ニュースの疑問

日々のニュースの中で、疑問を感じたことを、分析して、裏側をえぐり、真実を探っていく。

生活保護費 母子加算 廃止 4月から

2009年03月29日 | Weblog
 政府は、前から予定していた母子加算の廃止を、予定どおり実施すると発表。

 これは、生活保護を受けている、母子家庭のことです。東京都の例では、一ヶ月あたり、一人、23000円の加算がありましたが、これを廃止する。

 廃止理由のひとつに、生活保護を受けていない母子家庭の収入が、保護世帯の保護費よりも低いから。

 これはおかしい。母子家庭の収入が低すぎることのほうを問題にするべきではないでしょうか。

 一方で、景気浮揚対策などと言って、相続税、贈与税の軽減措置を検討中。どさくさにまぎれて、小泉改革の延長、格差拡大を意図しています。

 以前にも、介護の職についている人と、生活保護を受けている人の発言を比べて、保護を受けている人のほうをたたいている掲示板がありました。弱いほうをたたくのは、政府のおもうつぼでしょう。人よりも多くを望むのは、搾取につながっているというのは自明のことだという認識を持つべきです。

秋田連続児童殺人事件

2009年03月25日 | Weblog
 畠山被告に判決。一審と同じ。

 このニュースをテレビで見ると、幼くして人生を断たれた被害者の画像だけでなく、動画も放映される。子育ての経験を持つ人から見ると、一番可愛い盛りの時期です。無邪気で、親を信頼しきっている。人生には、これから楽しいことばかり、苦しみ、悲しさ、辛いことなども待ち受けているなんて思ってもいない。

 この事件は、誤解を怖れず、はっきりと言ってしまえば、「昔、自分たちのやったことが、時を経て、自分たちに戻ってきた。」ということでしょう。
 昔の加害者が今の被害者ではない、というところが問題ですが。

 現在、いじめの加害者の立場にいる人は、この事件をはっきりと覚えておかなければ。

検察 大失態

2009年03月25日 | Weblog
 新聞記事のタイトルです。

 小沢氏の秘書を逮捕はしてみたものの、結局なんにもできなかった、ということを言ってるみたいですね。
 私の3月3日の記事に、政治資金規正法はザル法だからなんにもできない、と書いてます。やっぱり、解散総選挙のためのイメージダウン、という思惑の国策捜査だった。

 「企業からの献金は受け取らないようにする。」と小沢氏

 「そんなことしたら、政治ができなくなる。」と自民党議員

 今の政治資金規正法で、企業献金を禁止されているんじゃないの?だから、個人献金を装ったり、複数の政治団体を作って、その間を通過させることによって、マネーロンダリングをしているわけでしょう。

 企業献金で、民主党を攻撃しておきながら、自ら企業献金を認める発言。それでいて、自民党議員に捜査の手が及ぶことはない、などと言う。
 裏側が丸見えですね。

 私は、自民党も民主党も支持はしていません。他にも支持政党はありません。

NPO法人 老人ホーム火災

2009年03月24日 | Weblog
 群馬県渋川市、老人ホーム火災。

多数の死者がでる大惨事になりました。この運営主体がNPO法人。

 NPOとは、非営利団体という意味。似たような言葉で、NGOという言葉がありますが、こちらは、非政府団体。

 ところが現実は、意味がちがうような気がする。

 NPO、非営利と言いながら、実情は営利団体。
 NGO、ノンガバメントといいながら、実情は、政府から補助金を引き出す団体。

 東京にも、ホームレスの人々を集めて、三畳一間に、5人も6人も住民登録して、生活保護を申請し、そのNPO法人が実質的な受取人になって、2~3万円を与えて、残りは団体の収入にする。そういった団体がいくつもある。

 NPOとかNGO法人の従事者は、無給のボランティアではない。そういった収入の中から報酬を受けている。

 こういった団体だけでなく、都心の交差点などで、
「三宅島の人たちのために」
「震災被害者のために」
などというキャッチフレーズを掲げて募金活動をしている団体も、募金はほとんどすべて、自分の収入にしているだけの団体であることが多い。

 盲導犬育成事業など、まじめに活動されている団体もあるのに、現実は、なかなか見分けが付かない。困ったもんだ。

 昔、かわいい女の子が、
「ビアフラ難民のために寄付をお願いします」と言って各戸訪問している場面に出会ったことがあるけど、渡されたちらしの後ろの方に、勝共連合という団体名が記載されていました。
「あっ、右翼ですか」と尋ねたら、帰ってしまいました。こういうわかりやすいところはいいんですけど。正直に団体名を記載する、という。

 NPOもNGOも、行政が登録を受け付けたり、審査とかしているんじゃないのかな?届出制で、誰でも無条件で設立できるのかな?

