りえどん日記

りえどん 52歳 SEに戻りましたー。南蛮連合というランニングチームにいます

ハセツネボランティアレース当日 その2

2011-10-26 20:30:53 | ハセツネ
トップ集団通過後、日が暮れた。
あたりが真っ暗になった頃、徐々に一般のランナーが増えてきた

同じ質問をされる
地図に載ってる水場はどこですか?

水場は教えてはいけないと。次の6.5km先の給水所まで我慢しろと。暗いし迷うし滑落の危険があるからと大会側からの指示

水は死活問題なので痛いほど選手の気持ちはわかる。
月夜見Pまで我慢しろと選手に言うのがとてもつらい。

一緒に応援していたおじさんが、ハセツネに何度も出場したことがある方で避難小屋の下の湧き水は知らないがちょっと先の分岐から15分位降りたところに水場がある。そちらの方が安全では?とのアドバイス。うんじゃあそうしよう

早い時間帯にまささんがきた。軽い脱水症状を起こしている感じにみえた。
「水、出てる?」と避難小屋から下を指差した。指差す先は真っ暗で何も見えない

雨降ったから水でてるみたいなんだけど・・・
避難小屋の下は危ないらしいから・・・
おじさんに教えてもらった水場を伝えたら、ふらふら~と向かっていった。

その後、猛烈に後悔。本当に水場はあるのか?なんで自分で確認しておかなかったのか?それをなんで自分の仲間に適当に伝えたのか・・ああ・・・どうしよう。ごめんよ~まささん。。。後の選手は集団で避難小屋の下の水場に向かっていったよ。ホントごめんなさい。

一応言っておくけど、水場っていったって泥水だからね!!!

めっちゃ後悔していたら、男性が震えながら
「寒いんです。何かはおるものを下さい」
すぐにエマージェンシーシートを渡し避難小屋に案内

一緒にいる女性に伝えたら
「え~?渡しちゃったの?その選手失格になっちゃうよ?」

ああ・・・そうねそうだよね
ムズカシイデエス・・・(ー_ー;)ガイジンニナッテミタ

夜10時をすぎてくると、避難小屋の中にも外にもたくさんの選手が詰め掛ける。
後ろの方の選手の人はコースが荒れてくるらしく、すべったのだろう。泥だらけの人が多かった。中には膝から血を流しながら走っている人もいた。それだけ過酷なレースなんだ。立ちシ○ンしてる人も多かった。トイレすぐそこにあるのにさ。

先ほどの寒がっていた男性もリタイヤするとのことで、私達の寝袋を使って休んでいた。念の為、救護チームを呼んだが、回復した様子。よかった。避難小屋も中も外もいっぱいで、爆睡している人もいる。私達の休む場所はもうなかった。徹夜は確定だ。

リタイヤするっていっても、簡単にはリタイヤできない。
まずは三頭山の山頂までいってそこから下山ルートを通って下山しなくてはいけない。適当なところから下山すると事故につながるからだ。

0時を過ぎても続々と選手が通過する
次の6.5km先の関門時刻は午前4時

午前2時、時間過ぎていてもいけるところまでと頑張る人も多かった。(特に女性)逆に避難小屋にどっかり腰を下ろし
「自分はもうダメだ。67歳だから・・・」
と愚痴を言い始めたおやじも。
なんか終電後のホームみたい。

朝5時、最終選手を拾う係りの人(スイーパー)が私達の元に到着し、終了。

避難小屋のリタイヤ組と一緒に移動
三頭山山頂から朝日を見ながら都民の森に下り
その後、車で移動。無事帰ってきました(^O^)9

みんなナイスファイトでした。いっぱい元気をもらいました。
いっぱいありがとうでした。
参加した2500人の選手に感謝&お疲れ様でした。

いい体験させてもらいました(^O^)

長文お付き合いいただきありがとうございました。


コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする