ニュースの疑問

日々のニュースの中で、疑問を感じたことを、分析して、裏側をえぐり、真実を探っていく。

医師不足のキャンペーンをやっているのは誰だろう

2008年11月30日 | Weblog
 このブログに、最近たくさんアップされている、医師に関連した記事を誤解している人がいます。
 自分よりたくさん稼いでいる医師に対する反感によるものだと。実情も知らないで無責任な記事を書くなと。

 記事をよく読めば、わかります。医師に対する攻撃ではありません。

 マスコミを使ったキャンペーンに対して、嘘と欺瞞に満ちている。ということを書いています。

 コメントされる方は、そのへんをきちんと読み取って、コメントして下さい。

KDDIから料金が戻ってきた。

2008年11月29日 | Weblog
 10月23日の記事でKDDIとの電話契約について書いてあります。

 引っ越して、電話も移転申し込みをしたのに、いつまでたっても、つながらず、存在しない電話の、料金だけ請求書が届き、そして口座から引き落とされた、というものです。
 使っても使わなくても、契約があれば、料金は取る、という言い分。
 詳しいことは、前の記事に書いてありますが、料金は返却するということで話がつきました。

 そして先日、通帳の記帳をしてきました。確認すると、KDDIからの入金を確認できました。

 こういうところは、元、公共機関。まともな話が通じるところです。

 YAHOO SOFTBANK NIFTY・・・・こっちはまったく通じませんから。マニュアルにガチガチに縛られていて、マニュアルからずれていることは、一切受け付けません。
 なんの裁量権もない人と話しても、らちがあかないので、上司と替われ、と言っても、頑として替わりません。替わっても、状況は変わらないけど。その上司もしばられていることにかわりはないから。
 もっと上の、マニュアルを作った人とか、役員にたどりつかないと。

 KDDIと、他のIT業者の違うところは、企業理念。

「リスクは客に、利益は会社に。」

 ということで、KDDIは交渉しだいで、正論が通る会社だということでした。

代議士の代とは、代表の代?

2008年11月27日 | Weblog
 主に、国会議員のことを、代議士、と呼びます。

 この、代議士の、代。これは、代表の代、だと思っている人が多いと思います。

 違います。これは、代理人の代です。人口が少なければ、直接参加できますが、それが不可能になってくると、代理人を選んで、代わりにやってもらいます。
 それが、代議士なのです。

 選挙という形をとるので、錯覚、誤解があります。それは、選挙人、被選挙人の双方です。
 「選ばれた人」という錯覚です。特別な人物であるかのように誤解しています。国政に役立てるための特権、というものを与えられて、錯覚が増長しています。

 別な言葉で言うと、税金で雇った代理人です。

 本人と代理人とでは、立場は、どちらが上でしょうか。

警察の職務質問はなんのためにやるのか?

2008年11月26日 | Weblog
 模範解答は、犯罪を予防するため。

 それは、建前。あるいは、希望的観測。

 正解は、検挙率という数字をアップするため。

 昔は、50%をはるかに越える検挙率で、世界でも、日本の警察は優秀だという評判でした。
 しかし、近年まで、下がり続けて、30%を割り込みそうな状態です。

 そこで、職務質問をすると、検挙率の、分母と分子に、同時に1を入れることができます。すると、検挙率という数字が上がります。

 検挙率という数字は、凶悪犯罪も、軽犯罪も、すべて合計した数字なのです。

 無灯火の自転車を呼び止めて、職務質問します。質問をしながら、登録番号、車体番号をチェックして、データベースと照合します。盗難自転車を発見する確率は結構高いのです。

