リツゲイ稽古場日誌

劇団立命芸術劇場の稽古場日誌です。日々演劇と向き合う団員たちの思いが垣間見える、かも...?

○○として

2014-04-25 00:51:53 | 2014年度新入生歓迎公演
こんにちは。劇団立命芸術劇場3回生の酒泉郁です。

気が付けば大学生3年目。気が付けばリツゲイと共に大学生活を歩んできて2年。月日が流れるのは本当にあっという間です。とか言っているうちにもう新入生歓迎公演も大詰めの時期です。本当にあっという間です。1日、1週間、1ヶ月と本当に目まぐるしく動いてきたように思えます。
新歓準備、追いコン、卒業式、新歓ブース、ワークショップ、説明会とリツゲイとしてのイベントもどんどん流れていき稽古の面でもレパ選、キャスティング、立ち稽古、キャラ分析、レパ外し、通しとスルスルと時が経過して言っています。スタッフや役者の活躍も日々良い方向に変わってはいます。自分だけがよく分からない信念のもと動いているという事実が変わらずにあるのが自信でありますし逆にすごい不安でもあります。どちらかというと後者の比重が……。

昨日は最終通し(お話の最初から最後まで台詞、動きなどを本番と同じくノンストップで行う稽古。)をして本日がその詰め合わせの最終稽古でした。そしていよいよ明日から建込みです。学生会館小ホールにて、本日よりリツゲイ自慢の舞台が着々と作られていきます。1日1日と綿密なスケジュールのもと計画的に立てられていく舞台に感激する余裕もなく時間が流れていくことのないように1分1秒と惜しまず使っていきたいです。

「本当にこれでいいのだろうか。」


そう苦悩してきたこと、この20数年間で数えきれないほどありました。
独りで悩んで悩んで、結局何もかも投げ出してしまったり、中途半端に終わったり……。

でもいまは違います。
この1ヵ月間、もっと巻き戻せば1年や2年、一緒に過ごしてきた仲間がいてくれる。一緒にお芝居を作れる仲間がいてくれる。仲間がいてくれたから、今の僕はここまでやって来れました。誰もが言ってますがお芝居は独りではなくみんながいないと作れないものです。
1ヶ月半もの間、稽古に付き合ってくださった役者の皆さんとこんなわがままな指示に従ったり相手をして下さったりしたスタッフの皆さん、本当にありがとう。
あともう少しです。

演出として、3回生として、劇団立命芸術劇場団長として、酒泉郁として、この公演が新たなリツゲイの大切な財産となることを心から願って公演に臨みます。

こんな長い文章を打っている間も、キーを打つ手が震えてなんども修正していますのでそろそろ筆を置くとします。



劇団立命芸術劇場による2014年度新入生歓迎公演「約三十の嘘」。いよいよ来週開演いたします。お芝居に興味のある新入生の方はもちろん、立命館大学の学生のみなさんも、演劇大好きな方々も、近所の方々もぜひお越しください。あらゆる層のお客様を我々は大歓迎いたします。
入場無料です!舞台裏見学ツアーも行います!
この機会にリツゲイというものに一度触れてみてはいかがでしょうか。
それでは当日会場でお会いできることを願って!御機嫌よう。



最後に某テレ朝特撮作品の僕の大好きな台詞を載せます。


「だからこそ現実にしたいじゃない。本当は、きれいごとがいいんだもの。」
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