ニュースの疑問

日々のニュースの中で、疑問を感じたことを、分析して、裏側をえぐり、真実を探っていく。

低所得家庭の多い公立小中学校に教員を増やす

2014年12月20日 | 教育
低所得の家庭多い小中校に教員2千人増 文科省が方針

東大生にはお金持ちの子弟の割合が増えている

そう言われるようになったこの頃

それは お金持ちは子供の教育にお金をかけるから

  塾 

  家庭教師

  優秀な先生がそろっている授業料の高い小中学校

  そして同じく 高等学校

低所得の家庭は そこにまわるお金がない

低所得家庭の子弟は 進学率が低くなる

ということで 負の連鎖ができるということですね。

それを解消するための施策のようですが

ちょっと問題があります。

そういう学校は全国で2000校ある。

それに対して来年度の概算予算請求で

200校に対して1人ずつ 200人ぶんで4億円

つまり 10年計画ということです。

10年経過すると 各学校に1人ずつ先生を増やせる。

その増員ぶんで 遅れている子に補習をしたり

全体のレベルアップをする。

しかし 最初の200校と 10年目の200校

10年の時間が経過する。

最初に抽出された200校の生徒が高校に在学するころ

最後の200校は 低レベルのまま放置されている

こういう施策は全国一斉にしないとだめでしょう。

増税は全て福祉に使うと言ったはずです。

消費税増税 1%で 2兆円の増収という試算を出して

そこから40億円出せないわけがない。





投票入場券が届かない

2014年12月11日 | 選挙
問い合わせ殺到「投票入場券が届かない」…史上最低投票率へ

http://news.nifty.com/cs/domestic/governmentdetail/gendai-20141210-231479/1.htm

「入場券は公選法施行令で『公示後できるだけ速やかな交付』

を各地の選管に求めていますが、あくまで『努力規定』です。

有権者に必ず入場券を届ける法的義務はありません。

投票日まで届かない地域もあるかもしれません」(担当者)

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大阪では 150万人 

その他でも 10万人単位で届いていないのに

役人のこのセリフは・・・・・・

「投票率が低くなると与党に有利」

という予想が出されているけど

それを見込んで意図的に遅らせている

とでも勘ぐりたくなりますね。

あるいは ただの無能なのか。

自衛隊は軍隊なのか?

2014年12月09日 | 自衛隊
==日米制服組トップが会談へ==

http://news.nifty.com/cs/headline/detail/kyodo-2014120901001525/1.htm

防衛省制服組トップの河野克俊統合幕僚長が17日から米国を訪問し、米軍制服組トップのデンプシー統合参謀本部議長と会談することが9日分かった。

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自衛隊は軍隊ではないと言い続けて今日に至るこの頃

軍隊でないもののトップと

軍隊のトップが

いったいなんのために

いったいなにを

話すことがあるのだろうか?

はなはだしく疑問に感じるのは私だけだろうか。

異物混入 ペヤング ごきぶりのようなものが

2014年12月04日 | 食品

「ペヤング」虫混入の苦情初めてではなかった 「小さな虫の苦情は過去にも複数あった」

http://news.nifty.com/cs/domestic/societydetail/jcast-20141204-222490/1.htm

いじめの問題では 教育に携わる人々の考えでは

いじめ問題の最大の対策は 

「いじめはなかったことにすること」

徹底的に隠ぺいすることです。

それに対して 食品業界の苦情対策は

同じく 徹底的に隠ぺいすること。

このニュースの第一報では

「虫の混入など考えられない」

100%の否定です。

私の実体験でも

マクドナルド 東急ストア

食品から異臭がありました(腐敗臭ではなく 薬品臭)

