秋葉原 ナイフ男

　昨日、秋葉原で、男性がパトカーに乗せられるところを目撃しました。警察官が一人、軽傷。他に被害者が出なくてよかった。

　しかし、ちょっと前のことを思い出してみる。

　おたく狩りが多発したときに、警察は、秋葉原を巡回する制服の数を増やした。彼らのやったことは、おたくを職務質問して、自衛用の武器を持っていた人を摘発した。

　彼らは、被害者になりそうな、おたくを守るために来たのではない。検挙率という数字を上げるチャンスだと、そう思ったから。

　無灯火の自転車を職務質問するのも、同じ理由です。

　無灯火。盗難自転車の確率が高い。職務質問をする。発見、即、検挙。

　つまり、検挙率の数字の、分母と分子に、同時に１を加えられる。

３０／９０のときに、１０件加えると、４０／１００になります。３３％から４０％になりました。

　警察は、国民を守るために存在するものではなくなっているのです。彼らが守りたいのは、自分の、めんつと利権。

バター緊急輸入

　５月に書いた記事、バターが消えた理由がわかった。の中で、農畜産業振興財団という天下り団体が、輸入するバター１ｋｇあたり９００円徴収するという話を書きました。

　今回発表された、緊急輸入の量は、５０００ｔ。ということは、４５億円が、農畜産業振興財団に入ってくる、ということです。

　策謀がみごとに実を結んだということになります。


　この数字を見ると、９００円／１ｋｇ　というのはまちがっていないかなと思ってしまうような数字です。

代理人

　前の記事の補足です。

　クリエイターの代理人は、彼らの作品を、できるだけ高く買ってくれる人を、みつけるのが仕事です。その努力に対する報酬を受け取るのです。

　派遣業は、企業に対して、安い労働力を提供するために、努力している。そして、自分の利益が最優先です。

　この点が大きくちがうのです。

グッドウィル日雇い派遣廃業

　グッドウィルグループの中で、日雇い部門だけの廃業。

　職業紹介業は昔もありましたが、紹介料という名目の一時金だけだったと思います。現在の派遣業は、登録して働き続けるかぎり、日々の給与から搾取され続けるわけです。日雇いだけではないでしょう。

　よみうりオンラインの中に、「発言小町」というコンテンツがあります。誰かがトピックを立てて、他の読者が回答、コメントを書き込む、というものです。
　そのトピックのひとつに、派遣会社の取り分はどれくらい？というものがありました。
　それに対して、派遣会社の経理に勤めています、という人たちからの書き込みがたくさん集まっていました。　
　今でも探せば残っていると思います。１５％ぐらいから、ぶったくりの会社まで、玉石混交です。ここのところを、法律で規制するとか、ガイドラインを示すとか、そういったことが必要だと思います。

　一回ずつ、一人で、面接の段階から回って歩くという煩雑さを省略できるというメリットに対して、１５％という数字が妥当なものなのか。
　年収５００万の契約だと、７５万円が派遣会社の取り分です。２年勤務すると、１５０万円持っていかれる。
　これが３０％だったら、一年で１５０万円。２年で３００万円。ひどい話です。日雇い派遣は、こういうことです。もっと多く搾取されています。

　アメリカに、代理人というシステムがあります。クリエイターの代理人です。わかりやすい話にすると、絵描きさんなどの作品を売る人です。部屋にこもって、作品を作っている人にとって、それを売ってお金に換えるという作業は、不得手で苦労するところです。そこの部分を代行する職業のことです。
　それぞれの売り上げから、１０％の手数料を取るとしたら。９人のクリエイターの代理人を兼ねると、みんな同じ収入になる。
　これくらいなら、搾取とは言われない。持ちつ持たれつの良好な関係です。
　
　派遣会社のトップは、さるはし氏はいったいいくらの収入だったのでしょう。どれだけあったら、満足するのでしょうか。

上田氏について

　ちょっと前の記事で上田氏について書いたら、不快に感じた方がいたようです。腹がたって、論理的に飛躍した文章を書いてしまいました。きちんと、論理的に書き直します。

　その前に、お笑い芸人としての上田氏は嫌いではありません。それから、お笑い芸人は政治に口出しするな、というようなことも言うつもりはありません。

Ａさんは、１００の仕事をして、５０万の報酬を受け取りました。正社員です。
Ｂさんは、１００の仕事をして、２５万の報酬を受け取りました。派遣社員です

　この命題に対して、コメンテーターが、「同一労働、同一賃金にするべきだ。」と言ったことに対して、上田氏は、「その財源はどうするんだ。」「企業の発展を妨げることになる。」と言いました。

　論理的におかしいでしょう。

　同一労働、同一賃金。これを否定しています。
　財源？　　　　　　　搾取して、会社の利益に計上した部分をもとに戻すだけ。
　企業の発展？　　　　本音を言わせてもらうと、そんな企業なんかくたばっちめえ。です。立場の弱さにつけこんで搾取する。正当な方法とはみとめがたいですね。

