証券会社が、最貧国へワクチンを送る債権を売り出しました。ユニセフも、子供達のためのワクチンを募金してしています。これはいい話のようにみえますが、疑問を感じるのは私だけでしょうか。
さかのぼって、シュバイツァー博士の業績について。無償の奉仕の心をもって、献身的な働きをされた人です。が、視点を変えてみると、問題が浮かび上がってきます。それは自然のバランスを壊してしまった、ということです。自然界の中にできあがっている、捕食のネットワークが、微妙なバランスの上になりたっている。主に、食料の生産量の上限を無視することはできない。多産多死でバランスがとれていたところに、多産をそのままにして、多死を少死に変えてしまった。その結果は、貧困と飢餓。
今、再び同じ間違いを繰り返しているとしか思えません。現地へ行って、幼い子供が伝染病で命を落としていく様子を、現実のこととして見てしまうと、こんなことは言えなくなるかもしれません。でも、その先にやって来ることは、しっかりと考えないといけないのです。多産のこと。食糧増産。こっちをまず解決していかないと。
食料自給率40%の日本も、ひとごとではないのです。
さかのぼって、シュバイツァー博士の業績について。無償の奉仕の心をもって、献身的な働きをされた人です。が、視点を変えてみると、問題が浮かび上がってきます。それは自然のバランスを壊してしまった、ということです。自然界の中にできあがっている、捕食のネットワークが、微妙なバランスの上になりたっている。主に、食料の生産量の上限を無視することはできない。多産多死でバランスがとれていたところに、多産をそのままにして、多死を少死に変えてしまった。その結果は、貧困と飢餓。
今、再び同じ間違いを繰り返しているとしか思えません。現地へ行って、幼い子供が伝染病で命を落としていく様子を、現実のこととして見てしまうと、こんなことは言えなくなるかもしれません。でも、その先にやって来ることは、しっかりと考えないといけないのです。多産のこと。食糧増産。こっちをまず解決していかないと。
食料自給率40%の日本も、ひとごとではないのです。