 すると、立件、検挙。同時に行えます。

 つまり、分母と分子に同時に1を入れることができるのです。1/1をたくさん加えていくと、検挙率が上がる。ということです。

 昨年ですか、秋葉原で、オタク狩りが頻発しました。警察官がたくさんやってきました。
 彼らは、なにをやったのでしょうか。

 安全の確保のために、パトロールをしたのでしょうか。

 違いました。

 彼らは、オタクを、職務質問の対象にしたのです。


 オタク狩りが頻発したので、オタク達が自衛用のなにかを持っているという可能性を読み取ったのです。

 その、なにか、を見つけたら、軽犯罪取締り法、あるいは、銃砲刀剣類取締法を適用して、立件、即、検挙。


 私が、このブログの中で、よく使う言葉。頭のいいやつは、ろくでもないことにばかり、その頭を使っている。それの具体的な一例です。警察もそうなんですね。
 オタク狩り-->自己防衛-->武器所持-->職務質問
そういうふうに頭をはたらかせているのです。

 決して、安全とか、平和とか、国民を守るとか、そんな言葉など、頭の中にはありません。

産科医勤務実態調査について

2008年11月26日 | Weblog
 調査結果が、過酷な勤務にさらされている実態を表している、と主張する材料に使われています。

 この調査のサンプルは、通常の統計学で認められるような、サンプル抽出の方法を取っていません。

 調査に応じる人を募集して、応募した人の自己申告したデータを集計したものです。

小泉容疑者 ナイフの血液DNA一致

2008年11月25日 | Weblog
 これで、どうやら真犯人逮捕で、一件落着です。

 二つの疑問。

 一つは、警察による、動機に関する追求です。

 航空機事故調査委員会などの事故調査は、同様な事故の再発を防ぐという大きな目的があります。しかし、こういった警察の目的はなんでしょうか。再発防止などとは考えられない。
 量刑のためでしょうか。計画的殺人と、衝動的殺人とで、量刑が違うのでそれが目的でしょうか。あるいは、情状酌量の余地があるのかという、これも量刑に関するものですね。

 どうも警察の動機追及という行為に、意味を感じられません。

 もう一つは、国会図書館の官僚名簿の閲覧です。

 現在、一時的に中止されているようですが、取調べの結果を見ると、これを恒久化するのではないだろうか、ということです。

 方向違いだと思います。

News week 12大文化国家

2008年11月25日 | Weblog
 アメリカのnews week誌の記事。

 アメリカが影響力で1位の文化国家に選ばれた、という記事に中国の人がかみついている、というニュース。

 まあ、影響力という意味では、アメリカが1位というのは、妥当なところでしょう。

 昔は、まず宣教師が乗り込み、改宗させました。
「右の頬を打たれたら、左の頬を差し出す」という隷属的な状態に仕上げてから、本隊が乗り込み、収奪する。

 現在は、アメリカの映画産業が、宣教師の役を果たしています。その後から、ビッグスリー、セブンシスターズ、コカコーラ、マクドナルド、ティファニー、続々と本隊が乗り込んできます。次代が変わっても、やっていることは同じです。

 そういった意味で、影響力が強いのは、アメリカが一番というのは妥当ですね。

同級生の医師

2008年11月25日 | Weblog
 ちょっと、同窓会名簿を開いて確認してみました。ひとクラス40人。医師は15人。学年全体ではそれに掛け算した数字になります。それだけの数の実例を知った上で、このブログを書いています。だから、反論される方は、きちんとしたデータを示して反論してくださいと言っています。そういうものは、大歓迎ですから。

 私のクラスの医師の半分は、開業医の子弟です。地元に帰って跡を継ぎます。残り半分は勤務医です。その中の半分が開業医になりました。大学に残って教授になったのが一人。
 
 産科開業医の息子が内科医になっていますね。(別に一例をあげてすべてだというつもりはありません)
 
 眼科の女医さんは、最近、すぐ近所に同業者が開業して、業績が下降気味。市場調査とか、なんにも考えなしにやってくる人は困り者だ、と嘆いています。

 神戸で震災に直面して、長期にわたり、ボランティアで診療にあたっていた人。

 長屋住まいのサラリーマンの子弟。京大の医学部。安下宿はすきま風だらけ。底冷えのする、京都の冬、暖房はこたつだけでがんばっていました。いまだに勤務医。開業する予定はなし。