「旅は道連れ、世は情け」などのことわざは、過去のものになってしまって、
「人を見たら泥棒と思え」が大手をふって歩いている。

 後半のは、ただの詐欺師としても、前半の、NPOとかNGOという看板がついていると、信用できるのかなと錯覚させられてしまうところが問題です。

PAC-3 2兆円 ただのムダ遣い

2009年03月24日 | Weblog
 北朝鮮による、自称人工衛星の発射期日がせまっていますが、政府筋の発言として
「突然発射されたら、あたるわけがない。」
という言葉が報道されています。
 MD ミサイル・ディフェンスのための、PAC-3に費やされた2兆円は、ただのムダ遣いだったのを、自ら認めたということでしょうか。

 昔、侍どうしが、お互いに名乗りあってから、戦闘開始したという時代もありましたが、その時代にも、夜襲、奇襲という言葉もあり、戦術として当たり前のことです。
 宣戦布告して、ミサイルの発射を予告するということを、北朝鮮に期待するなんてあり得ない事。

 高いおもちゃを欲しがる権力者に、2兆円を費やした。ということか、あるいは、ペイバックを受けるため。
 2兆円の1%~3%は200~300億円。それだけの金銭をふところに入れるために、国民の税金を2兆円捨てる。こういうことを平気でできるのが政治家、官僚なのです。

 政治家として、階段をひとつ上がると、こういった収入もひとけた上がります。
 

 また逆に、階段を上がるためには、お金が必要なのです。派閥のトップ、政党の党首になるのは、優れた政治理念、政策、などを持ち合わせて、それに対する支持を受けて階段を昇るわけではありません。はっきりと言えば、お金の力です。
 トップに立つ人が、トップでいられるのは、集金能力が高いからです。集めたお金を分け与えることにより支持を受けているのです。

 昔、よく聞いた言葉
「政治にはお金がかかる。」
というのはこういうことなのです。

 選挙で当選するためにはお金がかかる。政治家としての階段をのぼるにもお金がかかる。階段をのぼると、入ってくるお金が増える。
 自転車操業のようです。それでも必死に上を目指すのが政治家。

 一番上のトップに立てば、公然と、ノーチェックで、国家予算から自由に使える枠がある。ノーチェックとは、なににどれだけ、いくら使ったとか、まったく報告、公開の義務なしということですから、非常においしい仕事です。

PAC-3 2兆円 ただのムダ遣い

2009年03月24日 | Weblog
 北朝鮮による、自称人工衛星の発射期日がせまっていますが、政府筋の発言として
「突然発射されたら、あたるわけがない。」
という言葉が報道されています。
 MD ミサイル・ディフェンスのための、PAC-3に費やされた2兆円は、ただのムダ遣いだったのを、自ら認めたということでしょうか。

 昔、侍どうしが、お互いに名乗りあってから、戦闘開始したという時代もありましたが、その時代にも、夜襲、奇襲という言葉もあり、戦術として当たり前のことです。
 宣戦布告して、ミサイルの発射を予告するということを、北朝鮮に期待するなんてあり得ない事。

 高いおもちゃを欲しがる権力者に、2兆円を費やした。ということか、あるいは、ペイバックを受けるため。
 2兆円の1%~3%は200~300億円。それだけの金銭をふところに入れるために、国民の税金を2兆円捨てる。こういうことを平気でできるのが政治家、官僚なのです。

 政治家として、階段をひとつ上がると、こういった収入もひとけた上がります。
 

 また逆に、階段を上がるためには、お金が必要なのです。派閥のトップ、政党の党首になるのは、優れた政治理念、政策、などを持ち合わせて、それに対する支持を受けて階段を昇るわけではありません。はっきりと言えば、お金の力です。
 トップに立つ人が、トップでいられるのは、集金能力が高いからです。集めたお金を分け与えることにより支持を受けているのです。

 昔、よく聞いた言葉
「政治にはお金がかかる。」
というのはこういうことなのです。

 選挙で当選するためにはお金がかかる。政治家としての階段をのぼるにもお金がかかる。階段をのぼると、入ってくるお金が増える。
 自転車操業のようです。それでも必死に上を目指すのが政治家。

 一番上のトップに立てば、公然と、ノーチェックで、国家予算から自由に使える枠がある。ノーチェックとは、なににどれだけ、いくら使ったとか、まったく報告、公開の義務なしということですから、非常においしい仕事です。

景気がいい というのはどういうこと?