　そういった発言をする上田氏を、こういった番組には、不適当だと言いたかったのです。

介護の仕事で月収１３万円

　介護の仕事で働く人と、生活保護を受けている人、ふたつを合わせた内容の記事が掲載されて、それに対するコメントがたくさん書き込まれていました。

　介護の仕事で、月収１３万円。子供二人かかえて、生活が苦しい。
　
　生活保護を受けて、１０万６千円。食費が３万５千円かかって、生活が苦しい。

　コメントは、生活保護を受けている人に対する攻撃がほとんどでした。

　食費が３万５千円はぜいたく。
　家賃も別枠で全額支給だろ。
　働けよおまえは。

こんな、悪意と錯誤に満ちた書き込みばかりです。攻撃する相手が違いますよ。
　まず、錯誤の部分。
家賃も別枠で。この部分です。記事の中にあげられているのは、埼玉の例ですから、生活費８万円＋家賃２万６千円の、総支給額１０万６千円です。
　福祉事務所は、権利の告知をしません。保護の開始時に、初期費用として、什器備品類、寝具、等の支給を受けることができますが、それを、積極的に知らせるようなことをしません。炊飯器さえあれば、料理の技術を持たなくても、食費を抑えることができるでしょう。
　権利の告知が無く、什器さえ無い生活をしているのではないでしょうか。

　江戸時代に、士農工商の下に、という身分を作って、農工商の身分の不満をそちらにぶつけるようなシステム、要するに、支配階級に矛先がむかないようにした。
　この記事を読んで、攻撃する人は、まさに、それと同じです。攻撃すべきは、介護で１３万のほうでしょう。
　介護の仕事は、重労働です。誰にでもできる仕事ではありません。それが、１３万円しかもらえない。そちらをおかしいと思わなければいけない。

　介護に関する法律ができてから、大量の業者が参入してきました。それは、ただ一つの理由しかありません、
　儲かるから。儲かる理由は、取りっぱぐれがないから。国家予算から支払われるからです。
　経営者は儲かっているのに、給料が安い。そこが問題なのです。
介護というジャンルに、金儲け最優先の業者ばかりむらがっている。この制度が始まったばかりのころ、ぼろ儲けできたという事実があるからでしょうか。その後、修正されても、雰囲気はそんなに変わっていません。

　しかし、こういった書き込みをする人達は、同じような条件のもとで暮らしているからでしょうか。一度、生活保護とはどんなものか体験してみてはいかがでしょうか。
　現在の福祉事務所の仕事のやり方は、簡単には受け付けてくれない仕組みです。
ホームレスの人が来ると、この事務所の管内に住所が無いと受け付けられません。と言います。６５才以下の人が来ると、病気じゃないのなら、働きなさい。と言います。ハローワークに行けと。
　精神科で、うつ病の診断を受けるとか。抑圧された生活をしていて、ネガティブ思考の人なら、
　そうやって、みんな働くことをやめてしまえば、なにか変化が生まれるかも。


　

猿橋は なぜ さはし

　どうでもいいことですが、素朴な疑問です。ＮＯＶＡの社長室の映像がテレビで放映されているのを見たことがあります。
　そのなかで、社長の机に、名札がありました。

ＳＡＲＵＨＡＳＨＩ

　そうはっきりと、書いてありました。これは、さはし、とは読めません。

　テレビも、新聞も、ネットも、さはし、になっています。


　なぜなんだろう。

消費税アップは先送り

　福田氏は、消費税アップを押し通すと、次の選挙で、政権与党から転落しそうなので、前言修正、先送りにしました。
　
　そして、骨太の方針の原案で、最大限の歳出削減の目標から、医師不足対策や救急医療を抑制からはずして聖域化するという方針を出してきた。

　社会保障を充実するためには、消費税アップが必要。と言っておいて、上げずに他を削って、こちらに充てる。

　要するに、翻訳すると、社会保障を充実するという意味は、医療関係者の所得を増やします。ということです。
　医療関係者とは、医師、病院経営者。

　決して、困っている人を助けることを、社会保障と言ってません。

　発言を、総合して、分析すれば、真実が見えてくる。

ペイバックは３％

　少し前の記事に、ペイバックはどれくらいなのか、正確な数字はわかりません、と書きました。
　ＯＤＡではなく、道路族のペイバックの数字がわかりました。前の記事の、山崎、小泉じゃなく、安倍のほうです。
　
　まず、裏金で３％。後払い。
　表金と言えるもの、役人の天下りの受け入れ。年収８００～１０００万円。パーティー券、自民党支部会費。

　合計で、受注量の、７～８％。

　それが、最近は、裏金のほうを、先払いで４％の要求をされるようになったということです。


　このブログ、ただの悪口、中傷だろうと感じている人も多いと思います。無名の一個人だからできる、根拠のないことを言いっぱなしに、垂れ流していると。
　状況証拠から導き出したもので、根拠はあります。少しづつ、裏づけとなる数字など載せていきたいと思っています。

企業の発展にブレーキをかける

　今日のテレ朝の番組の中で、うんちく芸人の上田晋也は、業務内容が同じなのに、正社員と非正社員という立場の違いで、給料が違うことを企業の発展のためだと言った。これに反対する人にむかって、「財源はどうするんだ。発展をさまたげるつもりか。」と。

　あきれてものも言えない。なんだこいつは。合コンで役立つうんちくだけにしておけばいいのに。
　テレ朝も、人を見る目がないな。頭はたしかによさそうだけど、ジャンルがまったく違う。

　財源はどうするか？同じ業務を、正社員の給料で、会社は利益を出せている。非正社員の給料を低くすることで、利益を多く取っている。
　しごく簡単な話です。発展をさまたげるって、なにをあほなことを言っとるんじゃ。

　こんなやつを、ＭＣにして、
「上田晋也の日本の宿題。政治家は国民の本音を知っているのか！？激論を展開。」
　こんな番組を作るなんて、テレ朝は、アホですね。

　ところで、朝日新聞を、左寄りだと思っているひとは多いと思いますが、ちがいます。左寄りのポーズをすると、新聞の売り上げが増えるから。それだけですよ。