ニュースの疑問

日々のニュースの中で、疑問を感じたことを、分析して、裏側をえぐり、真実を探っていく。

舞鶴少女殺人死体遺棄事件

2009年04月09日 | Weblog
 この事件の容疑者が逮捕されたということで、マスコミは、連日のように、氏名、顔、動画で報道しています。

 15才という、人生のほんの入り口に立ったばかりの少女を殴り殺すという、そんな犯人は、早く捕まえて、事件を解決してほしい、という気持ちは強く持っています。

 しかし、警察の発表をすべて鵜呑みにしても、容疑が濃厚、という段階でしかない。決定的なものは、何一つない。

 別件で逮捕、起訴して刑務所に送り込んで、その間に、家宅捜索とかやる警察。
なにひとつ決定的なものはないのに、大々的に報道するマスコミ、どちらも疑問を感じざるを得ない。

 結局、警察の自白偏重ということは変わりようのないものなんでしょうか。

 供述の矛盾点を追及する、と言っていますが、完全黙秘を通されたらどうするつもりなのだろう。手も足も出ないのか・・・

楽天 ファールボールで訴えられる

2009年04月09日 | Weblog
 プロ野球の楽天球場は、ファールネットがなくて、観客席にボールが飛んでくることがよくあるらしい。
 そのファールボールが、目に当たり、眼球破裂、視力が0.03になってしまった、という事故があって、損害賠償請求訴訟を起こされた。

 このニュースを聞いて、訴訟を起こされるということは、補償をしていないということなのかな、と思ったら、やっぱりそうでした。

 球場側の言い分は、
チケットの裏側に、「ファールボール等による被害は、治療費の範囲までとする。」と書いてある。
放送でも、注意をうながしている。

 こんなものは、
「公序良俗に反する契約は無効」という法律の条文で打ち破れます。
 
 最近の大企業のやり方は、こんな自分に都合のいいルールを作って、大企業対一個人という図式にして、力で押し切ろうというものです。非常に腹立たしいやり方です。個人の立場では、何を言っても、いっさい受け付けない、聞く耳持たぬという態度です。
 訴訟という形にして、法廷で公平な第三者による判断をあおぐ、という方法しかありません。
 弁護士は、少額の訴訟は引き受けようとしません。司法書士は、数年前から、少額訴訟については、弁護士業をできることになりましたが、それでも安くありませんから二の足をふんでしまいます。

 そこで、本人訴訟です。法定代理人なしで、本人だけで訴訟を起こせば、費用は印紙代だけですみます。
 行政の無料法律相談という制度を利用して、法廷には自分だけで行く。裁判官を味方につけることです。わからないことは、なんでも裁判官に質問する。相手側の弁護士は、素人だと思って、なめきっていますから、力を出してきません。けっこう、勝てる可能性は高いですよ。