東京圏の高齢者、移住支援を=候補は函館、高知など41地域-民間会議が提言
2015年6月4日(木)19時20分配信 時事通信
有識者でつくる日本創成会議の首都圏問題検討分科会
(座長・増田寛也元総務相)は4日、1都3県の東京圏で高齢者が急増し、
2025年に介護施設が約13万床不足するとの推計をまとめた。
これを受け、東京圏に住む高齢者の地方移住を進め、
国や自治体に移住費用助成など支援策を強化するよう提言。
北海道函館市や高知市、大分県別府市など
介護サービスが整う41地域を移住候補地として公表した。
25年には1947~49年生まれの
「団塊の世代」が全て75歳以上となる。
埼玉、千葉、神奈川3県を含む東京圏の75歳以上人口は
今後10年で約175万人増える。
全国の増加数の3分の1を占め、
東京圏では十分な介護サービスを受けられない高齢者が生じる恐れがある。
分科会はまず、東京圏全体の特別養護老人ホームなどの
高齢者の受け入れ能力を推計。
15年時点では約1万床の余裕があるが、
25年には約13万床不足、
40年には約16万床足りなくなり、深刻さが増す見通しだ。
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古い民話が現実化する現代のお話ですね。
これは 経済は右肩上がりでなければいけないという狂信者
別の言葉で言うと 金の亡者
という強い言葉を使ってもいいけど
経済効率を最優先したい人たちの考えることですね。
寝たきり老人は 自分でお金を使わない。
地価の高い首都圏では 効率が悪い
地方に移動すれば 介護人件費も安く
雇用の確保にもなる。
と書けば いいこともあるように見える。
ただ 遠距離になると 家族の訪問回数は うんと少なくなる。
姥捨て山と呼ばざるを得ないでしょうね。
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