東急ストアではフロアマネージャーが訪れて

目の前で食べてみせて

「まったく異臭は感じません」と言い張りました。

マクドナルドは 目の前では食べませんでしたが 

キッチンに持ち帰ってから再び出てきて

「まったく異臭はありません」と言い張りました。

どちらも 都合の悪いことはなかったことにする。

という姿勢です。

西友で 別の件で お客様相談係という苦情受付の窓口に電話したら

こちらでも徹底的に否定していました。

室長が出てきて

「食品業界で 異臭がしたとかいうことが報道でもされると 

  とんでもない結果につながりますからね」

と 本音を暴露してきました。

一般家庭には電話録音機器などあるはずかないだろうという思い込みと

口から出た言葉は 空中に消えてしまう という考えから 本音をもらした

この頃は 企業の苦情対策の窓口は 法学部出身者が席を占めていることが多くなっています。

この室長もそうでした。

「このあいだ知り合いの判事と食事して話をした・・・」

などと 自分の権威づけになるだろうというセリフを並べながら

私にむかってこんなこと言っても無意味だけどね。



今回の当事者の行動は

ツイッターにアップしてから 企業 保健所に連絡する

というものでしたが ネットの時代になって これは最善の行動のようですね。

大企業と 一個人という 力の差で押し切ろうという姿勢が通用しなくなっている

ネットの功罪のうちの 「 功 」 のほうですね。

路上ライブ

2014年12月03日 | 警察という組織
『「池袋の路上アーティストたち、気を付けて」 

警察に連行されたミュージシャンの「警告ブログ」が波紋』

http://news.nifty.com/cs/domestic/societydetail/jcast-20141202-222255/1.htm

駅前で数年前から路上ライブをしていたミュージシャンのことです。

彼は警察に連行されて

「一発で罰金もありうる」と脅迫されて ライブの中止を与儀なくされた。

警察が善良な市民を脅迫する。

よくある話です。


この警察の行動について解説します。

簡単に言ってしまうと 

「簡単に立件検挙できる事案として目を付けた。」

ということです。



ある新聞の社説に「検挙率80%を誇ったころの日本警察を優等生だとすれば、

同20%台の今の警察は、できの悪い息子みたいなもの」とあった

(刑減免より犯罪組織が怖い、東京新聞)。

警察庁は6日、「犯罪統計資料(平成25年1~12月分【確定値】)」を発表した。平成25年の刑法犯総数として、犯罪認知件数は132万678件、検挙件数は39万4123件、検挙人員は26万2486人、うち少年(14~20歳)は5万6469人。

現在は29.8%の検挙率です。

そこで警察がとった方針はふたつ

*1 立件の困難な事案は受け付けない。

*2 立件 解決 の簡単な事案を探す。

1のほうは 詐欺などです。

詐欺は刑事事件と民事の争いとで境界があいまいで 

被害者が一件につき多数に及ぶ場合も多く

立件するための 捜査 証拠収集 被害調書作成・・・・

人数と時間がかかりすぎる。

そこで

「立件しても被害の回復をできる見込みもないし無駄手間になるだけですよ」

とでもいうセリフで 立件させない。(玄関払いとも言う)

2は 職務質問によって その場で発見 検挙できる事案

少し前は 自転車の無灯火ですね。

無灯火の自転車を見つけると 職務質問する。

それによって盗難自転車を使用している人を見つける確率が高かった。

自転車窃盗犯の立件検挙がその場で簡単にできた。

桜田門には そういう事案をいつも考えている人がいる。

そういう意味で自転車は常に目をつけています。

最近では ピスト自転車です。

芸能人も検挙されたことで有名になったと思います。

今年は 自転車の信号無視にも目をつけはじめています。

自転車以外では 「秋葉原のオタク狩り」

秋葉原でオタク狩りという事件が多発したとき

桜田門では 

「オタクたちは自衛のための武器のようなものを所持している可能性が高い」

ということを考えた。

秋葉原に制服警官が多数やってきた。

彼らは 狩る側を見つけることではなく

オタクを職務質問した。

狩る側を見つけることは困難だけど

オタクは外見から容易に見分けがつく。

つまり言ってみれば 警察がオタク狩りを始めた。

実際に彼らの予想どおり 

武器のようなものを所持するオタクたちを多数検挙できた。

オタクたちは 武器のようなものを

犯罪に使用する目的で持っていたわけではない。

一方 警察は 市民の安全を守るために働いているのではない

ということを読み取れる。

29.8%にまで下がってしまった検挙率というのは

殺人 強盗 といった凶悪犯罪と 軽微な犯罪とを 同じ丼に入れた数字

そう 簡単に立件 検挙できる案件ばかり探して

それを同じ丼に放り込むことにより

検挙率を上げることができる。

彼らの考えているのは それだけのことです。

路上ライブをしていると警察がやってきて

「道路使用許可は取っているか」

と質問してくる。

「許可は取っていない」

と答える。

「現行犯として検挙します」

その場で 立件 検挙 解決。

検挙率100%の事件となるわけですね。

検挙率30% 犯罪発生件数が100とすると

検挙数 30

さこに無許可路上ライブ 立件10件 検挙10件 検挙率100%

これを同じ丼に入れると

発生件数 110

検挙数 40

40÷110=36

簡単に36%になりました。

警察は税金から給与 経費 等 受け取りながら

その税金を払っている善良な市民を守るために働いているわけではない。

自分たちの利益だけ