2009年03月17日 | Weblog
 昨日の記事は、違うことを書く予定だったのに、ローンという単語に引きずられて、あの記事になってしまった。

 シャーロック・ホームズの生きた時代は、100余年ほどの昔。ホームズは人を観察して、職業、家族構成、生活習慣などを正確に言い当てることができた。
 それは、みんな、着たきり雀だから。自宅にいるときも、通勤途中も、そして仕事中も、同じ服装。
 
 現代では、ホームズの能力を発揮することはできなくなった。

 洋服が、毎日着替えるものになったのは、いつからでしょう。家の中。通勤着。仕事着。寝るとき。遊びに行くとき。そして、それぞれを、季節の数だけ掛け算した量を所有していることになります。

 基本的には、夏、シャツとパンツ。春と秋に上着を一着。冬にコート。それだけでまにあっているわけです。それを長年使って、擦り切れて穴があいたり、老朽化してから、新しいものに買い換える。それだけで、必要、充分。

 季節、TPO、そして流行。現代人は、必要量の何十倍の洋服を所有しています。そういう私も、目に見えるところにあるジーンズを数えてみると、16本。見えないところにしまってあるのは、あと5本ぐらいあるかな。
 仕事用と外出用の2本あればいいのだから、必要量の10倍ということに!とは言っても、私の場合、フリマで200~500円だから、金額的には少ないけど。

 買ったけど使わなかった、流行おくれになって使わなくなった、タンスのこやしといわれるものも。

 なにが言いたいかというと、
 好景気とは、無駄な買い物をすること。
 不景気とは、必要のないものを売りつけようとしても売れないこと。

 別な場面を見る。

 食事の後、ソファーに座って、テレビを見る。スナック、スイーツ、アイスクリームのコマーシャルを見る。
 ジャンクフードを見ながらテレビ観賞。
 肥満者の大量生産。
 ダイエット用品のテレビ通販。

 グルメ番組で、でぶキャラが、グルメリポーターとして出演する場面が多いのですが、私は、「おまえは食べるなよ」と、つっこみをいれてしまいます。

 必要以上に食べさせて、必要なかったはずの、ダイエット用品を売る。これが好景気の実情なんでしょうか。

 ファッションデザイナーという職業は、アーティストとか、クリエイターなどと呼ばれて、社会的地位の高いものになっています。しかし、見方を変えると、必要量を越えて買わせるための職業、と言う事ができます。それを強力に後押しするのがテレビ。

 電化製品の新製品開発。これも便利さを提供するように見せかけて、製品の寿命がくる前に、新しいものに買い換えさせるのが主目的。

 昔、アメリカで、セールスマンの優秀さを表現するとき、
「エスキモーにカンカン帽を売る」という言葉がありました。
 私に言わせると、必要のないものを売りつける、詐欺まがい商法です。

 マーク・トウェインという作家は、日本では、子供向けの文学者と思われていますが、実は、無宗教、無心論者で、皮肉をたっぷりと効かせた作品をたくさん書いています。アメリカのセールスマンが世界中を歩き回って、不必要なものを売りつける姿を描いた作品もあります。その作品の中では、エスキモーに石鹸を売りつけていました。エスキモーは、石鹸を使ったり、入浴するという習慣を持たない民族です。 
 作品の中で、仲良くなったエスキモーの少女から
「昨日の夕食で、石鹸を一つ食べたの。」というせりふが・・

 シャーロック・ホ-ムズと、マーク・トゥエインは、ほぼ時代が重なる。イギリスで、人々が着たきり雀の時代に、すでに、アメリカのセールスマンは、世界中を歩き回って、必要のないものを、必要であるかのように錯覚させて売りつける、という行為をやっていた。ということですね。そういったことを、長年積み重ねて、売上高に兆という数字の出てくる大企業が育ってきたのです。

 こうやって見ると、地に足の付いていない商売、破綻するのはあたりまえということです。目の前のお金を、追いかけ回して、一時的に高収入を得ることを、好景気と勘違いしていただけ。

 洋服が一着ですめば、お金も少しでいい。ダイエットが必要になるまで食べなければ、食費も少なくなる。無駄なものを収納するスペースがいらなくなれば、住居費も低減できる。

 今持っている物を買い換えさせるためのブランドとしての「シンプルライフ」ではなく、本当のシンプルライフに戻ることができれば、景気に左右されることのない暮らしができる。

 

 

不況とは

2009年03月16日 | Weblog
 現在の不況の原因は、サブプライムローンにあるというのは定説ですが、別の言い方をすると、
「なんにも生産をしない、価値の再生産をしない企業が高い収益を上げるシステムの崩壊」ということができます。
 近年の所得上位者の番付を見ると、そういった企業の従事者が多いのがわかります。そして、そういった人々は栄枯盛衰が激しいのも見て取れます。