 大病院の、姉二人長男で末っ子。医学部に進まず。よくできた話、姉二人、医師の卵を捕まえて帰郷。彼自身は、卒業後、銀行勤務などを経て、事務長のポストに。姉弟の仲がよいので、相続においても、骨肉の争いなど一切なし。

 東京の大学に進学し、そのまま東京に残り、開業した人も数人います。

 著名な心臓外科医になった人。


 いくつか、実例を書いてみました。

 ところで、新医師研修制度ができてからは、コンピューターでマッチングするので、医局の力はなくなった、とおっしゃる人がいらっしゃいます。はたしてそうでしょうか。表面的な事象を見ているだけに思えます。
 まず、それは、はじめの2年間だけのことではないのですか。2年以上の研修を義務化されていますから、その期間のことですね。しかし、それを終えてすぐに、開業医になれるわけではありません。勤務医になっても、研修は続いています。
 医療関係者の書いた記事の中には、はっきりと、派遣、引き上げ、という単語が出てきます。現在の話です。

 医局の力とは、教授のことですね。大学教授が、さまざまな力関係の上に立ち、人事権をにぎっている、ということを、医局の力と称している。

 
 

東京の水道水はおいしい?

2008年11月23日 | Weblog
 ついこのあいだ、ネットで、水道の水がおいしくなったらしいという記事があったので、おかしいんじゃないかと書いたばかりなのに。

 テレ朝、「近未来X予測テレビ ジキル&ハイド」  11月23日の今日、同様の内容で番組を作っています。

 だって、東京に住んでいる人なら、当然のことです。まずいっ。

 これって、なんだろう。嘘。捏造。世論操作。?????

 比較という意味では昔のほうがもっとまずかった、とは言えます。おいしさ、ではなく、まずさ、です。

 季節的には、5月。そろそろ雪解け水が減ってきて、梅雨に入る前。水量が減って、気温が上昇してくる頃。このへんが一番まずかった。 お湯をわかしていると、湯気のにおいが、水換えしていないプールと同じにおいでした。

 現在はそこまではひどくない。しかし、沸騰してすぐに火を止めたお湯でいれたお茶。ひとくち口に含んだら、おもわず吐き出してしまいます。とても飲み込めるしろものじゃない。数分間、沸騰を続けて、やっと、お茶にして飲める。

 テレビ朝日は、どうしてこんな番組を作っているのか、理解に苦しむ。全国ネットで、東京以外にむけて発信しているのでしょうか。


 テレビ朝日さん、答えて下さい。

医師の報酬は特別扱いするべき?

2008年11月23日 | Weblog
 私は、医師の報酬にかぎらず、すべて、平等にするべきだ、とは言っていません。
 だけど、コメントを書き込んでくださる人は、特別扱いにするべきだと言います。

 その理由として、

*高度な知識と、技術を要求される。
*高い習熟度を要する。
*難度の高い資格を必要とする。
*社会的なインフラとして重要である。

 こんな理由です。

 はじめの二つについては、すでに過去記事に書きました。そんなことは、医師だけではない。他にもたくさんの職業が、同じことを要求されます。

 高いレベルの資格試験?司法試験などよりはるかに低いレベルだと思います。卒業すれば、ほとんど合格できる。入学試験が難しいのかと言うと、親が金持ちかどうかという関門があるから、難しそうに見えるだけです。他の学部と比べて、高い授業料。寄付金。諸経費。・・・お金がないと、入れません。

 社会的に重要なインフラであるか?そういうことを言うと、あっちからも、こっちからも、おなじことを主張してきますよ。

 建築。地震で簡単に倒壊するようでは困ります。交通。上下水道。マスコミ。政治。行政。食料。・・・・・・

 医療だけが特別だと言いたい方は、万人が納得するような理論を構築してみせてください。

 私が主張しているのは、嘘と欺瞞に満ちた方法で大衆をだまし、世論操作をしてそちらの方向へ導こうとしている、ということです。