物の受け取りは坂の上、入浴は坂の下。一回登ってコースをまた下って戻る
みんなに「温泉って服脱ぐの?」
と聞かれたけど、そりゃ脱ぐだろ~
生まれてはじめてレース中に生まれたままの姿に(ワオ)
水を滝のように流し込んでたお腹、パンツで締め付けられて、むくんでぶよぶよで冷たくなってみたことないほど無残な姿に。足も靴下や靴で締め付けられて、ボンレスハムのように変なくびれが出来てる。なんせここまで走ってきた足の筋肉もはっちゃってパンパン。むくんでパンパン、足の甲がむくんで圧迫されて痛い。裸で走った方が身体にはいいね
お風呂にどぶん。
暑い日だったので、水シャワーでリフレッシュ
生き返った。みんなも絶対入った方がいいよ~
あ、1人も100kmランナーに会わなかった・・
お風呂の外には自販機が!冷たいコーヒーのみで、
前で71km完走の女性が、お金を入れた状態で何を飲むか迷っている
しばらく決まらない
後ろで足踏みしながら待つ
うぉ~早く決めやがれ~押してやろうか?
お風呂でて、くさい荷物を置いてきて、また復帰
ここまで25分~30分位
79km 馬越峠 (関門時間 11時間40分)
馬越峠は全部歩くと決めていた。ひたすらはや歩き...
すごい形相で走っていたおっちゃんが私に
「あなた歩くのはやいですね~ぼくと変わらないじゃ~ん」
しばらくしてそのおっちゃんが別のランナーに
「馬越峠の終わりは、あそこの山のはるか上ですよ!」
指をさして教えてもらってた
おっちゃん、走るのやめて、私に向かって
「歩いた方がいいって!」
うん、知ってる~(^^;
温泉入って元気になったけど、ここで全部使い果たした。アヘアへ...
80km 8:58
はぁ~歩いてるだけなのにきっつい・・
馬越峠を乗り切ったところで私はもうレースの大半は終わったと思った
甘い甘い、本当の地獄はここから・・今まで登ったところを今度は5kmかけて下るのだ。結構な傾斜。激下りです。この下りが、疲弊した足を完全に潰していく。その前に下りなのに全然走れないのだ。ちなみに全部下りで5kmのタイムは29分でした。
下りきった所で虫の息..(アヘアヘ...)
そして下り切ったら、超フラット、自動で足が出る区間が終わった
長い・・苦しい...唾液がでないので、20分前の小さい飴がまだ口の中にあった
87km 川上村原公民館(関門時間 12時間30分)
海苔巻きや野沢菜を食べた。おいしい・・。本当はもう何も食べたくないんだけど、好きなものなら少し食べられる。うどんは1本しか入らなかった。ここで仮設トイレに。両手を右と左の壁に付けながら少しずつ腰を沈めていく。しりもちついたら仮設トイレごと転がっちゃうかとおもったヨ。洋式を希望!
90km 10:56
ああ~・・・・・ため息しかでない。1km1kmが永遠に感じる
もしかして12時間切れる?
甘い甘い・・・
ここからまた登り坂が増える・・ここへきてだよ!!坂、坂、坂、連荘。傾斜もあるし、長さもある。
もう、歩いている人がほとんど。みんなゾンビ状態。私も全面的に歩いてしまった。悪い癖だ・・すぐ楽な方に流されちゃうんだよね。今思うとここは全部走らなきゃいけなかったなあ。走れたよ。うん
95km 11:43
ああ~長い。はるか1本道の先にもゴールらしきものは全く見えません
97kmあたりでゴール会場の前を通り過ぎた。
「みなさんお疲れ様でした。おかえりなさい!!おかえりなさい!!」
声が聞こえる
なぜかまっすぐにゴールとは離れる方向へ
遠くの方に米粒程のランナーの姿が!!ええ~あんなところまでゴールから離れるの?
最後の最後でこんな仕打ちが!!あべし!!
もうヨボヨボでいたら、ルッチ登場、500mほど並走してくれた
「りえど~ん、聞いたよ~温泉なんか入ってるから~まさみさんはとっくにゴールしたよ♪」
「このストレートキツイよね~俺も嫌いだよ~アハハ~」
「それでさあ、今年のボッカ駅伝の話聞いた~?」
まさかの野辺山ウルトラ98km地点でのボッカ駅伝打ち合わせ
最後の最後の試練をルッチのお蔭でなんだか?のりきった
スタート前にゆういちさんが
「ゴールで待ってるからね。ゴールするんだよ」
と言ってくれたのを思い出す
ゴール手前では、ゼッケンから名前で呼んでくれる
「おのでらさん、ゴールおめでとう」
スタッフさん、沿道の方々、笑顔と拍手で暖かく迎え入れてくれた
ここは天国だろうか・・
交響曲第九!!(特に意味なし)
泣いてまう
ついについに感動のゴール!!
100km 12:23 (関門時間 14時間)
ゆういちさん??いない!!
ノ_ _)ノ ズコーっ!!
結局、泣くことはなかった・・
100km女子完走率は54.9% 天気もよかったので高い方だと思います
45位/完走163人中 でした
長いレポートおつきあいいただきありがとうございました。
たくさんの人のお蔭でなんとか完走することができました。大会の運営、エイドステーション、スタッフさん本当にすばらしかったです。参加した人1人1人が熱い思いを胸に戦った1日でした。
朝の5時から夜まで走るなんて、まっとうな大人のすることでない(^^;
でも終わると、不思議と楽しいことしか思い出せないのですよ
またひとつ楽しい思い出ができました。
ありがとうございました~