 サブプライムローンというものは、少し昔の日本で失敗した、ゆとり返済ローンに似ています。始めから失敗するのが目に見えているけれど、目の前の金を追いかける人々であふれていますから、短期勝負で勝ち逃げしようとする考え方でしょうか。

 これは、現在の日本でも形を変えて存在します。

 それは、変動金利ローンです。

 今、ローンで住居を買うと、ほとんどすべて、変動金利です。銀行は、現在の低金利を看板に掲げて、ローンの受付をしています。
 しかし、この金利での固定金利ローンの契約はしません。固定金利の契約を求めると、はるかに高い金利を要求してきます。

 現在は、これ以上下げようのない、下限の状態ですから、将来は上昇するだけです。
 ゆとり返済ローンの場合は、景気も所得も、右肩上がりが続く、という前提での契約でした。

 現在は、景気が底にあり、これから上向きに行くだけ、という楽観的な見方もできます。だから、今なら、ゆとり返済も、変動金利も成立するでしょうか。

 ひとつ、違うところがあります。

 それは、格差拡大です、

 小泉改革により、大きくなったパイの大きくなった部分は、上位者が独占するというシステムになってしまっているのです。

 一般庶民は、所得は上がらず、金利負担のみ増えていく、という図式です。

 現在の不況に突入する前は、景気上昇が57ヶ月続いていた、ということがわかりましたが、一般庶民が、好景気という感覚をまったく感じたことはないのは、全て一握りの人が奪い取っているからでした。それが小泉改革の正体。

カルデロンのり子さん

2009年03月10日 | Weblog
 ここにきて、ひとつの疑問が。

 偽造パスポートを使っての、不法入国。

 最高裁までの、審理をつくした結論。
 
 外国から働きにくる人は、大量。法律がある以上、しっかり守るべき。

というのが、法律遵守を唱える人の言い分。

 つい先日も、娘さんを殺害された被害者遺族が、殺人罪の時効の日を迎えた。
 
 また一方、時効寸前で逮捕された、強姦犯。

 殺人罪は、(今までは)15年。
 強姦罪は、7年。


不法入国には、時効はないのだろうか。生まれた子供が中学生になっている。

 法律論を言う人は、不法入国には、不法滞在が追随する。つまり、常に犯罪状態が継続する。ということになるのかな。

 だけど、不法入国に、時効を設定したら、不法滞在も同時に消えてなくなるのではないだろうか。

 殺人も、強姦も、被害者が存在する。

 不法入国、不法滞在に、被害者は存在するのだろうか。

 不況に突入した今では、日本人の仕事を奪う、と言う人もいるでしょう。しかし、いわゆる3Kと呼ばれる、きつい、汚い、危険、という、日本人のやらない仕事に従事していた。さらに、大企業の下請け搾取による、低賃金により、日本人の働き手がいなくなった中小企業です。
 日本人の仕事を奪う、という理由は成立していません。

 まじめに働いている人は、時効を導入してもいいと思う。

 さらにもうひとつ、日本国内で出生した人は、不法入国という罪を犯していない。家族全員、強制収用するというのはおかしい。(現在は収容されていませんが、意思を変えなければ、全員強制収用、国外退去とする、と言っている)

 法務大臣は、子供が一人残った場合、会いに来るための入国は、大臣の裁量でどうにもなるということを言ってる。


-----政治家は、法律を曲げて運用する権力を持っているのか・・・・ということも気になる

北朝鮮 宣戦布告?

2009年03月09日 | Weblog
 ほんとうに、人工衛星の打ち上げなら、迎撃という行為は、敵対行動ということになるのかもしれない。
 と、むこうの立場に立って考えても、まともにつきあえる相手ではないのは、動かしがたい事実。

 迎撃という言葉が出てくるのは、偵察衛星などの情報収集により、射程距離、搭載能力、わかっているから迎撃対象としている。

 情報をすべて公開して、すべてを知っていることを突きつける、という方法がいいと思う。

 だけど、そういうことは、どの程度の情報収集能力を持っているかということが、相手にわかってしまうからやらない、というのが彼らのやり方。

 しばらく東京を離れる、という対策しかないのか。


 北朝鮮の船舶が、日本の海岸線で座礁するという事故が多発したことがありました。そのとき、ミサイル発射は、陽動作戦に過ぎず、船舶を核兵器の輸送手段としているのではないか、という疑惑を感じたことがあった。
 中古の貨物船なら、ミサイルよりもはるかに安価で、合法的に、外国の海岸線に到達できる。
 日本の首都は、海岸線に面している。横須賀などの米海軍基地も目標として適当。
 こういった妄想が、可能性ゼロではないのが怖い。