ニュースの疑問

日々のニュースの中で、疑問を感じたことを、分析して、裏側をえぐり、真実を探っていく。

最貧国へワクチン

2008年02月28日 | Weblog
 証券会社が、最貧国へワクチンを送る債権を売り出しました。ユニセフも、子供達のためのワクチンを募金してしています。これはいい話のようにみえますが、疑問を感じるのは私だけでしょうか。
 さかのぼって、シュバイツァー博士の業績について。無償の奉仕の心をもって、献身的な働きをされた人です。が、視点を変えてみると、問題が浮かび上がってきます。それは自然のバランスを壊してしまった、ということです。自然界の中にできあがっている、捕食のネットワークが、微妙なバランスの上になりたっている。主に、食料の生産量の上限を無視することはできない。多産多死でバランスがとれていたところに、多産をそのままにして、多死を少死に変えてしまった。その結果は、貧困と飢餓。
 今、再び同じ間違いを繰り返しているとしか思えません。現地へ行って、幼い子供が伝染病で命を落としていく様子を、現実のこととして見てしまうと、こんなことは言えなくなるかもしれません。でも、その先にやって来ることは、しっかりと考えないといけないのです。多産のこと。食糧増産。こっちをまず解決していかないと。
 食料自給率40%の日本も、ひとごとではないのです。

大阪府累積債務

2008年02月28日 | Weblog
 大阪の橋下知事が、巨大な赤字を抱える自治体である大阪の、財政を立て直すために、府民にも負担を強いる発言をしています。
 誰が赤字にしたのか。責任者出て来い。歴代知事。トップ官僚。みんなひと財産築いているじゃないか。その財産はどこから取ってきたのか。全部没収して、裸で放り出せ。

医療

2008年02月27日 | Weblog
 最近、救急車を呼んでも、受け入れ先がなくて、患者が死亡するという事件が多数発生しています。だけど、医者、病院を非難する世論は出てきません。それどころか、医者不足、医者の労働過重、低収入、などという言葉が出てきます。
 疑問です。誰か、世論操作をする人がいるのではないか、という疑問です。昔、武見太郎という人物が、強力なリーダーシップをもって、医師会を圧力団体として、医療費をどんどん吊り上げていきました。
 イラクの人質事件でも、自己責任という言葉を使って、世論操作しました。顔も名前も出さないで、こういうことができる人物は、政権与党しか考えられない。

言葉狩り

2008年02月27日 | Weblog
 先日の倖田来未に続いて、しょこたんの発言も問題にされています。なんだか魔女狩りみたいですね。簡単にあやまっただけですませられる程度のことだと思いますこのままいくと、全部録画になって、生放送はなくなってしまう。
 政治家の発言はもっとひどいのがたくさんあるのに、なんら取り上げられることもなく、見過ごされている。
 塩爺が大臣になったばかりの時、わずか数ヶ月前のテレビ番組内での発言について聞かれると、
 「記憶に無い。」と言った。これは嘘つきでなければ、もうろく爺いということになる。いずれにしても、政治家としての資質も、資格もない。隣に座っていた女性政治家がびっくりしてふりかえって、顔を凝視していたのを覚えているが、マスコミは一切、取り上げなかった。その昔、小佐野賢治が連発して以来、政治家の、記憶に無い、という言葉は免罪符になったのか。権力を持った人には寛容なのか。

医療裁判

2008年02月12日 | Weblog
 99年に杉並区で起きた事故の、民事判決が出ました。刑事の無罪に引き続き、原告敗訴。当時の医療水準では、って、水準もなにも、簡単な話じゃないのか。割り箸の長さ。子供の頭の大きさ、構造。どの方向に、どれだけの深さまでささったのか。それを傷薬を塗っただけ、っていうのは、あきらかにおかしいだろ。とはいっても、治療のしようがなかったというのは結果論としては言えるだろうけど。
 しかし、最高裁長官は、「巷の批評には耳をかすな。」と言っています。自分達は特別な人間だと思っているのでしょうね。

ぎょうざ

2008年02月11日 | Weblog
 中国の餃子の問題は、なかなか解決しそうにないですね。一つの会社の事件ではないからです。それまでにニュースでとりあげられている、農薬、工場廃液、など。段ボール肉まん、にせ卵、など。その延長線上に起きた事件だからです。中国という国が、信頼できない国であるという印象を受けた人が多かった。
 「白い猫でも、黒い猫でも、ねずみをとる猫はいい猫だ。」小平の言葉です。
 「法律すれすれだろうと、たくさん利益を上げる会社がいい会社です。」こちらは、日本の銀行マンの言葉です。
 この二つのせりふは、ほとんど同じ意味だと考えていいでしょう。

倖田来未ニュース番組で謝罪

2008年02月07日 | Weblog
 今日、フジテレビのニュース番組で謝罪をしていました。しかし、この件は、魔女狩りみたいですね。無知からきた失言でしょう。活動自粛に追い込むほどのことではないと思う。
 それよりも、大相撲です。こっちも、元親方、兄弟子、逮捕へ、というニュースがありました。これについては、興行自粛という話が一切出ないのが不思議です。マスコミも、強い相手にはものを言えないみたい。
 気になるのは、なぜニュース番組。AVEXに恩を売っておきたいフジテレビ。ということかな。細木数子の後番組を歌番組にするということだったりして。